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独裁の進展が急激に進むだろう ―― 世界制覇を狙う国がここまでの強国になったことは人類史上なかった

「今日も中国の話題でいきたいと思います」

女性

「共産党大会が開かれている最中ですし、大体の路線も見えてきましたからね」

「習近平の3期目突入が確実視されています。日本は中国の動向に今まで以上に注意をしなければいけなくなるでしょうね」

女性

「やはり、独裁は今まで以上に進むのでしょうか?」

「それは確実でしょう。下手をすると、個人崇拝が出てくるかもしれないと思っています」

女性

「習近平氏の巨大な銅像が建てられたりするということですか?」

「ソ連や北朝鮮ではないので、そこまではしないと思いますが、永久主席ということで任期なし、つまり終身政権を作る可能性があります」

女性

「素朴な疑問ですが、68歳定年、2期10年というルールを破ることに党内から批判はなかったのですか?」

「そういうことを想定して、党内批判グループを「腐敗撲滅」を口実にしてかなり粛清したようです。今月18日に予定していたGDP(7~9月期)の発表がされませんでした。余り良い数字ではない場合は、周りが忖度して発表を延期させる位の力が彼に集中しているということだと思います」

女性

「公式統計の発表を止めてしまう位の力ということですものね。日本だったら大問題ですものね」

「中国は世界第2位の経済大国ですからね。その国の統計発表を止めてしまう位の力があるということです。ただ、都合が悪いものに「フタ」をするということをやり始めると、これから様々な分野にそういうことが及んで、最後には国際的に信用されなくなります」

女性

「中国は、もともとそういう体質を持っていましたよね。これからは露骨に出てくる可能性があるということですね」

「鄧小平の進めた方針が『改革開放』であり、それで中国が発展しました。それと逆行することを今から強力に進めようとしていることは確かだと思います」

女性

「『改革開放』の反対なので、閉鎖的独裁ということですか?」

「ネーミングはともかくとして、その方向での中国の発展はないと思っています」

女性

「ここからが本論です ↓」

 忖度が当たり前のように出てくると、独裁者は孤独感を味わうようになる

独裁が進展すればする程、道を踏み外す確率が高くなる――歴史の中から導き出された教訓です。どうして、そういうことが起きてしまうのか。このことについて、順番に説いていきたいと思います。

まず、権力者はその権力を自分の手元にさらに引き寄せたいと思う心理に駆られます。これは、一体何なのかというと、自己保身から来るものです。実は地位が高くなれば成る程、敵が加速度的に増えます。場合によっては、寝ている間に首を取られることもあります。そういう中で、自分の地位を守りたいと思う気持ちが強く働くようになります。そのため、自分の地位を脅かそうとする者を自分の権力を使って追い落とそうとします。所謂(いわゆる)、権力闘争です。

権力闘争は日々の闘いで、いかに自分の仲間を多く作るのかという知恵比べの面もありますが、自分に対する批判勢力をある程度追い落とすと、今度は対抗・抵抗しても仕方がないという一種の「あきらめ」ムードが組織、あるいは国全体を覆うことになります。忖度(そんたく)は、この状態で起こります。

そして、不思議なことに、忖度が当たり前のように出てくるようになると、独裁者は孤独感を味わうようになります。自分の考えは本当に正しいのか、と自問自答し始めますが、その解答を周りの「忖度連中」に求めても無駄です。すべて「YES」という答えしか返って来ないからです。それでどうするのか。自分の地位を確立して、最高位になったのだから、最高位の人間が出す判断は絶対に正しいに決まっている、という考えにもって行こうとします。今の習近平氏の心理状態は、まさにここにあります。地位を得ることによって、本人の心理は極めて安心・安定を得ることになります。それを得たいがために、党大会も含めて、関連会議を開催しているということが言えるのかもしれません。

(「PRブログ-Ameba Ownd」)

 

 世界制覇を狙う国がここまでの強国になったことは人類史上なかった

一党独裁国家でも危ういのに、そのトップの人間に殆どの権限が集中してしまうという状況がこれから現出しようとしています

中国はかつての時代の中国とは違って、今や世界第2位の経済大国であり、軍事大国です。そこまで巨大な独裁国家に成長させた原因は、アメリカと日本にあります。アメリカはそのことに漸(ようや)く最近になって気付き始め、中国に対する警戒感を最大限に引き上げようとしていますが、世界制覇を狙う国がここまでの強国になったことは人類史上なかったことです

独裁国家の恐しさは、トップに正しい情報が伝わらず、そのために国家の方針が狂うことにあります。実は、これが一番怖いことですし、現実に今のロシアの状況がそうだと思っています。不都合な情報やデータがトップに届かない。何故、届かないのかと言えば、そのまま報告してしまうと、場合によっては配置転換、最悪の場合は粛清の対象となります。我が身可愛さの余り、データをオブラートに包んだり、わざと遅らせたりということが日常茶飯事的に行われるようになります。

(「日経ビジネス電子版」)

 流動的な世界の中に身を置いて「光明」を発見する時代

隣国中国の今後の政治・経済状況をある程度予測をして、日本や日本人は行動する必要があります世界は常に変化しています。その変化に応じて、日本という国のあり方も変わっていくことになります。それは至極当たり前のことですが、中には何があっても「平和憲法」という人たちも少なからずいるのです。

そういう硬直した考え方から抜け出す時代でしょう。世界は極めて流動的です。国際社会の中を生き抜かなければいけません。自然界には、北極星というある意味では一種の「絶対的な指標」がありますが、現実世界にはそういったものはありません。中には、あると思っている人たちもいますが、そのような硬直した考え方を棄て、時代の流れの中に身を置いて、その中から「光明」を発見する時代だと思います。

(「多摩六都科学館」)

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