ユーチューブで『日本の政党の綱領の話』なんて、やっていたのです。見てしまいました
そういうものも流しているのですか?私は、ユーチューブは殆ど見たことがないのです。いかがでしたか?
30分位でしたが、綱領だけでも、政党によって随分違うなと思いました。長いのや短いの、それぞれですね
女性でそういうものを見ようとする人も珍しいですね
あれっ、そういう考え方は男女差別に繋がりますよ
差別意識はありません。一般論で言っただけです。ただ、あなたのそういう切り口は戦後から始まっています
戦前は男女差別が当たり前だったからですか?
そういうものの言い方も、戦後ナイズされたものですね。平等とか、差別というモノサシで戦前は判断していません。ある意味、自然体で受け止めていたのです
ただ、平等の考え方が入ってきたのは、明治の文明開化の時期ですよね。天は人の上に……と福沢諭吉がおっしゃっています
平等という言葉が分からないだろうということで、天、上、下という単語を使って平等を説明したのですが、明治憲法には平等という概念を取り入れていません
自由という言葉は使っていますよね
ありますけど、すべて条件付きです。現実的にはそれが正しいと思いますが、そのことをもって批判する学者がいます
日本国憲法が基準だからでしょ
まあ、そういうことですね。それを絶対的に正しいという前提で考える人がいますからね
「血統」隠しから始まる日本共産党の綱領
「日本共産党は、わが国の進歩と変革の伝統を受けつぎ、日本と世界の人民の解放闘争の高まりのなかで、一九二二年七月一五日、科学的社会主義を理論的な基礎とする政党として、創立された」とありますが、創立のいきさつが隠されています。もともとユダヤ人が作ったコミンテルン(国際共産主義組織)の日本支部として作られたことは、歴史的事実ですが、敢えてその「血統」を意識的に隠そうとする意図が見受けられます。
以下は、第20回大佛次郎賞を受賞した中村隆英氏の『昭和史 Ⅰ』(東洋経済新報社.1993年)からの抜粋です――「コミンテルンの密使は1920年10月に東京に現れ、資金援助を約束し、コミンテルン日本支部としての日本共産党を設立するように呼びかけた。……略……結局、堺(利彦)、山川(均)らも重い腰を上げて1922年7月、中央委員8名を中核とする「日本共産党」が創立された。間もなく開かれた1922年11月のコミンテルン第4回大会に日本共産党の成立が報告されると、この大会の綱領委員会で『1922年テーゼ』が作成され、23年石神井で開かれた会議で検討された」(91-92ページ)
ロシア革命がレーニンの指導により成功裡に終わります。普通ならば、ここで立ち止まって国内組織を整備し、国内産業やインフラをどうするかに関心が向くと思いますが、彼の関心は国際社会に向くのです。
レーニンは国際共産主義運動をコントロールするために第三インターを創設します。ユダヤ人であるレーニンの最終目標はユダヤ人の国をつくることです。彼にしてみれば、ロシア革命の成功くらいでは喜んではいられないということでしょう。こんなところで立ち止まらないで、この革命を全世界に広げ、各国の権力者を打ち倒し、ユダヤ人国家をつくる国際環境を1日でも早く実現させたいという一念だったと思います。
ユダヤ金融資本と叡智が、世界の政治と経済を動かす
2000年以上にわたる流浪の旅をし続けながらも、その民族的団結を維持できたのは、その資金力と戦略的能力の高さゆえだと思っています。ユダヤ財閥はいくつかありますが、例えばロスチャイルド家は戦争にも、政府にも、企業にも資金を出す世界で最も有名なユダヤ人でした。第二次大戦後には、パレスチナの地にイスラエルを建国するときの強力なスポンサーにもなります。
ユダヤ人は世界の人口の0.2%くらいしかいないのですが、ノーベル賞の6部門をすべて受賞し、全体の受賞者のうち、ユダヤ人が占める割合は22%にもなります。ノーベルはダイナマイトの発明によって巨額の富を築いた人です。彼の遺言によりノーベル賞が創設されましたが、実はノーベルもユダヤ人です。ノーベル賞を審査するのは、ユダヤ人たちなので、世界の叡智を審査することができます。
ロックフェラー、モルガンといったユダヤ財閥もあり、ユダヤの巨大資本が国際金融市場に大きな影響を与えているのです。
2017年12月に、突然トランプ大統領がイスラエルの首都をエルサレムであると正式に認め、アメリカ大使館をテルアビブからエルサレムに移転すると発表して、中東地域に緊張が走りました。聖地エルサレムという言葉があるように、エルサレムはユダヤ教、キリスト教、イスラム教といった3つの宗教の聖地です。
