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 新型コロナ対策―—今度は失敗は許されない / 旗幟鮮明(きしせんめい)にした外交戦略の展開を 

女性

「菅内閣の支持率が低下しています。ついに40%台になってしまいました」

「収賄問題あり、桜を見る会の安倍元総理の陳謝あり、尖閣の領海侵犯に対して中国に対する弱腰対応ありで、これでは当然下がるでしょう」

女性

「GO TO キャンペーンも中止にしてしまいましたからね」

「受け入れ側として最も痛手を被るのがキャンセルなんですよね」

女性

「今回の場合は、キャンセル料は取れないですよね。しかも、来るであろう客のために料理の手配や従業員の手配をしていた訳ですからね」

「踏んだり蹴ったりですね」

女性

「ただ、何故こういうふうにドタバタするのでしょうか」

「簡単に言えば、大所高所から物事を見て判断していないからです。様々な要因のものが飛び交い、様々な意見が出ますが、聞くべき意見とそうではないものを瞬時に判断する力が政権維持能力だと思っています」

女性

「コロナが試金石になってしまったということですね」

「コロナは野球で言えばイレギュラーバウンドです。これに上手く対応できれば、重心が下がり、フットワークが軽やかな守備の基本を身に付けていることがわかります」

女性

「そうではなかった、ということですね」

「残念ながら。日本は島国だということすら分かっていなかったような対応です。台湾はその点、基本を踏まえて対応していたと思います」

女性

「基本というのは、何ですか?」

「感染が発生した。その感染源からの人間が入ってこないように、まず旅客機と船を直ちに止めるというのが基本です」

女性

「それを止めないで、3月には全国一斉休校を要請しましたよね」

「結構、それを根に持っていますよね。まあ、気持ちはわかります。働くお母さんとしては。中国からの乗り入れを止めないで一斉休校にしてどうするのかということでしたよね」

女性

「現在、3波が襲ってきていますし、新種のかなり危険なウイルスが発生したということです。今度こそ、正しい対応をしないとオリンピックが吹っ飛びますよね」

「おっしゃる通りです。そして、周辺国の中には、オリンピックよ、吹っ飛べと思っている国があること、さらには国内にそういうことを密かに思っている人たちがいることを考えに入れる必要があります」

女性

「要するに、お花畑の中で生活している訳ではないということですね。ここからが本論です」

 また同じ失敗をしようとしている

人間は失敗する動物です。善意の失敗に対しては、許すという態度が必要だと思います。しかし、その前提においては、前の失敗から教訓を引き出すということがなされる必要があります。そうすれば、前の失敗が失敗でなくなる場合もあります。

ところが、新種のウイルスが発生したというのに、同じような失敗をしようとしています。政府は全世界からの入国を制限しましたが、中国、韓国、タイなどのビジネス客については入国後の隔離措置は不要とする措置をとったのです。

「千丈の堤も蟻の一穴(いっけつ)から」という諺があります。ほんのわずかな油断や不注意から大きな堤防も崩れてしまうという教訓話です。水際ですべて止めないと、新種のウイルスが列島内で蔓延したら、今まで以上に大変なことになるのが分からないのでしょうか。

ただ、すべての一穴が重大なものとは限りません。堤を崩壊させることに繋がるものもあれば、そうでないものもあります。その違いは何でしょうか。その土台を崩壊させることに繋がるような一穴かどうか、その違いだと思います。

日本という国で考えてみると、外交戦略に反すること、日本のアイデンティティを危うくするようなことは、重大な「一穴」となるでしょう

 親米が日本の基本戦略

日本の現在の憲法はアメリカが作った憲法ですし、講和条約を結んだその時から、日米安保条約という名の軍事同盟を結んでいます。外交戦略は当然、同盟国のアメリカを基軸に考えるべきですが、そのアメリカと中国が現在覇権をめぐって激しく対立をしています。

この対立は一過性のものではなく、根底には世界観の違い、主義主張の違いがあります。そして、その両者の溝は埋まらないほどに深いものがあると思います。浅い溝であれば、両国の友好の懸け橋的な役割を担うという道があるのですが、そういう状態ではありません。

であるならば、旗幟(きし)を鮮明にしてアメリカとともに歩むという態度を内外に明らかにするべきでしょう。

ただ、それはアメリカに迎合するということではありません。是々非々の態度で臨むということなのは、言うまでもないことです。

 韓国は敵対国だという認識をもつ必要あり

韓国は、文政権になってから日本への対応がますますひどくなるばかりです。とにかく、ソウルの日本大使館まえの慰安婦像が撤去されるまでは、相手にする必要はないと思います。

慰安婦像は世界中に建てられていて、現在110体を超えています。それをすべてとは言いませんが、すくなくとも最低限の儀礼として、ソウルの日本大使館前の慰安婦像を韓国の政府の責任において撤去すべきでしょう。

そもそも、日本と韓国は戦争をしていません。むしろ戦時中は、同じ仲間としてアメリカに対して戦ったのに、どうして戦後になって敵対関係にならなければいけないのか、そこが一番不思議なところです。

 中国共産党は日中人民の共通の敵という認識をもつ必要あり

媚中の影響が政権中枢にまで及んでいるのではないか、そんな疑念を抱かせるほどの言動の数々です。尖閣周辺海域の領海侵入は日常茶飯事となり、先般来日した中国の王毅外相に対する茂木外務大臣の対応は、完全な弱腰外交そのものです。

媚中派の二階氏を幹事長という要職に置けば、その政権は当然中国寄りになりますし、現にそうなっています。今は菅政権ですが、習近平の国賓来日を白紙に戻したという話は聞きませんし、安倍政権以上に中国寄りになることが予想されます。

そもそも、中国の国民は、人権である選挙権さえ持っていません。いまの共産党政権は、人民の選挙による信任を得ていない独裁政権です。友好条約を結んでいるからという理由だけで、そのような国の政府との関係を深入りすることは、日本の針路を誤らせる元となるでしょうし、真の友好とは無縁の行為です。

読んでいただき、ありがとうございました。

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