ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。

SNSを悪用しようとする人が増えている ―— 投資詐欺の被害者の約8割が50代以上 / フェイスブックからライン誘導に注意

「インターネットを介して偽情報や誤情報が拡散する時代です」

女性

「新しいツールが出てくると、必ず悪用する人が現れますね。どうしてでしょうか?」

「人間の性でしょうね。ジキルとハイドが共存していますからね」

女性

「この前、私の心の中を覗いたのですが、美しい心しかありませんでした」

「こういうことを堂々と言う人は珍しいとは思いますが、美しい心だけでは世の中を安全に渡れない時代になってきました」

女性

「そうなんですね。悲しいことだと思っています」

「日本人12人がカンボジアで保護されたそうですが、騙されて向こうに行って強制労働させられていたようです」

女性

「あらあら、可哀そうに。助かって良かったですね」

「高収入、簡単な仕事という話につられて渡航したみたいです」

女性

「ネットゲームやフェイスブックといった繋がりを利用して様々な話を仕掛けてくるみたいです」

「例のルフィ事件もそうでしたよね。指示役は海外にいたのでしょ」

女性

「知らない間に強盗をすることになっていた、という人もいたみたいです」

「結局、誰に誘われたのか、最後まで分からなかったということもあるみたいですね」

女性

「ここからが本論です ↓ 表紙写真は「ダイヤモンド・オンライン」提供です」

 高齢者でSNSを利用する人が増加

自分の世界を広げるために(交流サイト)を利用したいと考えている高齢者が増えています。NTTドコモのモバイル社会研究所の調査によると、60代で約25%、70代で7~8%位の方が日常的に利用しているそうです。

フェイスブック、インスタグラム、エックス(旧ツイッター)とありますが、実名を使用するのがフェイスブック、匿名性が高いのがエックス、その中間に位置するのがインスタグラムです。シニアの方の場合は、フェイスブックから始める方が多いようです。60代男性のフェイスブックと女性のインスタグラムの利用率は2割を超えたそうです。

(「note」)

 投資詐欺の被害者の約8割が50代以上

消費者庁の「消費者白書」(2024年)によるとSNSが関係する相談件数が8万404件、そのうち50代以上の方からのものが過半数を占めたとのことです。特に、投資詐欺の被害において、被害者の約8割が50代以上の方でした。

よくある手口は、著名人を装って投資に誘うというやり方です。最初はお試しということで少額の投資に誘い、利益が出たように見せかけて油断をさせます。大きな利益を得るためには、大きく投資すること等と、言葉巧みに誘って大金を振り込ませます。実際には、投資などしないで、自分の懐にお金を入れているだけだったのです。1億円以上だまし取られた人もいるそうです。

「自分は大丈夫、自分は騙されない」という過信が一番危ないと言います。過信があるため、誰にも相談をせず、思い込みだけが先行して、被害が拡大するとのことです。周りに相談する人がいない場合は「188」(消費者ホットライン)での電話相談という方法もあります。

(「日経クロステック」)

 フェイスブックからライン誘導に注意

フェイスブックからラインに誘導して、そこから情報を引き出すというのが常套手段です。電話番号や住所などをいきなり聞くと怪しまれるため、壮大な物語を作ってそれを相手に流します。

実際のケースを報告します。まず自分は善人であることをアピールします――「世界平和のために祈り、貧しい人々を助け、ホームレスに家と食べ物を与え、結婚し、素敵で平和な家族(原文のまま)を育てたいです」。次に自分の職業をレバノンで外科医として働いていると言い、国連の要請を受けて専ら傷ついた兵士たちの面倒を見ていると言います。外国の設定が出たら要注意です。

次に悲しい物語を作ります――妻は3年前に高速道路の自動車事故で亡くなり、娘と私の2人が遺された。娘はアメリカの知人の家で世話になっている。今の仕事が終わると退職金が出るので、そのお金で東京のマンションを買ってそこで娘と2人で住む予定と言います。そのための資金の3億円を梱包して、それを国連の配送サービスを使ってあなたの家まで運びたいので、住所、電話番号、メールアドレス、本名を教えて欲しいと言います。

教えれば、何かに利用されると思います。くれぐれもご注意下さい。

(「日本経済新聞」)

読んでいただきありがとうございました。

よろしければ「ブログ村」のクリックをお願いします。

にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村

最新情報をチェックしよう!