- 2026年4月4日
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『戦後史の正体 1945-2012』を読む(その1) ―― 8/15ではなく降伏確定の9/2を基準に考えるべき / 戦後の日米関係をどう見るか
「地元の駅前で「古本市」を開いていたので行ってみました。古本市の楽しさは、掘り出し物がたまにあることです」 「ありましたか?」 「2冊ありましたね。そのうちの1冊は元外務省のキャリア官僚が書かれた本です。今、話題のイラン大使を経て、2009年まで防衛 […]
「地元の駅前で「古本市」を開いていたので行ってみました。古本市の楽しさは、掘り出し物がたまにあることです」 「ありましたか?」 「2冊ありましたね。そのうちの1冊は元外務省のキャリア官僚が書かれた本です。今、話題のイラン大使を経て、2009年まで防衛 […]
「『文藝春秋』の今月号に辻田真佐憲氏の「『戦後』の正体」という論文が掲載されています。連載企画の第1回目ということで、読んでみました」 「辻田氏は最近注目を浴びている近現代史家ですよね」 「そうですね。ただ、第1回目を読んだ感想としては、歴史は通史を […]
「今日は「国体」という観点から見ていきましょうか? そもそも「国体」とは何ですか?」 「国体とは、「国家体制」の意味ですから、天皇をシラス者として立てながら、ウシハク者が国を治める体制のことを言います。「国体」=天皇制ではありません。また、皇統が確立 […]
「前回の話で、大化の改新は失敗したという話でした。なのに、どの教科書も太字扱いです。それは、どうしてですか?」 「現在の政権は、敗戦をはさんで明治時代から継続しています。この政権が中央集権国家をつくったので、その原点を大化の改新と捉えているのです」 […]
「『読売消滅』というショッキングな題名の本を買ってみました。書いた橋本氏は長年読売新聞に勤めていた人です」 「内部告発モノですか?」 「本人の意識の中に多少そういったものがあるかもしれません。しかし、内容的には大したことはありません。退職して、今まで […]
「「常民」という言葉を知っていますか?」 「さあ、どなたの言葉ですか?」 「民俗学者の柳田国男さんの言葉です。政治体制がどのように変わろうとも、庶民の暮らしは「常に変わらず同じである」というところから名付けられた言葉です」 「初詣やお祭り、豆まきや雛 […]
「縄文時代は大きな戦乱もなく、きっと平和でのどかな時代だったのでしようね」 「約1万年という気の遠くなるような長さの時代です。時間もゆったり流れたと思います」 「その次の弥生時代はどうだったのですか?」 「大陸から米作が伝来してきます。金属器も入って […]
「『縄文の奇跡』(新野哲也著、産経NF文庫、2026年)という題名に惹かれて買ってきました。今、縄文時代に新たな光を当てようという動きがあります」 「歴史的には、特に何の事件も問題も起きなかったのですよね」 「縄文時代は1万年もの長き時間を刻むのです […]
「前回の話は、大仏次郎論壇賞、司馬遼太郎賞など3賞を受賞された作品なのに、殆ど的外れの論説を展開していたというお話でした。なぜ、そういったことが起きるのでしょうか?」 「審査する側も、審査される側も歴史哲学を確立していないからです。それがないまま、お […]
「熊本史雄氏が書かれた『外務官僚たちの大東亜共栄圏』が、大仏次郎論壇賞、司馬遼太郎賞、樫山純三賞をすべて受賞したというので購入しました」 「3冠達成ですか!?3賞を受賞するのは、大変だと思いますけど……」 「従来とは違った新しい視点からの歴史解釈かな […]