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酷暑と食料費高騰が人類を襲う ―― 自然界の熱が原因で死亡する人が世界で急増 

「暑いですね。猛暑を通り越しています。」

女性

「猛暑の上の呼び名はあるのですか?」

「30℃以上が真夏日、35℃以上が猛暑でしょ。その言葉を作った時は、まさか40℃はないだろうなと思っていたと思います」

女性

「そうでしょうね、ただ、そのまさかが起こったのですよ」

「猛を重ねて猛猛暑日でどうですか?」

女性

「何て言うのですか? まさか、「もうもう」と言わないですよね」

「ダブル猛暑日です。埼玉県のどこかの自治体で達成したそうですね」

女性

「福島県の伊達市だそうですです。昔は、夏だ、暑さだ、ヤッホー、という感じだったんですけどね」

「この酷暑は、世界的な現象みたいです。アジア、南ヨーロッパ、アメリカ南部など酷暑が日常化しているそうです」

女性

「ニュースでやっていたのですが、アメリカのアリゾナ州は26日連続40℃を超えたそうです」

「もともとアリゾナ州は暑い所で有名だったのですが、流石に現地も人も辟易しているでしょうね」

女性

「夏の屋外スポーツも見直す必要があるかもしれませんね」

「可能なものは、インドアの施設を作るということでしょうか」

女性

「お金が掛かりますね。ここからが本論です ↓」

 自然界の熱が原因で死亡した人が世界で急増

自然界の熱に過度にさらされたことが原因で死亡した人が世界で急増しているそうですアリゾナ州のデータですが、1990年代までは年間16人程度で推移するのですが、昨年は257人だそうです。今年は、それをさらに上回るのが確実視されています。

中には、事故に遭って表面温度82度の道路に倒れ込んだために、重度のやけどを負ったという事例もあるそうです。事故が命取りになる危険性もあります。倒れ込まなくても、現場検証などで長時間車外で立ち会わなければいけません。熱中症の危険も出て来ます。

首都高速の道路状況を毎朝テレビで流していますが、今日あたりはかなり事故が目立ちます。暑さと交通量が多いのと、普段あまり運転しない人がハンドルを握っているなどの要因が重なって至る所で事故という状況です。事故を起こすと、その後が面倒です。くれぐれも気をつけてください。

(熱中症患者の推移/「国立環境研究所」)

 気温上昇は経済にとっては、プラス

実は、気温上昇は経済にとって、プラスに作用することが多いのです。冷房を使いますので消費電力は上がります。冷たいものを欲するようになりますので、飲み物がよく売れます。ビールを中心にアルコール消費量も増えます。避暑地を求めて旅行をする人も増えるでしょうし、それに伴って様々な物品を購入することになります。交通費や宿泊費ということで全般的に消費活動が活発になります。

気温が急上昇すると増えるのが抗議活動と森林火災です。抗議活動ではありませんが、ニューヨークで何万人という群衆が集まって騒ぎがあったようです。逮捕者が50人位出たと言っています。

アマゾンの熱帯雨林火災では何日も燃え続けました。オーストラリアでも2019~20年に前例のないような山火事にみまわれました。

(「朝日新聞デジタル」)

 食糧費高騰の兆し

高温気象と降雨量の偏在、さらにはロシアのウクナイナへの侵攻の影響によって今後の食料不足が予想されます。

オーストラリアでは前年と比較して、大麦の収穫高が34%、小麦が30%減ると予想されています。インドは世界のコメの総輸出量の4割を占めていますが、今年は大雨の影響で収穫に相当な被害が出たため、一切輸出をしないという方針に切り替えました

そんなこともあり、食糧価格が世界的に上がっています。EU:14%、イギリス:17%、日本、カナダ10%と上昇しています。アフリカや途上国になると、もう少し数字が上がります。ナイジェリア:25%、エチオピア:30%、エジプト:65%です。(『日経』2023.8.1日付)

今後も異常気象と食料不足が続くことが予想されます。自給率を高める努力をする必要があるのです。

(「中学受験ナビ-株式会社マイナビ」)

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