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習近平が談話「愛される中国」? ――権力機構に異変か? / 大物高官アメリカ亡命の噂

「すべての問題は教育に通じる」

女性

「どうしたんですか? 急に」

「いやいや、政治、経済、教育という縦割り的な発想で世の中を見ていると、重要なことを見逃す危険性があるのです。だから、このブログは内容が教育に関係なくても、教育ブログとして発信したいと思います」

女性

「要するに、決意表明ということですね」

「実際に昨日は中国の対日戦略のことを書きましたが、ジャンル的には政治の問題ですが、広く考えれば教育問題でしょ」

女性

「えっ? その理屈がよく分からないのですが」

「例えば、昨日のブログの内容を例にとると、中国は隣国なので、その隣国が本当に友好を求めているのか、そうでないのか、そうでないならば、どの様な構えをしなければいけないのか、それをどう子供たちに教えるのか、と必ず教育の問題に行き着きます」

女性

「学校教育の現場では難しいと思いますけど……」

「別にそのまま学校の現場で教えろとは言っていません。教育というのは、家庭教育、学校教育、地域教育ということで、様々な場面においていろいろな関わり方があります。関わる主体者が何をインプットしているかが大事なのです」

女性

「すべて総合したかたちで教えて欲しいということでしょうか?」

「教えることをフォーマル的に考えないで、今の世代から次の世代へのバトンタッチという考え方をしてもらえれば、いいかなと思います」

女性

「要するに、ブログを読んで、それを誰かに伝えれば教育的な問題だろうし、ということですか?」

「およそ、そうですね。時代の状況が急迫すれば、当然国の総合力を結集してあたる必要があります」

女性

「ここからが本論です ↓」

 

 独裁体制が進めば政権は横暴化する

2012年11月に中国共産党第18回全国大会が終わったのですが、それと同時にそれまでの10年間中国を統治した胡錦涛政権が終わりを告げました。そして、その翌日に習近平氏が新しい指導部の「顔」となることが決まったのです。

それから足掛け8年をかけて習近平氏は党内独裁体制を完成させます2020年9月に党中央委員会条例を発布し、その中で「思想による統率を強化し、習近平新時代の中国の特色ある社会主義思想を用いて全党を武装し、人民を教育する」(第20条)と、しました。さらに、2020年9月から北京大学や清華大学など中国の37の大学では、習近平思想を必修科目として教え始めたとのこと。必修単位なので、学ばなければ卒業はできません。

そういった状況を見ると、党内の独裁が進展していることが分かります。独裁が先鋭化すればするほど、対外的には横暴度が増すというのが歴史の教訓です。香港の蘋果(ひんか)日報(アップルディリー)が香港当局の弾圧によって休刊に追い込まれました。これで香港の政治的自由は完全になくなりましたが、これも独裁が進んだことによって起きたことです。

(「NTD Japan」)

 独裁体制は、最後は大物の側近が粛清されて完成する

独裁体制が進めば、当然のように粛清が進みます。中国でこの3000年間繰り広げられてきたことです。中国には「すばしこいウサギを殺した犬は、煮られてしまう」という言葉があります。権力者はまず忠犬を使って、自分に反目する勢力を駆逐しにかかります。

習近平氏の忠犬は王岐山副主席でした。反腐敗運動を展開して、5年間で157万7千人の反習近平派の幹部を摘発したと言われています。彼の活躍によって、ほぼ反習近平派勢力は一掃されたのですが、それは同時に自身の立場が危ういことを意味します

独裁者は自分より能力が高い者を自分の近くに置くことはしません。自分の地位が脅かされる可能性があるからです。ウサギがいなくなれば、犬を飼っておく意味がなくなります。最後は犬を殺して自分の地位を完全なものにすることを考えます。北朝鮮では、金正恩が2013年12月に叔父の張成沢(チャン・ソンテク)元党行政部長を銃殺刑にしています。同じ理屈です

(「日本経済新聞」)

 王岐山副主席の米国亡命説

とんでもないようなニュースが飛び込んできました。未確認情報のため、名前は出ていませんが、6月26日付の「夕刊フジ」はアメリカの「レッドステイト」というネットメディァからの情報とした上で「同社は6月4日、生物兵器に精通している中国の高官が米国に亡命し、国防情報局(DIA)に情報を提供している」というものです。日本の新聞各紙で一番早く報道したのは、多分「夕刊フジ」だと思います。一面トップで報じました

ところで、この高官は、一体誰なのかということです。まず、「生物兵器に精通」する位の方なので、相当な高い地位であったことが分かります。亡命をするということは、自分の身辺に身の危険を感じたからでしょう。

ウサギ退治に貢献した忠犬の王岐山氏だと思います。ネットでは彼の名前がちらほらと出ています。彼は経済とアメリカの専門家ですし、習近平の考えや政策に対して自分の意見を進言するようなことをする人物です。2020年において副主席としての単独の活動をたった2回しか行っていません。めっきり表舞台に立たなくなっていたのです。

アメリカでは、右も左も関係なく、この問題を大きく報じていますが、日本のマスコミは沈黙しています。中国に忖度しているマスコミが多いためです。どの新聞社がどのように報道するか注意して見てて下さい。生きた社会勉強になります。

さらに、最近になって習近平氏が突然「愛される中国」を目指せと言い始めました。今までの言動とは180度違うことを言い始めていますが、王岐山氏がアメリカに機密情報を持って亡命しているならば、彼のそのような突然のセリフも合点がいきます。もう少し時間が経てば、はっきりとした事実が分かるでしょう。

(「You  Tube」)

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