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「ジェンダー平等」を考える――12年連続「ジェンダー平等」世界一のアイスランド/ ジェンダー・ギャップ指数自体に意味はない

女性

「昨日(6/21)、女性を守る議員連盟というのが立ち上げられたそうです」

「自民党の女性議員が中心になって立ち上げたそうですね」

女性

「議連には80人以上の自民党議員が名を連ねたみたいです」

「それだけ集まったということは、LGBT法案が国会を通過したことが大きく影響していますね」

女性

「ただ、それだったら、通さなくても良かったのに、と思いますけど……」

「ここで愚痴を言っても始まりませんよ。それより、まず守るべきは女性なので、そのことをまず社会的にも確認した上で次に進むということだと思います」

女性

「ジェンダー平等とか言われて、何となく男女対等の扱いが普通みたいな社会の雰囲気を感じるのですけど……」

「その上に立って、LGBTを議論するので、「LGBT>男性=女性」みたいな感じになっています」

女性

「本当は「女性>男性、LGBT」ですよね」

「そうですね。それぞれは人間として平等であり、権利の上でも守られるべきですが、弱き立場の女性を特に守るというのが正しい考え方だと思います」

女性

「憲法的には、どうなんですか?」

「憲法の平等権(14条)は、形式的平等も実質的平等も認めていますので、状況によってどちらかを当てはめて考えれば良いと思います」

女性

「ここからが本論です ↓ 表紙写真は「クーリエ・ジャポン」の提供です」

 ジェンダーレスは日本の国柄に合わない

男女という言葉の代わりにジェンダーを使うのが、最近の風潮みたいになっています。1999年に男女共同参画社会基本法が成立をした頃から、ジェンダーという言葉が広がり始め、2015年に国連が定めた共通目標であるSDGs(持続可能な開発目標)の中に「ジェンダー平等」が入ってから、ポピュラーな言葉になったと思います。

男女は生まれた時の性のことを指しますが、ジェンダーというのは、文化的、社会的な生活の中で作られた性の違いという意味です。男性の生き方、女性の生き方という従来の既成概念に捉われず、自分で生き方を決めて良いという考えが込められています。

ただ、女性の場合は、子どもを産み育てるという部分に於て、男性より重要な役割があります。それを考えれば、形式的にイーブンという訳にはいきません。

(「コクヨファニチャー」)

 ジェンダー・ギャップ指数自体に意味はない

世界経済フォーラム(WEF)が「ジェンダー・ギャップ指数」を6月21日に発表しました。日本は125位(146か国調査)とのことでした。この調査は、「経済」「教育」「健康」「政治」の4分野において、それぞれの指標に基づいて点数化した上で順位を出すというものです。

日本人は、こういう順位を気にする人種ですが、出発点が違うので、余り気にする必要はありません。点数が高い国は大陸の狩猟民族や遊牧民族の国です。日本のように農耕民族の国では、定住生活を営み始めた頃から、男女役割分担が始まっていますので、大陸の国の判断基準でポイントを考えれば当然低くなります。

国づくりの出発点の考え方も違いますし、平等の考え方も国によって違います。そもそも、パーセンテージを同じにすれば理想的な状態が出現する訳でもありません。例えば、女性役員比率が日本は低いのですが、この比率が1:1になったからと言って業績が急に良くなる訳ではありません。

(「Facebook」)

 12年連続「ジェンダー平等」世界一のアイスランド

NHKが「未来へ17action/SDGsキャンペーン」と題してアイスランドの情報をSNSで発信しています。それによりますと、経済活動の参加(4位)、政治への参画(1位)が特に進んでいることが分かります。そこまで引き上げることに於て、1980年に女性大統領が誕生したことが何と言っても大きかったと思われます民主的に選出された世界で最初の女性大統領だそうです。だから、日本で男女平等の度合いを進めたいと思うのならば、女性首相を誕生させるのが一番早い解決方法かもしれません。

2018年に同じ仕事をする男女に対して異なった賃金の支払いを違法と定め、違反した場合は罰金を支払う法律が成立したそうです。そして、企業役員や公共の委員会の構成メンバーの40%は女性でなければいけないというクオーター制が導入されています。

日本でもクオーター制を検討しているようですが、余り高い数値を法律で決めてしまうと、混乱が生じます。すべては努力目標で良いと思います。それぞれの会社や職場には個々に違った事情があります。自然に誘導するのが一番ベストです。法律で強制的に決めるような問題ではありません。

仮に、「ジェンダー平等」が世界一になったからといって、経済発展する訳ではありません。別に何も保障はありません。単なる目安に過ぎないのです。目くじらを立てて追求することではないと思っています。すべては自然に形成されていくものなのです。

(「You Tube」/日テレNEWS)

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