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建国記念の日(建国記念日)は日の丸、君が代について学び、国のあり方を考える日にしましょう

  • 2020年2月8日
  • 2020年2月10日
  • 教育論
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(2020/2/8日に書いた文章です)

中3の公民の単元に国際政治という項目があり、先日の授業で国家とは何かという話をしました。そこで国旗と国歌のことを扱ったのですが、小学校やご家庭できちんと教えられていないということがよく分かります
女性
日の丸については、小学校の時に、校長先生が朝礼か何かの時に、話をされていた記憶があります。
多分、誰もがその程度だと思います。改めて国旗と国歌について話をすると「へえー」という感じでした。
女性
生徒さんたちは、何を「へえー」と言っていましたか
基本的なことを話しただけなんですけれどね。初めて聞いたみたいに驚いていたのは、まず元歌が古今和歌集からとった和歌で世界一短い国歌であること、「巌(いわお)」の意味が分かっていなかったし、「苔のむすまで」もよく理解していませんでした。あと、生徒の中には「岩音鳴りて」だと思っていた、というのがいましたね。これは、皆んなで笑いましたけどね。
女性
ほとんど、わかっていなかったということですね。
あと、「君が代」の君は天皇ということは知っていたのだけれど、「君が代」の意味が分かっていなかったですね
女性
天皇の時代ということですか?
「が」を所有格で解釈すると、天皇の支配する時代、支配する国家ということになってしまいます。「が」は同格を表していますので、「我が家」と言う時の「が」と同じです。妻と子供は俺の所有物ではなく、私と妻と子供がいる家という意味で使う時の「が」です。
女性
私も「我が夫」と言ったりしますものね。その時の「が」と同じですね
あなたの場合は、所有格の意識が強いのじゃあないですか?
まあ、失礼な。尻に敷いたことはありません。
敷いたことはないけど、踏みつけたことはあるって、前に言ってましたよね。
次の話題にいきませんか。
(突然歌い出す) ♪ 白地に赤く 日の丸染めて ああ美しい 日本の旗は この歌、知っていますか?
えっ、知らないんですけど……。戦前の歌ですか?
戦前の唱歌ですけど、戦後も歌っていました。私も学校で歌いました。
女性
先生方が日の丸、君が代反対運動をしていたので、そういう関係で歌っていなかったのではないでしょうか。
そういう可能性はありますね。日本人はすぐに気を遣いますからね。ただ、団塊の世代が定年退職したので、一段落したのではないでしょうか。
女性
だけど、日の丸がどうしてダメと言っていたのですか?
日の丸については、それを掲げて戦争をしたので、ふさわしくないだろうという意見です。ただ、太陽をかたどったそのデザインの起源は、701年文武天皇が朝廷の正月行事の際に用いた「日章」であると言われているくらいに歴史のあるものです。国の長い歴史の中には、過ちを犯すこともあります。大事なことは反省することであり、国旗を変えることではありません。そもそも国旗に罪はありませんし、どのようなデザインの旗を使うのかは、その国で決めれば済む話です。
女性
君が代は、どうですか?
君が代については、先ほどの「が」の誤解と、日本の歴史に対する無知から来る誤解という2重の誤解をしていると思われるのですが、当人たちはそれが分からず、反対しています
女性
「が」については、わかりましたが、日本の歴史に対する無知とは何でしょうか。

日本という国は、国としてみるよりも、一つの王朝としてみた方が正確に認識できるのではないかと思います。天皇を中心に国民がまとまろうということで、憲法十七条を聖徳太子が制定しました。それ以降、和の国として、権威の象徴として天皇を配し、その下で時の権力者が実際の政治をとり行ってきました。ヨーロッパやアジア大陸、半島に成立した日本以外の国々は対照的に、権力者が頂点に立って国内外にその権勢をふるいながらも、興亡の歴史を繰り返しました。

江戸時代に大政奉還があり、その政権を総理大臣、国務大臣に委任をしたことが大日本帝国憲法(以下「明治憲法」)に明記されています。戦争をはさんで明治憲法の改正手続きを経て日本国憲法が制定されましたので、王朝は古代より連綿とつながっていることになります

このように長い歴史をつくることができたのは、権力をもたない一人の権威者の元ですべての国民が和の精神で一つにまとまり、国づくりをしてきたからです。さらに、権威者が権威者としての道を間違いなく歩むために、人間としての欲望を半分捨てて頂いた上で、神とつながることにより皇統を守ろうとしたのです

そのような統治の形態が、ほぼ固まったのは天武天皇(在位673-686年)の頃で、その原理を『古事記』の中に書き遺したのです。神話の形をとったのは、そのような統治の原理を中国に知られたくなかったからです。もし知られて、大陸に安定した王朝が成立したならば、やがて日本は呑み込まれてしまうだろうと先人は考えたからです。対外的に正史として『日本書紀』を編纂し、対内的に『古事記』を書き遺したのは、そのような理由からです

古事記』には神話に託して後世の人たちに向けて多くのメッセージが入っています。ただ、それを唯物論の立場から読むと、奇想天外な話で終わってしまいます。そのことを『古事記とスピリチュアリズム』で明らかにしています。


日本は第二次大戦では多くの犠牲者が出て、しかも敗戦、占領という憂き目に遭っています。ただ、幸いにも天皇を統治のシンボルとした従来の日本の形態(国体)は解体されることなく、古代より連綿と続くことになりました。占領憲法である日本国憲法の第1章は「天皇」です。これは、戦勝国アメリカも従来の日本の統治システムを認めたことになります

 

新しい令和の時代となりました。価値観の変動が激しい時代となりました。資本主義競争もますます激しさを増すでしょう。戦後75年間で世界から多くの国がこの地上から消えています。国も一つの組織なので、舵を切り間違えると、滅亡の淵に行くことになりかねません。

このような時だからこそ、日本のアイデンティティでもあり、文化でもある天皇制を堅持し、国民が和の精神でまとまって、苦難の時代をともに手を携えて乗り越える必要があると思います。「君が代」は、日本の国が、いつまでも続きますようにと願いを込めた歌なので、国歌としてふさわしいと思います

国民主権の原理と矛盾するという指摘もありますが、そうなってくると、国民主権と象徴天皇制について明記している現在の憲法に問題ありということになってしまいます。そして国民主権というのは、政治的に重要なことについて、最終的に国民が決めるという政治的原理を定めたものです。天皇は、実際の政治について関わることはありませんので、何ら矛盾しません。

さらに、天皇制の成立は古代の時代です。主権や平等権という概念は、近代ヨーロッパ世界が生み出した法概念です。後から出てきた概念や原理で、すでに成立をしている制度を否定することはできません

日の丸、君が代については、少なくとも子供たちにその意味やいわれを歴史と共に語り継いでいく必要があります。

もうすぐ建国記念の日です。完全な休みにしていますが、できれば公立の小学校では何か式典を工夫して欲しいと思っています

例えば、全校朝礼を実施して日の丸、君が代についての講演会をするとか、地域の人たちとの交流会を企画するなど、その日は日本や地域のことを考える日にして欲しいと思っています。

読んで頂きありがとうございました

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