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円安の時代に合わせて国境の「フエンス」を高くする / 独裁国家と民主主義国家が対立する時代  

女性

「前回のブログで曜日を間違えてしまいました。火、木、土です。申し訳ありませんでした」

「大体、火、木、土の夜に配信しています。何か不測の事態が起きた場合は、お休みするかもしれません。ただ、週3回配信にしてから、お休みは確かなかったと思います」

女性

「コロナで隔離された時も、配信していましたからね」

「熱が高かったのは2日だけですからね。後は、喉痛と咳ですからね。10日間、自宅で普通に過ごしていました」

女性

「インフルエンザのようなものと、おっしゃっていましたものね」

「前に維新の馬場代表、そして今回自民党の女性議員が季節性インフルエンザと同じ五類相当に引き下げるべきとの意見を国会で言っていますが、私もそう思います」

女性

「それはそうと、アメリカFRBが利上げを発表しましたね。また、円安が進むのでしようか」

「0.75%という大幅な利上げは27年ぶりだそうです。円安圧力となるでしょう。日本人の個人資産も9兆円位、この間アメリカに移動したと言われています」

女性

「ドル預金の方が利息が良いという判断でしょうか」

「それにプラスして、為替差益が見込めるという読みがあると思います」

女性

「ますます円安の方向に行ってしまうような気がしますけど……」

「前回も言いましたが、円安構造の中で経済を含めて日本をどう立て直していくのかということだと思います。ただ、かつては円高不況と言われたこともありますからね」

女性

「それは、いつ頃のことですか?」

「1980年代の半ば以降の話ですね。あなたが生まれた頃だと思いますが、学校で習わなかったですか?」

女性

「習ったような、習わなかったような。記憶があいまいです。いつも夢の中だったのかもしれません」

「これからは、考えて行動しないと良い夢が見られない時代ですからね。頑張って、学びましょう」

女性

「ここからが本論です ↓」

 グローバル時代――世界は平和の夢を見た時代

今はどういう時代なのか。それが分からないと正しい政策を立てることは出来ません。国会でも党首討論か何かで、きちんとした議論を国民の前ですべきです。日本を取り巻く客観的な情勢をデータに基づいて分析し、共通認識をもった上で政策を提示し合って議論すべきです。

時代の流れが分かっておらず、冷戦時代のような感覚のまま、的外れなことを言っている政党があるからです

1990年統一ドイツの誕生、1991年のソ連崩壊を境にして冷戦時代が終わり、いわゆるグローバル時代が到来します。簡単に言えば、国境の垣根を低くして、お互いもっと交流し合いましょうということが言われたのです。人とモノのやり取りが盛んになれば、お互いの理解も深まり、世界も平和に向かって進展していくだろうと考えたのです。日本の多くの企業は円高ということもあって、競って海外に生産拠点を移し、市場を海外に求める多国籍企業として世界に向かって飛び出して行ったのです。

中国もロシアも北朝鮮も、今のようにキバを剥いていませんでした。人類は世界平和の夢を一瞬見た時代だったのかもしれません。

(中学歴史/映像授業のTry IT/トライイット)

 独裁国家と民主主義国家に分かれ、対立を深めつつある時代

今はロシアのウクライナ侵攻に象徴されるように、独裁国家と民主主義国家に分かれ、対立を深めつつある時代です

日本の隣国であるロシア、中国、北朝鮮はすべて核を保有する独裁国家です。地政学上、一気に日本が世界最強の独裁国家群との最前線に位置する国となってしまいました。実は、アメリカや韓国もそれら三国が隣国であるということについては、日本と同じ条件です。距離的な違いがあるだけです。

考えなければいけないことは、防備を固めるということです。軍事的な防備、政治的並びに経済的防備がまず頭に浮かぶと思います。そして、食料的な防備も考えなければいけません。「地産地消」を全国的に行う必要が出てきました。

かつての時代は鎖国によって防備を固めましたが、今の時代はそれを行うと弱い国は強い独裁国家に捻り潰されてしまいますので、価値観を共有する国との同盟が必要となります。

ヨーロッパでNATO加盟への動きが出てきたのは、ある意味必然的なのです。また、韓国が日韓関係を言及し始めたのも、必然的だと思います。

日本は今まで冷水を浴びせられた苦い想い出が多くありますので、新政権に対しては冷たい対応をしていますが、連携せざるを得なくなると思っています。

(「東京新聞」)

 国内回帰の時代

貿易統計が発表されました。10か月連続の赤字となり、5月はこれまでの中で最大の赤字だったそうです。円安に加えて、エネルギー高、農産品の品薄による値上がりなどが主な原因とのことです。これらの原因は、一時的なものではなく、ここ当面は続くと思われます。

エネルギーについては、原子力発電所の再稼働も含めて、総合的に検討する必要があります。日本の食糧自給率は40%程度なので、今後は農林水産業なども含めて地場産業に目を向ける時代です。そして、機械化だけでなく、農家と大学あるいは研究機関との提携による近代的経営の導入、企業とのタイアップなどを考える必要があるでしょう。

また、地方文化、地方産業を担う人材育成も必要です。学校教育の中に地域の人たちとの交流を含めて、カリキュラムの中に地元産業を伝える内容のものを意識的に取り入れることを考える必要があります。

グローバル時代は各国とのサプライチェーンが進みました。ただ、その時代は終焉の時を迎えつつあります。価値観を同じくする国同士がゆるやかな同盟を組み、そこで資源やモノを融通し合うのですが、ただ世界は動乱の時代に入りましたので、基本的には国内で生産できる態勢をなるべく構築していくということです。

海外、とくに独裁国家に生産拠点がある企業は、早めに事業所や工場を国内に移す準備をするということです。国内回帰の時代だからです。のんびりしていると、資本ごとすべて収奪されることもあります。独裁国家の場合は、指導者の考え一つで何とでもなるのです。ロシアを見ていれば分かると思います。

(「ニュースイッチ」)

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