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重みがある言葉をいくつ子供たちに伝えることが出来るか――「死中活あり」/ 大人も重みがある言葉を言える努力をする必要あり

  • 2021年11月3日
  • 2021年11月3日
  • 教育論
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「致知出版社が発行している『致知』という雑誌を知っていますか?」

女性

「初めて聞きましたけど、市販しているのですか?」

「専ら通信販売です。ただ、月刊の雑誌ですが1冊の定価が1,100円します。創刊してから43年、定期購読者が11万人いるそうです」

女性

「値段が高い割には、読者が多いのですね。購読しているのですか?」

「ええ、一応。あるきっかけから購読を始めました。これだけ質の高い雑誌を継続していくのは、大変だろうなといつも読みながら感心しています」

女性

「書いてもらう人と、内容などに何か工夫があるのですか?」

「毎月テーマを掲げています。今月は「死中活あり」です。あと、すべて論文にすると読むのが大変ですので、そういう配慮から対談とインタビュー記事を半分位入れて、メリハリを付けています」

女性

「あと、何か工夫を感じているところがあれば……」

「工夫というか、読書会の情報を載せています。「木鶏(もっけい)クラブ」と言うのですが、全国各地に支部があって、『致知』の読者会が開かれているのです」

女性

「それに参加しているのですか?」

「そちらは参加していません。時間が出来たら参加しようかなと思っています」

女性

「読書会はいいアイデイアですよね。文章の読み違いがありますものね」

「というか、多くの人と一つの記事を巡って意見を交わせるのは、素敵なことだと思いますよ」

女性

「著作権に引っかからない程度で、中身のことを紹介して下さい。ここからが本論です  ↓」

 「死中活あり」の意味

この言葉は、東洋学の安岡正篤氏の言葉「六中観」の中の一つで、「もう駄目だという状況の中にも必ず活路がある」という意味です。

仕事が上手くいかない、人間関係も上手くいかないということで、23歳の馬鹿者がわざわざ九州から上京して京王線の電車内でナイフを振り回し、火をつけた事件がつい先日ありましたが、現実世界は漫画の世界ではないので上手くいかなくて当たり前なのです。1人が1億人に向かって大声で叫んで生きているようなものかもしれません殆ど影響力はありません。無言の圧力に押しつぶされることがあるかもしれませんが、少し力を抜くと、一筋の光が差し込むことがあります。

『致知』の中のある学校の校長先生の実体験の話を紹介します――瀬戸内海で乗っていた船が沈没したそうです。海に投げ出され渦にも巻き込まれて底まで引き込まれたこともあったのですが、その際に何の抵抗もせず生きようという考えも捨てて身を任せようとしたそうです。浮いたり沈んだりを7、8回繰り返し、最後救助隊に助けられたそうです。その一方で、多くの人は渦に巻き込まれまいと必死で抵抗して溺れてしまって命を亡くしたそうです。

このエピソードを「示唆に富む話」として紹介しています。

(「Tシャツトリニティ」)

 「現実を否定してもいけない。是認してもいけない。容認しなければいけない」(松下幸之助)

松下幸之助氏は松下電機、現在のパナソニックの創業者です。家が貧しく、尋常小学校さえ満足に通うことが出来ず、4年で中退して丁稚奉公をしています。その学歴に比し、遺した言葉のレベルを考えると、実社会で自分を高める努力をしたことがよく分かります。

松下幸之助氏の言葉を紹介します――「人間は行き詰まるということは絶対にない。行き詰まるということは、自分で行き詰まったと思うだけのことである」。彼の人生の重みを感じる言葉です。家の資産はなし、学歴はなし、封建時代の遺物が残った明治時代に、身を粉にして働くしかないのかと思えば、行き詰まりどころではなく、絶望感だけが広がったこともあると思います。

そういった境遇を味わった人の言葉だからこそ、そこに重みを感じることが出来ます。

(「アマゾン」)

 重みがある言葉をいくつ子供たちに伝えることが出来るか

この社会は伝え合いの社会です。上手く伝えることが出来れば、この社会と国家は半永久的に存続します。ただ、継続の仕方が問題です。一般的には、教育によって伝えることになるのですが、教育の中身が問題となります。

心技体という言葉があるように、3つの方面から考える必要があります。国民レベルで考えなければいけないのは、「心」の部分なのかもしれません。教育は、本来私事的なものなので、学校教育の道徳教材がお粗末なので、家庭で補う必要があると思っています。それは何も改まってどこかから引っ張り出してくる必要はありません。新聞のコラムでいい話があれば、それを語ってあげても良いと思います。肩の力が抜けたものでも、人を動かす力があるものはあります。

(「www.pinterst.jp」)

例えばということで、『カズ語録』(PHP文庫、2012年)というのがあります。ユニークな本で、1ページに一つカズこと三浦知良氏の言葉が掲載されています。若者には、こういう言葉の方が響くことがあるかもしれません。

いくつか紹介します――「大事なのは、結果が出なくても 人のせいにしないってこと

「プレッシャーから逃げたい自分がいつもいるんだけど、『おい、そうしたら人生つまんないだろうが』と思い直す

「支持されること、批判されること、そのすべてが仕事の一部だと思えばいいんです」

「神から与えられた試練だと思う。逆境をはねのける強さを持てということ」

人間、目標や夢がないと生きていけないものじゃないかな

こういう言葉を伝えていれば、馬鹿な行動をする若者を止められたのではないかと思います。人は言葉によって成長するものです。大人は自分の周りの子供たちに、何を伝えるか時には意識して過ごして欲しいと思います。

 

読んでいただき、ありがとうございました。

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