ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。
  • 2025年10月4日

財務省による支配がすすんでいる ―― 独立法人化による 天下り構造の温存 / 「エリート」選抜の誤謬と歴史の教訓

「前回、プライマリーバランス(「PB」)の話で終わってしまいました。PBの意味は分かりましたか?」 「要するに、借金を借金と考えてはいけないということですよね」 「そこまで理解していれば、合格です。企業を見れば分かりますが、大企業ほど借金をしています […]

  • 2025年10月2日

『財務省バカの壁』を読む ――  財務省は日本のディープステート / 「ザイム真理教」(森永卓郎)になった瞬間に日本の成長が止まった

「元大蔵省のキャリア官僚の高橋洋一氏が『財務省バカの壁』(祥伝社、2025)という本を出しています。それを話題の材料にしたいと思います」 「老婆心ながら、「バカの壁」なんて表題をつけて大丈夫ですか?」 「少し品がない感じがしますが、高橋氏に言わせると […]

  • 2025年9月30日

「人的資本」時代の課題と可能性  ―― 労働力からアイデンティティ重視の働き方へ / 人をフローに導くためには、アイデンティティが重要

「子どもがテストで良い成績を取った時に、御褒美(ごほうび)ということでお小遣いをあげているのですが、余り良くないと言われてしまいました。どう、思われますか?」 「いくらあげているのですか?」 「大した金額じゃあないですよ。小学生ですからね。100円と […]

  • 2025年9月27日

「あんぱん」の八木上等兵の涙ながらの告白 ―― 戦争の総括がなぜ進まないのか / 餓死、栄養失調死、伝染病死の方が戦死者よりも多かった

「暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものですね。お彼岸を過ぎて、過ごしやすくなりました」 「クーラーなしで寝られるようになりましたからね」 「9月に入ってからも猛暑の勢いは衰えず、どうなっちゃうのかなと思っていましたが安心しました」 「ところで、朝ド […]

  • 2025年9月25日

『資本論』の批判的検証 ―― 剰余価値論と労働価値説の限界 / サービス労働の「価値」をどのように算定するか

「前回の話の中で、「サービスの両極的価値」という話が特に印象に残っています。成る程と思いました」 「それは何よりです」 「両極的価値という言葉は、どなたかの言葉ですか?」 「私の造語です。意味は、分かりましたか?」 「そこはかとなく、分かったという感 […]

  • 2025年9月20日

日本共産党を検証する(その2) ―― 『資本論』をバイブルと考えている政党 / 『資本論』の冒頭から問題あり

「前回の参議院選挙で共産党が獲得した議席はわずか3議席でした」 「非改選の4と合わせて7議席になりました。衆議院の8議席とあわせて15議席が現在の共産党の勢力です」 「以前と比べて減ったという印象を持っています」 「かなり減っています。例えば、199 […]

  • 2025年9月18日
  • 2025年9月18日

日本共産党を検証する(その1) ―― 創設の背景、組織原則、歴史分析の限界など

「今は亡き立花隆氏が書いた『日本共産党の研究』(講談社学術文庫、1983)という書があります」 「私が最も苦手とする分野です」 「戦前の共産党の活動史をまとめたものです」 「全3巻の大作ですよね。戦後の活動については、何も触れていないのですか?」 「 […]

  • 2025年9月16日
  • 2025年9月16日

明治維新という名の悲劇 ―― 明治維新は新しい時代への幸せな門出とはならなかった / 「五箇条の御誓文」で示された理念と真逆の実態

「高校社会科に「歴史総合」という科目が導入され、2025年にはセンター試験も実施されました」 「何か問題があるのですか?」 「歴史総合は日本史と西洋史の総合ということですが、全く違った自然観、国家観をもった歩みをしてきた両者を何で「総合」できるのかと […]

  • 2025年9月13日

「貯蓄から投資へ」笛吹けど民は踊らず ―― 金融教育は社会科で教えるべきもの  / 投資は学ぶより慣れろ

「タンス預金という言葉を知っていますよね?」 「文字通り、タンスにお金をしまっておくことでしょ。だけど、タンスを使っていない家が多くなったと思います」 「今風に言えば、クローゼット預金でしょうか。一世代前の貯金のあり方であることは確かですが、日本にお […]

  • 2025年9月11日

伊東市長、議会解散の暴挙 ―― 地方政治の矛盾と制度的限界 / 首長と議会の関係はどうあるべきか

「議会を解散してしまいましたね」 「今、話題の方ですね」 「静岡県は前の知事の時に物議を醸しだして、今回は伊東市でひと騒動と、大変ですね」 「ただ、今回のケースは類い稀だと思います。学歴詐称でしょ。政治的な問題ではありません」 「パワハラも同じだと思 […]

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