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朝鮮戦争70年、朝鮮半島はいまだに停戦中 / 経済力では韓国に軍配、北の50倍、国防費も27倍

「今年2020年は、朝鮮戦争勃発70年目、そして「南北共同宣言」20年目の節目の年にあたります」

女性

「あら、そうなんですか。切れ目の年なんですね。ただ、またこじれ始めましたよね」

「ビラ散布をきっかけに、北朝鮮が南北共同連絡事務所を爆破してしまいましたね」

女性

「どうして、そういうことをするのかしらと思いますけどね……」

「ビラ如きでと、普通は思いますが、情報を完全に遮断している国なので、トンデモナイ事というのが彼らの感覚でしょう」

女性

「南北統一は、またもや遠のいてしまった格好ですね」

「というか、本音は統一したくないと強く思っているのでしょう。だから、あのような滅茶苦茶なことをするのです。そこを読み間違えてはいけないと思っています」

女性

「その理由は、何ですか。オリンピックでは統一旗をもって入場したこともありましたよね」

「統一旗は完全なパフォーマンスです。統一したくない理由は、両国の経済力が余りにも差がついてしまい、仮に統一した場合は、北朝鮮の今までの統治に対して北側住民から不満が出るからです」

女性

「そうなると、金一族の威信に傷がつくということですか?」

「まあ、そうですね。そして、統一が実現すれば、金日成や金正日の銅像は確実に引き倒されます」

女性

「スターリンの銅像が倒されたのと同じことが起きるということですね」

「大韓航空爆破事件というのがあったでしょ(犯人の金賢姫の記者会見はユーチューブで見られます)。あれは翌年のソウル五輪を阻止するために北側が仕組んだテロ事件です。なぜ、五輪を阻止したかったのか、それは韓国の経済発展が分かってしまうからです。88年のソウル五輪の時点で、1人当たりのGDPはすでに6倍、ということは国全体では約12倍の差がついていた訳です」

女性

「ちなみに、現在はどの位ですか?」

「現在は、50倍に広がっています」

女性

「来年の東京オリンピックを妨害するために、何か仕掛けてきますかね?」

「国力の差はメタルの差となって表れます。北朝鮮はみじめな結果になることを指導者は分かっているはずです。できれば、日本で開いて欲しくないと思っているでしょう。当然、日本や韓国とのメタルの差が分かってしまいますからね」

女性

「イージスアショワは、やはり必要だったのではないでしょうか。(ここからが本論です) ↓」



 共産主義の放棄なくして、半島の統一はない 

北朝鮮が偏狭なチュチェ思想という名の共産主義思想を放棄しない限り、両国が統一することは現実にはあり得ないと思っています。

共産主義思想というのは、マルクスが考え出した社会破壊思想であり、革命思想です。一種の自分中心主義なので、自分や自分の属する組織、政党、国家以外をすべて「敵」とみなします。バックボーンとなっている思想が「正-反-合」の弁証法です。弁証法というのは、あらゆる存在物はその内部に必ず相矛盾する「反」の要素物を生み出すと考えます。そして、その「反」との闘争が極めて重要です。何故か。次の「合」の段階に止揚(アウフヘーベン)するためです。

従って、共産主義者は必ず独善的になります。彼らはよく統一戦線という言葉を使いますが、それは自身が権力をとる過程において使う戦術であって、信頼のもとで結ばれるような共同戦線ではありません。その辺りについては、レーニンも言っていますし、実際に中国では国共合作ということで国民党と共産党が手を握ったことがありますが、結局最後は内戦となり、国民党は敗走して台湾に亡命政府をつくる羽目となりました。

 朝鮮戦争はソ連の後押しを受け、北朝鮮が赤化統一を狙って引き起こした

朝鮮戦争の遠因は、米ソの分断統治にあります。もともと1945年のヤルタ会談によって、大戦終結後は半島を自由独立の国にするために、米英中ソの4か国による信託統治をすることで合意ができていたのです。この時に、ソ連という共産主義国を連合国の中に引き入れたことが、半島に不幸を呼び込むことになります。

日本がポツダム宣言を受諾して連合国に降伏をしたのを見計らって、ソ連が北方から攻めてきました。8月24日には、ソ連軍は朝鮮半島北部を占領してしまいます。ソ連軍に半島全部を占領されることを恐れたアメリカは、ソ連に対して南北分割占領を提案します。その結果、38度線を境にして南に大韓民国、北に朝鮮民主主義人民共和国が建国され、1つの民族に2つの国家という分断国家が生まれることになります。

