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コミュニティースクールの花を開かせるためには、地方分権を行う必要あり

「ゲマインシャフトとゲゼルシャフトと言うと、何か難しい話のように思えますが、簡単です」

女性

「ゲマインシャフトが家族や親族、地縁血縁で結びついた共同体の意味、ゲゼルシャフトが人為的につくられた社会の意味ですよね。ただ、その概念をコミュニティー・スクールに当てはめようとする意図が今一歩分かりません」

「日本に於いては完全なゲゼルシャフトはなく、殆どすべてゲマインシャフトの延長として考えた方が良いだろうというのが私の考えです」

女性

「そのことは、いつもおっしゃっていることなので私には良く理解できるのですが、皆さんの理解が得られるかどうかですよね」

「日本人は組織を会社や学校、国も家族の延長線上に見ようとするところがあるのです。家族の中心に子どもを据えるように、地域においても子どもを中心に置いて具体的に考えるというのが、日本的な発想なのです」

女性

「子ども中心主義という言葉は、戦後において使うようになった言葉だと思いますけど……」

「戦後になって、26条の教育を受けることが権利として定められ、権利論的な話の中で、そのようなことが言われたのだと思います。私が言っているのは、組織論からの意見です」

女性

「ただ、実際には、子どもが中心に置かれることはなかったですよね」

「そうですね。言葉だけですね。『子ども庁』と言っていますので、本気で追及して欲しいと思っています」

女性

「見通しはいかがですか?」

「為政者の胸先三寸だと思っています」

女性

「もう少し具体的にお願いします」

「総理大臣、幹事長レベルの人たちが、教育についてどういった認識をしているかという問題です。人材なくして国滅びる、という切迫感があるかどうかですね」

女性

「国づくりは人づくりと言いますからね」

「ただ、教育が難しいのは、カネをかければ良いというものではないのです。そこが、政治や経済分野と違うところです。そこが良く分かっているかどうか、問題はそこですね」

女性

「おカネをかけるところと、かけないところということでしょうか?」

「それは政治、経済分野の発想です。まずシステムを作るのが先決です。カネをどこに使うかは、それからです。経済とは発想が逆なのです。分かりますか?」

女性

「給付金行政を見れば分かります。まず、カネを配ることを考えますものね」

「その発想で教育を考えると失敗します」

女性

「ここからが本論です ↓」

 江戸時代に日本的な教育が花開いていた

日本人を日本人として育てたのは、江戸時代の特に後期の藩校、私塾教育です令和の時代になって、改めて日本の乱れた教育状況を見るにつけ、原点に戻ること、つまり「教育ルネサンス」を提唱したいと思います。

(「terakoya -ayumi.com」)

維新の英雄たちを育てた教育を、日本に再び蘇らせることを考える時代です。

 今の教育と何が違うのか。大きく違う点が2つあります。1つは、魂を吹き込む教育が行われていたということです。もう1つは、学校を地域の中心に位置付けたことです。これは、言葉を変えれば、コミュニティースクールということです。

現在の日本では点数至上主義の上に立って、検定教科書を使用しての全国一斉一律教育を地域から引き離したところで行われています。まるで共産主義社会です。中国が日本の教育の視察にくる位です。これでは、個性の伸長、個々の能力の開発がどうしても、後送りになってしまいます。生産段階が低い社会であれば良いのですが、高度な知的レベルと多様な人材を輩出するためには、考え方を逆転させる、つまり江戸時代の考え方に戻る必要があります。

(「文部科学省」)

 無私の精神が魂を光り輝かせる

『身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂

これは、吉田松陰が処刑される前、松下村塾の門弟に向けて詠んだ句です。当時の人たちの生き方が、ドラマの題材としてよく選ばれます。何が人を惹きつけるのかというと、無私の精神です。常に、自分のことより家族や仲間、その人たちが住んでいる国のことを考えています。

魂があるかないかということは別にして、大事なことは自分の魂を磨くこと、さらには歩むべき方向を見定めることです。松下村塾からは高杉晋作、久坂玄瑞、伊藤博文など明治維新期に活躍した人たちが巣立っていきます。松下村塾だけではなく、適塾にしろ、水戸の弘道館、高鍋藩の明倫堂など多くの特色ある教育が行われて、そこから多彩な人材が育ち、明治の近代化を下支えしたのです

現在の教育と何が違うのか。

  1. 塾生一人ひとりに合わせた教育を常に考えていた。
  2. 塾生の生き方、生活の仕方を整えることを大事にした。
  3. 日本人の一人としてどう生きるかを常に説いた


(「tabitabi  kyonophoto.com」)

 コミュニティースクール成功のカギは、地方分権の教育体制にすること

今の日本の教育は、子どもの教育を受ける権利とは名ばかりで、実際には通う学校からカリキュラム、教科書、制服など好むと好まざるとに関わらず、殆どすべてがあらかじめ用意され、それを受け身的に享受するだけです

一番大事なことは、この世での自身の使命を見つけて、それを果たすこと。そのためには、己の何たるかを知り、そのための努力をすることです。知識や技術は、自分が大海の世に漕ぎ出るために必要な道具に過ぎません。

10年位前からコミュニティースクールということが盛んに言われ始め、実は各地で協議会が作られ、実際に動き出しています。ただ、行っていることは、中央集権体制を維持しながら、地方分権を実践しようとしています。これでは上手くいかないだろうと思っています。

コミュニティースクールを本格的に稼働させるためには、文科省は教育権限を地方に移すことが必要なのです。

(「TEKIBO」)

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