ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。
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歴史

  • 2024年6月29日

陛下のイギリスご訪問にあたって ―— イギリス王室はなぜ残ったのか / 日英同盟は20年の短命で終わる

「私、一度で良いから白馬の馬車に乗ってみたいなと思っています」 「天皇陛下と皇后雅子様のイギリス訪問のニュースを見たんでしょ?」 「どうして、分かったのですか?」 「あなたの場合は、すぐに何でも良いなと思う方なので、大体想像がつきます」 「イギリスの […]

  • 2024年6月15日

藩閥政府の統治プログラム (3) ―― 大局観なき戦いの末路  / 日清戦争の結果、ロシアが極東に進出する

「前回のブログで朝鮮や中国への対応を問題視しているように思えましたが……」 「日本の軍事ファシズムが朝鮮や中国に高圧的になったり、攻め入ったりと捉えている方が結構多いと思いますが、実はそうではないと思っています」 「結構、早い時期から威圧的だったので […]

  • 2024年6月13日

藩閥政府の統治プログラム (2) ―― 明治の藩閥政府は強気一辺倒だった / 東学党の乱から日清戦争へ

「明治維新史学会というのがあることを、知っていました?」 「いえ、知りませんでした。ただ、明治維新ということで時代が変わり、その新たな動きを研究したいという気持ちは分かります。ところで、何年くらい活動しているのですか?」 「1980年の創立なので、今 […]

  • 2024年6月11日
  • 2024年6月13日

藩閥政府の統治プログラム (1) ―― すぐに征韓論が出る / 国家神道の誕生

「明治維新について前に話題にしましたが、自分なりにあの後、図書館で調べてみました」 「それで、どうでしたか?」 「明治維新を肯定的に捉えている方が、やはり多いという印象です」 「そうでしょうね。そもそも、教科書自体が明治維新礼賛になっています。程度の […]

  • 2024年6月8日

中国、中央集権国家の源流を探る ―― 最初の統一王朝「秦」 / 中国本土を統一できた理由

「天安門事件からはや35年だそうです。あなたは小学校に行くか行かないか位だと思いますので、知らないでしょ?」 「事件の名前を知っている程度です。何日か前にNHKで、アメリカで事件の追悼集会をしているシーンが紹介されていましたが、見ましたか?」 「中国 […]

  • 2024年5月11日
  • 2024年5月11日

民族としての連続性をもたない時代 (3) ―— 日本軍敗戦3つの理由 / 「敗戦の種」は日露戦争の時に蒔かれていた

「前回のバルチック艦隊の話、興味深かったです。だけど、そういったことを研究されている方が世界各地にいるんですね」 「日露戦争の結果が世界史のターニングポイントになっていますし、その中でも日本海海戦の結果が戦争の行方に大きく影響を与えましたからね」 「 […]

  • 2024年5月9日

民族としての連続性をもたない時代 (2) ―—日露戦争の頃 / 軍事イデオロギーがつくられ始めた時代

「「日露戦争を境に日本が急速に変貌した」との司馬氏の言葉を前回紹介しましたが、その原因をどのように考えていますか?」 「いきなり、難しい質問ですね。まず、認識して頂きたいのは、日清戦争と日露戦争、犠牲者の数が全然違うということです」 「犠牲者というの […]

  • 2024年5月7日
  • 2024年5月9日

民族としての連続性をもたない時代 (1) ―—明治から敗戦まで / 中国型の中央集権国家を目指す

「今年の連休は、家族でどこかに出かけたのですか?」 「子供の野球チームの試合の応援や、練習の手伝い、団地の会合に参加したり、旧友に会ったりということで終わりました。いかがですか? 何か変わった事でも‥‥」 「私はある講演会に行ったのですが、つくづく日 […]

  • 2024年4月23日
  • 2024年4月23日

『古事記と日本のかたち』(2) ―—『古事記』の中に国を安定させるための原理 / 出雲神話 ――「国譲り」はなかった

「前回に引き続き著書の紹介を兼ねて、中身の紹介をしたいと思います。『古事記』の冒頭が一番重要と書かれていますが、その辺りの説明から」 「そこに宇宙の原理が書かれているから、一番重要なのです」 「宇宙の原理が現実の政治と、どう関係するのですか?」 「人 […]

  • 2024年4月20日

『古事記』と日本のかたち(1) ―— なぜ今まで『古事記』を読解できなかったのか / キーワードを見落としていた

「ご著書を出版されたと聞きました。おめでとうございます!」 「ありがとうございます。ただ、ここからが重要だと思っています。本というのは、皆さんに読んで頂いて、なんぼですからね」 「ところで、何という題名の本ですか?」 「『古事記と日本のかたち』という […]