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コロナ禍という逆境の時代 / 「いかなる教育も、逆境から学べるものに敵(かな)わない」(英国宰相・ディズレーリ)

  • 2020年11月4日
  • 2020年11月5日
  • 教育論
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「艱難汝を玉にす、という諺を知っていますか?」

女性

「意味は大体分かります。昔、習ったことがあります」

「苦労は買ってでもしろということですね」

女性

「苦労を自分にとっての修業期間と考えて、そのピンチをチャンスと考えましょうということですね」

「その通りです。ただ、苦労にまつわる箴言が多いのは、困難に直面すると、挫折する人がそれだけ多いからではないかと思います」

女性

「余り、思い浮かばないのですけど……」

「いかなる教育も、逆境から学べるものにかなわない、というのはどうですか?」

女性

「逆境が最上の教師ということですね。逆境に遭って、初めて真剣に生きなくてはと思いますからね」

「あなたの口からそういうことを聞くとは思いませんでした。何かご苦労されたのですか?」

女性

「私は就活で苦労しました。少しこだわりをもっていましたから。希望した会社から不採用の通知をもらって、本当に目の前が真っ暗になりました」

「ただ、そういうのを本当の苦労とは言わないと思います」

女性

「そうなんですか! 本人は絶望の淵に追いやられたのですよ」

「一瞬だったんでしょ。継続性がないものは、本当の苦労とは言わないと思います」

女性

「ここからが本論です ↓」




 教育のデジタル化が緊急の課題と分かる

コロナ禍があり、「グローバリズム」の風が吹き止み、国民の目が内に向きましたその途端に、日本の遅れを実感することになります。コロナ禍で政府が最初にとった措置は、全国一斉休校です。後になって、あくまでも要請だったと言い訳をしていますが、日本の教育は中央集権体制ですので、公立学校はほぼ100%、私立学校でも90%の学校が要請に従って休校措置を取りました。

それはそれとして良いのですが、問題はその後です。何もフォローできなかった学校の実態が明らかになったのですデジタル化の遅れを知らしめる結果となりました。私立の学校では、授業をデジタル配信したところもありますが、多くの学校はただ単に休校措置をとったというだけで終わったのです

休校要請が3月に行われ、卒業式と終業式、さらには入学式ができなかったという学校が多かったと思います。ただ、今考えれば、あそこまで休む必要は全くなかったと思っている人が多いのではないでしょうか。それを問題にしても仕方がありません。あのようなことが再度起きた時に、対応できるような態勢を今のうちにつくっていくことだと思います。

 

 習近平の国賓としての来日がなくなる

神様がいて、習近平の国賓来日をしたら大変なことになると思われて、コロナ菌を中国大陸に撒き散らしたのではないかと思っています。余りに絶妙なタイミングでしたし、中国の初期対応が余りにも悪く、そのため日本も含めて多くの国から批判を受けることになります。感染がアメリカにも広がり、多くの犠牲者が北米や南米大陸から出たことも中国への反発を強める結果となりました。

当初、日本政府は国賓としての来日を4月に予定していました。ところがコロナ禍のため、無理と判断し、今年の3月5日に延期を発表したのです。現在は、これが無期限延長のような状況になっていて、お互い相手がどう出るかを見ているような状態です。

そして、その間に中国の公船による尖閣周辺の接続水域や領海侵犯が度重なり、11月2日の時点で283日を数え、過去最多になりました。接続水域や領海侵犯がある度に日本政府は中国当局に抗議をしてきましたが、最近では「中国固有の領土だ。日本政府の抗議は受けない」と言い出す始末です

国賓来日は、ますますあり得なくなっていると思います

尖閣に対する態度が変わったように、中国は香港に対する統治の方針を大幅に変えました。「国家安全法」を制定し、香港の自治を強権的に奪ってしまいました

1997年に香港が英国から中国に返還された際、高度な自治を保障する「一国二制度」が導入されました。憲法にあたる香港基本法は、香港政府に行政管轄権や立法権、独立した司法権を与えていました。香港市民は、中国本土とは違った言論や報道の自由も認められ、市民は基本法が約束した自由や権利が保障されていたのです。ところが、今回の措置を強引に進め、香港市民の人権を奪ったため、欧米諸国から批判されると同時に、中国離れを加速させることになりました。

アメリカと中国の対立が激しさを増しました。コロナ禍がなければ、ここまで激しくならなかったのではないかと思います。中国はそういった状況の中で、強権体制を固め始めています。

国内での統制を強め、南シナ海や東シナ海での拡張主義的な行動を強めています。中国共産党の本音が、より一層濃く現れ始めているのです

 

 親子と自然の中で対話し触れ合うことを勧めます

学校や幼稚園の休校により、困った方も多いのではないでしょうか。いつもは学校や保育園に預けてしまい、子供のことをゆっくり見ていなかったと思った方もいたのではないでしょうか。

親子の教育に勝るものはありません教育は愛情と信頼のもとに成り立つものだからです後は、自分の子供のニーズにあった教育を提供してあげれば、子供は幸せの時間を送ることが出来ます。何をして良いか分からない場合は、自然がある広場、公園に連れ出してあげて下さい。子供は遊びの天才なので、身の回りの目についたものを使って勝手に遊び始めます。

私の幼き頃は、自然がまだ多く残っていて、バッタや蝉やカエルを捕まえたり、野山を友達と駆け巡って遊んでいました。最近、教育学の分野で言われ始めているのは、秘密基地やかくれんぼといった幼少期の外遊びで培われる創造力の大切さです。実際に、教育のために利用しようということで学校林を所有する小中高が全国で約2500校あるとのことです

ただ、最近はそういった自然教育の意義が理解されなかったり、森の管理の手間がかかるということで縮小する方向にあると言います人間は自然の中で育ち、自然の中で知恵を育んできたのです。そんなことを幼い子供と向き合って確認できれば、コロナ禍を上手くプラスに転じたということになると思います。

そのように、何事もプラス思考で考えることによって新たな道が開けるということなのかもしれません。「塞翁(さいおう)が馬」という諺もあります。

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