ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。
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2025年

  • 2025年7月29日

ノンキャリア職員の横断人事改革 ―― 希望が出せない霞が関の人事構造  / AIを活用して開かれた人事改革を

「国家公務員のノンキャリアと言われる一般職の問題について話をしたいと思います」 「私の兄が地方公務員で役所勤めをしていますので、多少興味があります」 「地方公務員も総合職と一般職に分かれていますが、国家公務員と意味的に同じです」 「兄は一般職です。総 […]

  • 2025年7月26日
  • 2025年7月26日

「左右の対立」を乗り超えて ―― 明治以降に始まった思想的対立 / 「真の保守」のあり方とは

「右翼、左翼がわかる心理テストというのがあるの、知っていました?」 「何ですか、それ?」 「12の簡単な質問に答えるだけで、AIが判定してくれるのです」 「例えば、どういう質問ですか? 」 「政治的、思想的質問は皆無です。普段、どのように思って過ごし […]

  • 2025年7月24日
  • 2025年7月24日

日本は「エセ民主主義」国家 ―― 現代官僚制の問題点 / 戦前からのシステムをいまだに使っている

「民主主義国でも完全な民主主義国と不完全な民主主義国があることを知っていますか?」 「初めて聞きました。それはどういう定義ですか?」 「英エコノミスト誌が毎年公表している「民主主義指数」報告書による区分けです。それによると、完全な民主主義国は世界で2 […]

  • 2025年7月22日

「偏差値エリート」が壊した国・日本  ── 模範解答では国を導けない時代に / 「偏差値エリート」をエリートと錯覚

「変化の激しい時代です」 「参議院議員選挙が終わりましたが、自民党は惨敗でしたね」 「自民党が主導する官僚政治の終焉に繋がれば良いと思っています」 「参政党と国民民主の飛躍が目立ちますが、票を入れた方は党首の顔を見て入れたような気がします」 「そうい […]

  • 2025年7月19日
  • 2025年7月19日

日本を衰退させた財務省の問題点(2) ── なぜ官僚制度は批判されないのか / 報道機関と省庁の共犯構造 

「日本の国を支配しているのが特権意識を持ったキャリア官僚であることが、何となく分かり始めたところではないでしょうか」 「前回、他国の官僚制との比較をしていましたが、日本の官僚制は特異なんですね」 「人事採用権が各省庁にあるという国は日本だけです。そし […]

  • 2025年7月17日

日本を衰退させた財務省の問題点(1) ―― 国益より省益を優先する体質の起源 / なぜ日本だけが「省庁内キャリア制」なのか

男「今日の『産経新聞』で『財務省と日銀 日本を衰退させたカルトの正体』(ビジネス社)という本の広告が出ていましたが、今話題の書です」 「「財政危機という真っ赤なウソ」とか「消費税は二重課税」という見出しを見ると、結構刺激的な内容かなと思ってしまいます […]

  • 2025年7月15日

岩倉使節団の“見聞録”が語らないもの ── 文明開化の代償を問う / 「脱亜入欧」を確信した旅

「今日は岩倉使節団について、語りたいと思います」 「明治維新の時代に一挙に戻るのですね」 「たまには歴史の話をしないといけないなと思いますので……」 「それにしても、岩倉使節団を選んだ理由は何ですか?」 「明治の藩閥政府が西洋の近代化を推し進めますが […]

  • 2025年7月12日

日本の外国人政策の現実と課題 ―― 理念と現実のはざまで / 実質的な移民政策への備え

「参議院選挙の広報を見ましたが、本当にいろんな政党や団体があるのですね」 「ここに来て、急に増えましたね。議席を持っていない政党を入れれば20くらいあると思います」 「これは、どうしてですか?」 「中央集権国家で、民主主義のシステムを導入すると意見が […]

  • 2025年7月10日

財務省という巨大装置 ── 霞が関に巣食う権力の実像 /「失われた30年」を招いたキャリア官僚制度の問題点

「この間、このブログの訪問者が増えましたので、改めて配信日をお伝えします。火、木、土の週3回配信です。よろしくお願いいたします」 「今日は「失われた30年」を引き起こしてしまった日本の官僚制度そのものの問題点について話をしたいと思います」 「ところで […]

  • 2025年7月8日

「失われた30年」(その4) ―― 消費税と立法制度の歪み / 財務省主導体制がもたらした災厄の30年

「今日もバブル経済の話題ですか?」 「官民揃っての隠蔽工作がなされていますので、白日の下に晒した方が良いと思います」 「新聞やテレビ、マスコミは一切報じませんからね」 「そういう意味では、見事だと思います。中国のことを共産党独裁国家と言って批判します […]