ところが、トランプ大統領の発言は、エルサレムはユダヤ教の聖地であることをアメリカが認めると言ったようなものなのです。微妙で複雑な問題が絡むため、トランプ大統領はほとんど何も説明していませんが、裏でユダヤ人組織が動いたことは明白ですし、アメリカの大統領を動かす力があることを証明したのです。
共産主義思想が日本でウイルスのように増殖している
共産主義思想はそのようなユダヤ人によって作られた「国家破壊イデオロギー」です。ユダヤ人であるマルクスがその叡智を結集して作ったかなり精度の高いものです。そのため、学歴が高い人に罹(かか)りやすい性質をもつため、日本人の多くの歴史学者や憲法学者が感染しています。
国家を破壊するためには、その国の歴史を捻じ曲げ、民族が誇りを持たないようにし、法制度の効力をなくすための概念を国民の間にまき散らします。そして、それを教育機関を使って行うことにより、国家の破壊は内部から加速度的に進行することになります。
日本共産党は戦後、そのシナリオに添ってその役割を果たしてきたのです。戦後しばらくの間は、日教組や全学連といった組織を通して、正面から思想とイデオロギーが注入されました。そのような国家破壊の共産主義イデオロギーは、マスコミや大学、教育機関、労働組合や様々な大衆組織がクラスターとなって広がりました。
そういったことに対して、「今日でも日本共産党が日本の社会で害毒を流していることに対して我々ユダヤ人は心を痛めている」(モルデカイ・モーゼ『日本人に謝りたい』沢口企画、2019年/35ページ)と言っていました。ただ、この書が書かれたのは、今からおよそ40年前です。実は、事態は2次感染の段階に入っているのです。
日教組や全学連、民青といった組織が衰退して正面から思想が入りにくくなる一方、反日的なイデオロギーが形をかえて日本社会の中に浸透しています。
一番分かりやすいのが日本国憲法です。この憲法のモデルはワイマール憲法です。2つの憲法は、ユダヤ人が作ったものです。「日本国憲法はワイマール憲法の丸写し――しかもかなり杜撰(ずさん)―であるといった方が正確であろう」「この憲法の作者はユダヤ人であり、そこに貫かれているものは第二次大戦終結時ではすでに極めて時代錯誤的なユダヤ思想だった」(モルデカイ・モーゼ 前掲書/101ページ)
どういうことか、多少の解説が必要だと思います。日本国憲法が説く「平和」「自由」「平等」というのは、戦後に憲法によって持ち込まれた概念です。我々日本人は、これらに珠玉の価値を感じ、重宝がったのです。実際に、教育現場でそのように教えられたため、国民全体が一種の洗脳状態になりました。
そして今や、「自由」「平等」が普遍的な価値をもつものだと完全に信じ切った上で、様々なことを考え発言をし始めた人たちが出てきました。少し考えてみれば分かると思いますが、この現実の世界で完全な「自由」「平等」は実現しません。現実の世界は仮想のバーチャル世界ではなく、個性をもった人間が集まって社会を形成しているからです。「平和」も武器も何も持たずに平和が実現するような世界ではありません。
仮に、人間が「一匹オオカミ」で生き抜くことができるならば、「自由」「平等」「平和」は実現するでしょう。ただ、人間は一人で生きることはできません。自給自足社会ではないので、実際に我々の身の周りもので、着ているもの食べ物を含めて自分で作ったり調達したりしたものが殆どないことからも分かると思います。
逆に言うと、この実現不可能な概念を使えば、権力批判を様々な角度から行うこともでき、大衆を永続的に扇動することもできるということです。そして実際に「われわれに自由を!」「真の平等社会を実現するぞ!」と言って扇動してきましたが、この方法は今は余り通用しません。「抗体」ができてしまったためです。街頭で、自由、平等と言ってアジテーションをしても、素通りされるだけでしょう。現在は、そういったことを念頭に置きながら論理を操作するようになってきています。新種のウイルス、デュープス(Dupes)の誕生です。
反日、反権力のイデオロギーに類別され、「朝日」に代表される反日マスコミ、共産党、立憲民主党といった政党、憲法学会、歴史学会、外務省、文科省を通して、現在秘かに増殖し始めています。それらからまき散らされるウイルスの多さに、ため息が出ることが多くなりました。
特効薬はありませんが、日本人は勘が良い民族です。素直な心で、思い込みと先入観に気を付けて物事を判断すれば、大丈夫だと思います。
読んで頂きありがとうございました