ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。

近頃の女性トイレ問題 ―― 文明の発達の中で女性専用スペースを広げてきた / 共用トイレの「波」が公立学校から来ている

女性

「昨夜(6/16)7時半からのNHK首都圏ナビで女子トイレの問題を取り上げていましたね」

「あの放送は私も見ました。東京23区の屋外公衆トイレ、そのうち62%が女子トイレが設置されていないことが分かったそうです」

女性

「それを聞いて、えっと思ってずーっと見てました」

「たかがトイレですが、されどトイレですからね」

女性

「女性にとって大事な問題ですからね」

「多機能トイレへの需要があり、それに応えようとすると、スペースが無くなるという話だったと思います」

女性

「都市公園法の規定があって、敷地面積の2%という縛りがあるようなんです……」

「実状に合わなければ、法改正をして、その数値を変更すれば良いだけの話だと思います」

女性

「そうですよね。例えば、5%以内としておいて、周辺の状況や利用者の状況で判断すれば良いですからね」

「ただ、法改正して数値が変わったとしても、行政側の考えが女性のニーズに応えたものを作るかどうか分かりません」

女性

「公的な場所だから、共用トイレで良いだろうという発想では困るのです」

「そうでしょうね。女性は嫌がるでしょうね」

女性

「感情的な問題ではなく、勿論それも少しはありますが、犯罪の温床になることがあります」

「番組を見て驚いたのですが、芳香剤やゴミ箱の中に小型カメラが隠されていたこともあったそうですね」

女性

「便器の裏にも仕掛けられていたことがあったそうです」

「共用なので、男性が入っても全く怪しまれませんからね」

女性

「それを良いことに、そういうものを仕掛ける人がいるのが現実なのです。ここからが本論です ↓表紙の写真は渋谷区のトイレです。Twitterで問題ありと発信してくれた方の写真をお借りしました」

 行政は重要なものの順番を間違えないように

行政は何を大事にしなければいけないのか、その順番を間違えると、このような問題が起きるのです。「男性用と女性用トイレ、面積はどうしても女性用トイレが大きくなってしまう。……誰もが使えるために多機能トイレを確保しているのが現実です」(東京都港区 街づくり支援部土木課長 海老原氏)。一見、正しい判断のように思えますが、女性保護という観点が欠落しています。行政は弱き者(社会的弱者)をまず助けるという発想が必要です。形式的平等と実質的平等。前者で処理しようと考えています。後者の考え方が求められています。

そもそも「女性用トイレが大きくなってしまう」ことを理由に、それを無くして、その代わりに多機能トイレという名の共用トイレを作るという発想です「大きくなって」も、必要ならば、設置するべきだと思います。

(「Yahoo! ニュースー Yahoo! JAPAN」)

 文明の発達の中で女性専用スペースを広げてきた

男と女の違いはほんの僅かです。その僅かの差が大きいと気付くのが、文明人の第一歩です。『古事記』には、イザナギとイザナミが出会い、その違いを確認するところから国生みが始まります。イザナギとイザナミ、前の3文字が一緒です。つまり、これは男女の違いはほんの僅かというメッセージを名前に込めているのです。

ほんの僅かの違いでも重要なので、分けていこうと人は考え始めます仕事の内容を変え、着るものを変えます。商品経済社会が成立をし、人が旅行やレジャーや買い物を楽しむようになり、そのための外出が増えるようになります。公衆トイレが必要となります。江戸時代はまだそのようなものはなく、長屋の共同トイレを借りたようです。小はその辺りの草むらでしたようです。公衆浴場も混浴でした

文明開化の時代となり、男女別のトイレが登場することになります。公衆浴場も男湯と女湯に分けられます。これが歴史の流れなので、ここに付け足すのは構わないのですが、屁理屈を言って女性トイレを無くそうというのが今の動きです。これは歴史の流れに反することになるので、当然苦情も出て来ます。

(「JBpress」)

 共用トイレの波が公立学校から来ている

形式的平等イデオロギーと性的マイノリティを口実に小学校でトイレの共用化が進んでいます。これはインターネットの情報ですが、愛知県の豊川市立長沢小学校では「みんなのトイレ」という名で男女一緒の空間でのトイレを設置したのです。トイレ内に▽女子用▽男子用▽男女共用▽男女共用で車いすでも利用可▽男子用小便器――の計五つの個室があり、どれを使うか児童が選ぶことができるようになっています。

何でこういう発想をするのかと思うのですが、同市で、トイレについても快適さを追求しようと検討を進めたところ、結論は自宅のトイレと同じ男女共用にすることで落ち着いた、とのことです。合わせる基準が違います。自宅はプライベートな空間ですが、学校は公的な空間です。合わせるならば、一般の企業や社会空間で設置されているトイレに合わせるべきです

子どもたちは、やがては社会に巣立っていくからです。社会の通念を教えるのが、学校の役割です。家庭の安らぎを与える場ではありません。従来通りに男女別にトイレを設置し、何らかの事情のため、どうしてもという子のためには保健室のトイレを使うように指導すれば良いだけの話です。保健室内にトイレが設置されていない学校は、設置して下さい。それが一番最初です。共用トイレが最初ではありません。

(「読売新聞オンライン」)

読んでいただきありがとうございました。

よろしければ「ブログ村」のクリックをお願いします。

にほんブログ村 教育ブログ 教育論・教育問題へ
にほんブログ村

最新情報をチェックしよう!
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。