「線状降水帯というのですか? 雨の量が半端なく多いですね」
「千葉、茨城、栃木辺りに相当降ったようですね」
「最近、多いですよね。日本だけでなく、中国も台風による豪雨災害があったようです」
「異常気象と一言で片づけられない程、頻繁になってきましたね」
「異常が続けば、通常となりますからね」
「ただ、毎年8月は38度が当たり前というのは、ちょっと困るよね」
「8月は結局、寝る時はずっとクーラーをつけていました」
「3日位前から、ようやく、クーラー無しでも大丈夫になりました。この気温が50年位前だったら大変なことになっていたでしょうね」
「クーラーがない時代ですね」
「その頃は扇風機の時代ですからね。これは自然からの仕返しだと思っています」
「私は極めてエコな生活をしていますけどね」
「エゴじゃあないの?」
「失礼な! そんなこと言っているから、インフルエンザに罹るんですよ。何で夏なのに、インフルエンザに罹っちゃったんですか?」
「てっきりコロナかと思って医者で調べてもらったらインフルエンザと言われて、あの時は驚きました。驚いた顔をしていたら、医者に今、流行っていると言われました」
「原因は分かっているんですか?」
「その医者は、マスクによる免疫の低下が原因ではないかと言っていました」
「マスクをすると免疫が低下するのですか?」
「コロナでマスクをするようになって無菌状態の場面が日常的に多く作られ、それで免疫が低下したのではないかと言っていました」
「様々な菌と接することも大事ということですか? ここからが本論です ↓ 表紙写真は「iStock」提供です」
自然災害を受けやすい場所に位置
気象災害リスクというのがあり、日本は世界で最も災害リスクが高い国だそうです。プレートが接する所に列島があり、そのため絶えず地震があります。そして、太平洋に浮かぶようにして列島があります。偏西風と熱帯低気圧の影響を受けやすい所に位置していますので、台風による風水害を受けやすいと思います。
日本列島の至る所で毎日のように地震があります。それと台風による風水害。太平洋に浮かぶ島国のため、自然災害が多く、そして近年の異常気象の影響を直接受けるような地理的環境に日本があります。防災の備えが今まで以上に必要な時代になりました。
(「応用地質」)
異常気象は増えている――この50年で5倍
WMO(世界気象機関)によると、暴風雨や洪水、干ばつの発生件数が1970年から2019年の50年間で5倍近くに増加しているそうです。そのような自然災害が多く起こる根本の原因は、地球温暖化があります。
地球温暖化が何故、起こるのか。地球の大気の中に二酸化炭素やメタンガスといった「温室効果ガス」が含まれています。そのガスのお陰で、地球は温かい環境が維持されています。もし、それがない場合は、地球はマイナス19度の死の惑星になるそうです。
「温室効果ガス」は地球が寒さを防ぐための服のようなものです。今までは、気候に合った服であったため快適だったのですが、近年は余分に着込んで厚着状態になってしまっています。そんなこともあり、世界の海面の約5割が8月に異常な高温状態となったそうです。
(「QuizKnock」)
異常気象対策世界会議の開催を
我々は自然環境は何があっても壊れないものと思い込んでいますが、微妙なバランスの上で成り立っています。そのバランスを崩しているのが人間です。人間が活動すること自体CO2 を出します。さらに様々な生産活動に伴ってCO2を排出します。それらが積り積もって、厚着状態にしてしまったということです。
厚着状態にしたのは人間です。一番の原因は、人口増です。1974年に世界人口会議が開かれました。会議の目的は、人口減です。1974年を「世界人口年」と定めたものの、人口減について合意は得られていません。何故なのか。人口抑制の賛否をめぐって、賛成と反対の意見が出て対立が表面化したからです。
「静止人口」といった変な概念を持ち込んで、少なくとも人口抑止の合意を得ようとしたのですが、結局上手く行きませんでした。当時の社会主義国やアフリカ諸国がこぞって反対したのです。肝心の国が反対するようでは意味がありません。
日本は愚かなことにその会議の前に「日本人口会議」を開いて、人口減に協力することを宣言してしまいます――「われわれは、人口増加の勢いを阻止するための節度ある、しかも効果的な対策が必要であると考える。……「子供は2人まで」という国民的合意を得るよう努力すべきである」。何のことはない、世界の人口はその後も増え続け、日本は人口減に向かい、自然環境は悪化するという事態となったのです。為政者に有能な人間を入れる必要があるということです。
(「Ameba ブログ」)
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