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桜を見る会など、どうでもいい

共産党の予算委員会での質問にマスコミが飛びつく格好となったのが「桜を見る会」である。「朝日」、「毎日」が1面トップ扱い、「読売」、「産経」はトップではないが1面に記事を載せた。「読売」は社説で「疑念の払拭」を訴えた。
ただ、桜を見る会は今になって始まったのではなく、その起源を辿ると戦前の皇室主催の観桜会である。それが戦後に首相主催の「桜を見る会」となり、1952年から各分野で活躍した人達を招待して、毎春新宿御苑で開かれるようになった。民主党が政権をとった時も行われていたし、特に今まで大きな問題になることはなかった。
首相主催行事なので、総理大臣の後援会が動いてもおかしくない。そして後援会の責任者の立場からすると、寂しい会にする訳にはいかないという気持ちが当然働く。キャンセルを見込んで多めに招待するので、数が変動するのは仕方がないこと。「毎日」は公的行事の私物化と批判するが、もともと私的行事が公的行事になったものである。私的行事なので、今まで厳密に名簿管理をしてこなかったのであろう。これもおかしなことではない。
一番問題なのは、何か政権批判になるような材料が出てくると、一斉にマスコミが飛びつき、そこに反日的な野党がそれに乗るという図式である。蟻の目と鷹の目、マクロとミクロ、2つの視点が必要である。
政治家やマスコミは、大局観に立って鷹のように大空に舞い上がったところから物事の本質を捉えて欲しいと思う。蟻の視点では、目先のことしか関心が向かず、判断も一面的になりがちである。

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