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オリンピック、連日の金メダルに感動の日々――酷評していた「朝日」も号外を出して応援? / オリンピックの意義はすべてが終わってから分かること

女性

「昨日はソフトボールのアメリカとの決勝戦。最後思わず私もテレビに向かって拍手してしまいました」

「そういう方が多いと思いますよ。緊迫した試合でしたからね」

女性

「野球と違って、あまり点が入らないんですね」

「ボールが重そうでしたよね。外野フェンスまで飛ばしたのを好捕されてしまったというのもありましたね」

女性

「ナイスプレイがたくさんあったと思います。アメリカを破っての金は大きいですよね。あと、スケートボードで男女とも金でしょ」

「テレビで観ましたが、ちょっと私の感覚からするとニュースポーツという感じですね」

女性

「手すりに乗っ掛かって滑って良いんですね。行儀悪いとママに叱られそうですけど……」

「私なんかは凄いという感覚ではなく、危ないという感覚が先だってしまいました」

女性

「得点の付け方が現代的だと思ったのは、仮に1回失敗しても、全然大丈夫なようになっているんですね」

「要するに、より難度の高い独創的な技にチャレンジして欲しいという意図があるからでしょ。だけど、変に真似すると大きなケガをすると思いました」

女性

「予想外と言うと失礼かもしれませんが、そういった初競技での金メダルで、大会自体が盛り上がっていると思います」

「現時点で日本の金メダル獲得数は世界トップですよ」

女性

「開会式は無観客だったので、閉会式は是非観客を入れて行って欲しいですよね」

「その辺りは、なかなか難しいと思いますが、結構開会式を楽しんで観ることができたので、無観客が何か勿体ない感じをしたのは確かです」

女性

「私も観ていました。205の国と地域と言っていましたが、参加していない国は結局、北朝鮮とロシアだけですか?」

「出場することができるのに参加しなかった国は、北朝鮮だけです。ロシアはペナルティで国として出られなかったということです。選手は競技によっては参加しています」

女性

「北朝鮮の不参加表明は結構早かったですよね」

「あれは計算が入っていたか、選手に日本の姿を見せる訳にはいかないという判断があったのではないかと思います。両方かもしれません」

女性

「計算というのは、他の国が続くという計算ですか? 日本の姿を見せると、北朝鮮の生活レベルが分かってしまうし、韓国の選手との接触も恐れたのではないでしょうか」

「そんなところでしよう。ただ、東京オリンピックを開催するなという声が政党、マスコミ、さらには国民から多く出されたことは確かです。その辺りのことを、橋本会長はスポーツ文化力が日本は弱いのではと言っています(『Hanada』9月号インタビュー記事)」

女性

「『朝日』は中止にせよという内容の社説を出しましたからね」

「ただ、始まった途端に『朝日』は大会の熱戦を紙面で伝えています。7月26日の朝刊の1面トップは「大橋 堀米 阿部一 阿部詩 金 兄妹で『金』 家族とともに」という見出しです」

女性

「金メダルをとり始めたら急に報道姿勢を変えるのも何か変ですね。ここからが本論です ↓」

 韓国の暴走から始まった東京オリンピック

北朝鮮の不参加表明があったからなのかどうなのか分かりませんが、マスコミが執拗にオリンピックの中止を求めました。特に『朝日』が急先鋒でした。ただ、オリンピックの開催も含めて、運営については主催者が判断することです。純粋な国家行事ではないので、必要以上の中止要請は慎む必要があります。

オリンピック競技がスタートしてから韓国が暴走をし始めます開幕式に言い掛かりをつけます。ネット上では東京五輪を巡る「旭日旗演出」というワードがツイッターのトレンド上位に浮上したそうです。一部韓国メディアが、「東京五輪の開会式に『旭日旗コード』が隠れているという疑惑が提起された」と報道します

その記事によれば「東京・国立競技場で行われた東京五輪開会式を上空から見ると、選手を誘導する警備員の配置が、真ん中は円形、そこから何方向にも放射線状に直線が伸びている格好で、これが旭日旗の形をしているとし、空撮写真を旭日旗の形に赤く塗って説明する指摘が、ネット上に存在するとしている」(『ディリー』インターネット7.24日配信)

