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歴史

  • 2026年3月12日

江戸文明とは何だったのか ―― 常民社会と日本文化 / 地方分権と競争が生んだ文化国家

「「常民」という言葉を知っていますか?」 「さあ、どなたの言葉ですか?」 「民俗学者の柳田国男さんの言葉です。政治体制がどのように変わろうとも、庶民の暮らしは「常に変わらず同じである」というところから名付けられた言葉です」 「初詣やお祭り、豆まきや雛 […]

  • 2026年3月10日

「弥生革命」は何を変えたのか ―― 歴史的に繰り返される文明転換 / 農耕社会が生んだ格差と戦争

「縄文時代は大きな戦乱もなく、きっと平和でのどかな時代だったのでしようね」 「約1万年という気の遠くなるような長さの時代です。時間もゆったり流れたと思います」 「その次の弥生時代はどうだったのですか?」 「大陸から米作が伝来してきます。金属器も入って […]

  • 2026年3月7日

縄文時代の再発見  ――  遺跡・DNA・言語から見える日本人の起源 / 三内丸山遺跡とゲノム解析が明らかにした列島社会の形成

「『縄文の奇跡』(新野哲也著、産経NF文庫、2026年)という題名に惹かれて買ってきました。今、縄文時代に新たな光を当てようという動きがあります」 「歴史的には、特に何の事件も問題も起きなかったのですよね」 「縄文時代は1万年もの長き時間を刻むのです […]

  • 2026年3月3日

20世紀は「形式的平等主義」が横行した時代 ―― 21世紀は共同体の蘇生と統治の再設計をする時代 / このままでは内部崩壊する

「前回の話は、大仏次郎論壇賞、司馬遼太郎賞など3賞を受賞された作品なのに、殆ど的外れの論説を展開していたというお話でした。なぜ、そういったことが起きるのでしょうか?」 「審査する側も、審査される側も歴史哲学を確立していないからです。それがないまま、お […]

  • 2026年2月28日

『外務官僚たちの大東亜共栄圏』の批判的検討 ――「大東亜共栄圏」は外務官僚の理念だったのか / 戦前外交を考える

「熊本史雄氏が書かれた『外務官僚たちの大東亜共栄圏』が、大仏次郎論壇賞、司馬遼太郎賞、樫山純三賞をすべて受賞したというので購入しました」 「3冠達成ですか!?3賞を受賞するのは、大変だと思いますけど……」 「従来とは違った新しい視点からの歴史解釈かな […]

  • 2026年2月17日

「逝きし世の日本」と近代国家の代償 ―― ハーンが見た「日本の楽園」と近代の岐路 / 失われた面影と日本人の変容

「NHKの朝ドラ「ばけばけ」視ていますか?」 「視てますよ。舞台が熊本に移りましたね」 「本格的に富国強兵の時代に入って行く頃です」 「西洋に負けない、強い国を目指すのだというセリフがありましたね」 「ラフカディオ・ハーン(ヘブン先生)は“強い日本” […]

  • 2026年2月14日

「近代史観」の陰で忘れられた江戸という成熟社会 ―― 言語改革がもたらした文化的断絶を問い直す / 「江戸」再考の時代

「ディスカバー江戸時代ということで、今日は話をしたいと思います」 「急に時代が遡りましたね。どうしたのですか?」 「江戸時代を見直そうという動きが実はあるのです」 「そうなんですね。NHKの2025大河ドラマの『べらぼう』がきっかけですか?」 「単純 […]

  • 2026年1月24日
  • 2026年1月25日

なぜ日本の歴史は、こんなにも分かりにくく、つまらないのか ―― 明治維新から憲法まで、つながらない日本史 / 歴史哲学がない日本

「前回に引き続いて、保守について考えていきたいと思います」 「保守点検なら得意ですが、あまり難しい話は苦手です」 「日本の先人たちが一生懸命考えて遺したものや、日本の文化や伝統、郷土料理がきちんと受け継がれなくなりつつあります」 「前回は、その最も重 […]

  • 2026年1月22日

日本的保守とは何か ―― 出でよ「日本派」の保守  / 明治以降に成立した体制下で生まれた日本文化は一つもない

「保守とは何かということを、改めて考えてみたいと思います」 「しばしば話題になるテーマですね」 「識者がそれなりの論をその都度発信していますが、立ち位置が間違っているため、議論が錯綜としています」 「どこが正しい立ち位置とお考えですか?」 「日本のか […]

  • 2026年1月10日

少子化・人口減という「重い病」(その3) ―― 少子化は内部崩壊の兆し / 自然村の統合――少子化の「種」が蒔かれた瞬間

「「五公五民」は理解しましたが、中央集権国家と「少子化」がどのように関連するのですか?」 「少子化を単なる一時的な現象として見るのではなく、内部崩壊の兆しと捉えるのが正着です。がけ崩れの前に、小石が落ちたり、水が吹き出たりします。そういったイメージで […]