 金日成将軍の名まえを語った金成柱(キム・ソンジュ)

軍事バランスは、ソ連のバックアップを受けた北朝鮮が圧倒的に優位でした。武力統一を目指して北朝鮮は金日成の指導のもと、国境を越えて韓国に進軍します。

ちなみに、金日成というのは、ペンネームです。本名は金成柱(キム・ソンジュ)です。北朝鮮には、「金日成将軍伝説」というのがあり、1932~45年の間に日本軍と10万回戦ってすべて勝ったという、普通に考えればあり得ないような話があります。この伝説の主であることを人々に示すために、金日成を名乗ったのです

そもそも、金成柱(キム・ソンジュ)という人は、1930年18歳の時、南満州で朝鮮人が組織した抗日遊撃隊に参加したのが記録に残っている最初です。この遊撃隊は、やがて中国共産党の指示を受けるようになります。ただ、この組織が日本の関東軍の弾圧を受け、金成柱はソ連に逃げ込みます

日本との戦争の可能性を考えていたソ連軍は、日本人との戦闘経験のある中国人、朝鮮人の部隊を結成し、金日成はソ連軍大尉として第一大隊を率いることになります。彼は結局、終戦まで日本軍と戦うことはなく、ここで訓練を受けて過ごすことになります。

金貞淑(金正淑)とはソ連で結婚し、1942年2月16日、ウラジオストック近くの軍の野営地で金正日が生まれています。これらのことはソ連の崩壊とともに秘密文書が外部にもれ、それでこのようなことも知られるようになったのです。インターネットで、さらに詳しい情報を知ることができます。
http://gyosei.mine.utsunomiya-u.ac.jp/since2001koki/gen05/060123gen05report/soutomek060123.htm

金日成として民衆の前でのデビューは1945年の10月14日です。すでにスターリンの面接に合格をし、ソ連軍の大尉として凱旋帰国、そして演説をすることになります。ただ、彼は中国、ソ連で長年暮らしていたため朝鮮語が上手く話せなかったそうです。たどたどしい朝鮮語で話すまだ33歳の若き金日成の演説を聞いて、偽物だと大騒ぎになったそうです。ただ、そこから彼はソ連軍の威光と武力を背景に粛清と懐柔によって反対派を抑え込んでいき、独裁体制を築いていくのです。


 経済的には北朝鮮の経済力は、韓国の経済力の1/50 

朝鮮戦争の停戦協定が結ばれたのが1953年です。それから67年経ちましたが、南北の経済力は完全に逆転どころか、大幅に差がついてしまっています

1960年代の頃は、北朝鮮は工業国、韓国は農業国と日本の小学校では教えていました。北の山岳地帯にある水豊ダムは日本が作ったダムです。これは現在も使われています。あと、地下資源が結構ありますので、そういったものを活用して工業化を図ることができたのだと思います

ところが、現在は比較にならない位に韓国がすべての分野で上回っています。人口は、2倍。1人あたりの国民所得は26倍、貿易総額は400倍超、発電量は23倍、国防予算は27倍です。経済力は50倍です。朝鮮半島の夜景を映し出した写真を見ると、その違いは明らかです。平壌以外は、日本の江戸時代よりも暗いのではないかと言われています。

 仮にこういう状態のまま統一をしたとすると、西側諸国は北朝鮮内のすさまじい惨状を目にすることになるでしょう。庶民の生活ぶりもそうですが、強制収容所も国内の中にいくつかあるでしょうし、放射能汚染地域も当然あるでしょう

外部の人間は、平壌しか入ることはできません。仮に入ったとしてもガイドといわれる案内人が付くため、自由に街中を移動することはできません。

ある有名なジャーナリストの話です平壌のタワーマンションを案内させてくれるというので、行ったそうです。そうすると、エレベーターガールがいたそうです。どうも案内の時だけ、エレベーターが稼働するようなのです。普段は住民は、階段を使うそうです。ガイドに質問したそうです。「このマンションは水道は出るのですか」と。彼は怒った顔で憮然として「出ますよ、1日2回」と答えたそうです。

国境付近で北朝鮮が軍事演習をしようとしているようですが、データを見る限り、お話にならないくらいに弱いと思います。さらに在韓米軍が加わるのです。ここに来て、急遽中止を決めたとのこと。賢明な選択だと思います。

核を手放せない気持ちが分かります。貧者の核とは、よく言ったものです。

読んで頂きありがとうございました。

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