開会式の各国の行進を楽しむのではなく、全く別の視点から見ていたということが分かります。殆ど、病的だと思いますが、こういう方たちが隣国にいるということです。

また、『朝日』も「高揚感も祝祭気分もない」、「分断と不信の中で幕を開ける、異例で異様な五輪」と開会式を酷評しました


(「読売新聞」)

 ヒステリックに「中止」を叫んでいた『朝日』が一転金メダル報道

社説(5.26日付)の表題は「夏の東京五輪 中止の決断を首相に求める」というものでした。権限のない首相にまで中止を呼びかけるほどの熱の入れようでした。開会式についても批判的でした。ところが金メダルラッシュを見て報道姿勢を変えています。読者はついていけないのではないかと思いますが、そもそも中止を声高に叫んでいた理由が解消されたのでしょうか。検証してみたいと思います。

中止にせよと言う論拠は2つでした。1つは、コロナの感染拡大ですが、これは社説を掲載した時よりも、現在の方が感染拡大が進んでいます。だから、その論法を使うならば、即刻中止を求めるということを紙面に書く必要があります。

中止の2つ目の論拠は、「コロナ禍で、競技によっては予選に出られなかった選手がいる。ワクチン普及が進む国とそうでない国とで厳然たる格差が生じ、それは練習やプレーにも当然影響する」(「朝日社説」)はず、というものです。前提条件が違っているので、このままオリンピックを開催しても結果不平等ということが起きる可能性があるから中止せよ、というものです。

ただ、これはものすごい屁理屈です。もともと各国選手の前提条件は違っていて当たり前のことです。コロナ禍であろうとなかろうと、前提条件を合わせて大会に参加させるということをしていません。選手は与えられた条件のもとで自身のスケジュールに合わせて練習を積み重ね、本番に臨むものですが、この理屈が正しいと言うならば、朝日が主催する高校野球は中止にしなければなりません。学校によって練習環境も違うし、コロナ禍で練習を殆どしなかった学校もあるからです。

要するに、この理由についても解消された訳ではありません。だから、言ったことに責任を持つならば、現在もなお中止を言い続ける必要があるのです。「号外」を出して、「がんばれ!ニッポン!」。殆ど分裂症です。

(「朝日新聞デジタル」)

 オリンピック・パラリンピックの意義は開催した後に多面的に総括して分かること

「人々が活動を制限され困難を強いられるなか、それでも五輪を開く意義はどこにあるのか。社説は、政府、都、組織委に説明するよう重ねて訴えたが、腑(ふ)に落ちる答えはなかった」(「朝日社説」)

これもおかしな言い草です。五輪開催は、ある意味国際公約です。開催地として立候補し、民主的に選出された以上、開催に向けて努力するのは当たり前のことです。そして開催の意義は、「スポーツを通しての国際交流による平和の実現」であることをIOCは言っています。ただ、今回の東京オリンピック・パラリンピックの意義は、すべてが終わった後に後解釈で分かることです。

イベントというのは、当然何かの目的で行うのですが、前もってすべてが分かる訳ではありません。人間は神様ではありませんので、計算通りにコトが運ばないことがあります。ましてやオリンピック・パラリンピックはスポーツイベントです。様々な勝負が絡みます。結果がどう変わるか分かりませんし、国際交流がどの程度出来るか予測できません。。閉会式まですべて終了し、そして一連の事務処理が終了してから、どのような意義があったのか、良かった点、悪かった点、次の大会に申し送りすることなど、多面的に総括するものです。何らかの教訓が導き出せれば、それはそれで意義があったと考えて良いと思います。

コロナ禍という特殊な状況でのオリンピック・パラリンピックの開催ですが、今回のコロナよりさらに強力なウイルスが蔓延し、その中でのオリンピック開催がもしかしたらあるかもしれません。より安全に、そして世界の多くの人が心を一つにできるようなオリンピック・パラリンピックにつなげることが出来るように、国民として応援する必要があると思っています。全面否定からは何も生まれません。

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