ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。
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歴史

  • 2024年12月7日

なぜ無謀な戦争に突き進んだのか ―— 陸軍は惨敗から学ぶことをしなかった / 組織が硬直して根詰まりが起きていた

「今回はなぜ無謀な戦争に突き進んで行ったのかという、ことについてお話をしたいと思います」 「「戦争責任」もそうですが、こういったテーマをマスコミは避けたがりますが、大事ですよね」 「何故このような話題に対してきちんと総括しないのか。その理由は分かりま […]

  • 2024年12月5日

日本はみずから戦争責任を追及していない ―—「茹(ゆ)でガエル」状態だった戦前の日本 / 戦争責任を分析できていない3つの理由

「前回のブログで紹介した『日本の戦争責任』を書いた若槻氏ですが、彼は天皇制廃止論者なんですね」 「そうなんです。ただ、仮に天皇制を廃止したところで、日本にとって何のプラスもありません。そこの部分が私と違うところです」 「あの本を読んで、もしかしたら「 […]

  • 2024年10月26日
  • 2024年10月26日

特攻隊実施80周年にあたって―― 連戦連勝を宿命づけられた軍隊…そこから悲劇が始まる / 天皇をシラス者に

「2024年10月25日は、特攻隊実施80周年になります」 「そうなんですね。ある意味、特異な作戦だったので、それなりの検証が必要でしょうね」 「最近になって『日米史料による特攻作戦全史』の翻訳版が刊行されたそうです」 「ということは、特攻のことを調 […]

  • 2024年10月22日

「和」の国を説いた聖徳太子 ―— 「和」の国のかたちを追究したのが、天智天皇と天武天皇 / 何がどのように受け継がれたのか

「産経新聞社から聖徳太子―和のこころの真実―という本が出たので買って読んでみました」 「その本は確か2年前に出版された時に話題になったと思います」 「日本人は聖徳太子が好きですからね」 「何と言っても、1万円札、五千円札、千円札に肖像画が載った方です […]

  • 2024年10月19日

歴史認識という「色眼鏡」(3) ―— 権力者・為政者の思いや欲望は行動に表れる / 歴史観という主観的なメガネで判断するとモレが出る

「前回のブログで、日清戦争まで辿り着きました。元々の始まりは、歴史をどう見るかということだったのですよね」 「歴史認識ということが盛んに言われていますし、それによって歴史事象を視るのが正しい歴史の見方だとされています」 「違うとおっしゃりたいのですよ […]

  • 2024年10月17日

日清戦争の時に「狂気の原型」が作られる ―— マクロ的視点のない行動がマイナスとなって跳ね返る 

「今年は実は、日清戦争勃発130周年の年なんですが、知っていましたか?」 「そうなんですね。言われて初めて気が付きました。学校で習って、勝って良かった程度の認識でした。日清戦争は、朝鮮の取り合いだったと言われて驚きました」 「元をただせば、最初の一歩 […]

  • 2024年10月15日

歴史認識という「色眼鏡」(2) ―— 中国、朝鮮に融和的に対応してきた日本 /「弱者」になる前に和解する必要あり

「前回は江華島事件(1875年)のところで終わりました。素朴な疑問ですが、征韓論者の西郷、板垣は敗れて下野した(1873年)のに、結局最終的に政府は朝鮮に高圧的に開国を迫ります。どうしてですか?」 「良い質問ですね。欧米使節団の連中と西郷たちが論争に […]

  • 2024年10月12日
  • 2024年10月12日

歴史認識という「色眼鏡」(1) ―— 具体的に歴史を追い掛ける / 明治の藩閥政府は思い付いたように行動した

「歴史をどう捉えるかという問題があります」 「いきなり哲学的な問い掛けをするのですね」 「歴史認識という言葉がよく使われますが、その言葉が飛び交っている間はダメだと思っています」 「それはどうしてですか?」 「歴史事象をどのように認識するかというのが […]

  • 2024年10月8日

明治維新の探究 (2) ―— 「王政復古の大号令」「五箇条の御誓文」は単なるアドバルーン / 最終的に藩閥独裁政権をつくる

「明治維新擁護者は、「王政復古の大号令」、「五箇条の御誓文」を過大に評価する傾向があります」 「教科書で明治維新の項目を開くと、最初に載っていますものね」 「維新は単なる薩長土肥の政治クーデターです。ただ、下手をすると単なる反乱になってしまいます。そ […]

  • 2024年10月5日

明治維新の探究 (1) ―— 江戸期に学問と文化の華が咲く / 「関ケ原以来の怨念」が明治維新の原動力!?

「前回のUSスチールの買収問題の話の中で、明治維新の話が出てきたのですが、私の認識と少し違っていたので驚きました」 「どのように思っていたのですか?」 「単純に明治維新を期に近代化日本に舵を切ったと思っていました」 「近代化というのは西洋化という意味 […]