ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。
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歴史

  • 2025年12月13日
  • 2025年12月16日

シンガポールの指導者 リー・クアンユー に学ぶ国家建設 ――  日本が歩み損ねた“人材国家”への道 / 人を基軸にした国家へ転換するために

「シンガポールに観光旅行に行ったことがありますが、前回の話をあらかじめ聞いていれば、違った見方が出来たのではないかと思いました」 「その国の歴史を知ると、別の角度からその国を見ることが出来ますよね」 「その辺りは人間と同じですよね」 「確かに、そう言 […]

  • 2025年11月18日

封建時代という時代は日本にはなかった ―― 歴史学界にモノ申す / 今こそ封建制概念の訂正を考える時期

「前回のお話は、少し驚きました。戦前の天皇のイメージが少し変わりました」 「帝国憲法で統治権者と規定されているにも関わらず、輔弼(ほひつ)権と統帥権に挟まれて実は何もできなかったのです」 「それじゃあ、今の象徴と同じということですね」 「実質的には同 […]

  • 2025年11月15日

天皇の政治的意志を塞いだ二重構造 ―― 明治立憲制の欺瞞的合理性 / 統帥(とうすい)権と輔弼(ほひつ)権

「前回のお話は、少し驚きました。明治憲法のイメージが少し変わりました」 「明治憲法ではなく、伊藤憲法と思った方が分かりやすいと思います」 「彼は国会開設に尽力したというのが、専らの評価ですが、その辺りはいかがでしょうか?」 「国会議事堂に伊藤博文像が […]

  • 2025年11月13日

伊藤博文が明治憲法にかけた思い ―― 立憲主義を装った無立憲主義 / 重要機関についての規定なし

「たまには、帝国憲法の話をしましようか」 「何か問題意識があるのですか?」 「帝国憲法の制定に一番こだわった人の思いや考えを紐解かないで、今まで解釈論だけが先行していたと思っています」 「一番こだわった人というのは、誰ですか?」 「伊藤博文です。彼は […]

  • 2025年10月14日

「唾吐き」から考える民族の深層心理 ―― 日本と西欧の空間に対する意識の違い / 模倣を超えた理解のために

「今日からナ・リーグの優勝決定シリーズが始まります」 「ドジャースには、頑張って欲しいと思っていますが、相手は強いのでしょ?」 「難敵であることは確かです。相手のブルワーズは今季のメジャー最高勝率を誇るチームです」 「かなり強い相手なんですね」 「得 […]

  • 2025年9月27日

「あんぱん」の八木上等兵の涙ながらの告白 ―― 戦争の総括がなぜ進まないのか / 餓死、栄養失調死、伝染病死の方が戦死者よりも多かった

「暑さ寒さも彼岸まで、とはよく言ったものですね。お彼岸を過ぎて、過ごしやすくなりました」 「クーラーなしで寝られるようになりましたからね」 「9月に入ってからも猛暑の勢いは衰えず、どうなっちゃうのかなと思っていましたが安心しました」 「ところで、朝ド […]

  • 2025年9月25日

『資本論』の批判的検証 ―― 剰余価値論と労働価値説の限界 / サービス労働の「価値」をどのように算定するか

「前回の話の中で、「サービスの両極的価値」という話が特に印象に残っています。成る程と思いました」 「それは何よりです」 「両極的価値という言葉は、どなたかの言葉ですか?」 「私の造語です。意味は、分かりましたか?」 「そこはかとなく、分かったという感 […]

  • 2025年9月16日
  • 2025年9月16日

明治維新という名の悲劇 ―― 明治維新は新しい時代への幸せな門出とはならなかった / 「五箇条の御誓文」で示された理念と真逆の実態

「高校社会科に「歴史総合」という科目が導入され、2025年にはセンター試験も実施されました」 「何か問題があるのですか?」 「歴史総合は日本史と西洋史の総合ということですが、全く違った自然観、国家観をもった歩みをしてきた両者を何で「総合」できるのかと […]

  • 2025年9月4日
  • 2025年10月24日

日本人は森に対して、どのように接してきたか ―― 戦後の経済の論理が森の多様性を奪う / 「森林危機」がクマを出没させた

「前回のブログで、あらためて日本は「森の国」ということを、多くの人が気付いてくれればと思っています」 「殆んどの日本人がそのことを知らないと思いますよ」 「そうだと思います」 「逆に、日本より割合的に多くの森林面積を有する国はどことどこですか?」 「 […]

  • 2025年8月23日

官僚主導の戦後の移民政策 (その2) ―― 「協賛機関」にとどまった戦後国会 

「前回は戦後移民の問題でしたが、今まで知らないことが多くありました。まだ、続きがあるのですね」 「ドミニカ移民の悲劇の話と国会のあり方について、話をしたいと思います。ドミニカ移民の悲劇は2006年に政府が補償を払って解決しましたが、余り世に知られてい […]