- 2025年2月18日
「文学部 歴史学科」という構造的問題 ―― 日本歴史学の縦割り構造に問題あり / 複雑な社会を生きていくためには総合的な学びが必要
「前回、ウェルビーイング学部の話題が出ましたが、それを作るのなら、歴史学部を作って欲しいですね」 「歴史学部はないのですか?」 「基本的に歴史学が文学部に属しているケースが一般的ですので、文学部史学科という扱いになっているところが殆どです」 「そうす […]
「前回、ウェルビーイング学部の話題が出ましたが、それを作るのなら、歴史学部を作って欲しいですね」 「歴史学部はないのですか?」 「基本的に歴史学が文学部に属しているケースが一般的ですので、文学部史学科という扱いになっているところが殆どです」 「そうす […]
「このブログは週3回発信していますが、祝日と重なった場合は、お休みさせていただいています。ということで、2/11の建国記念日はブログをお休み致しました」 「建国記念日ではなく、建国記念の日ですよ」 「えっ、どう違うのですか?」 「元々は紀元節だったの […]
「今回はなぜ無謀な戦争に突き進んで行ったのかという、ことについてお話をしたいと思います」 「「戦争責任」もそうですが、こういったテーマをマスコミは避けたがりますが、大事ですよね」 「何故このような話題に対してきちんと総括しないのか。その理由は分かりま […]
「前回のブログで紹介した『日本の戦争責任』を書いた若槻氏ですが、彼は天皇制廃止論者なんですね」 「そうなんです。ただ、仮に天皇制を廃止したところで、日本にとって何のプラスもありません。そこの部分が私と違うところです」 「あの本を読んで、もしかしたら「 […]
「2024年10月25日は、特攻隊実施80周年になります」 「そうなんですね。ある意味、特異な作戦だったので、それなりの検証が必要でしょうね」 「最近になって『日米史料による特攻作戦全史』の翻訳版が刊行されたそうです」 「ということは、特攻のことを調 […]
「産経新聞社から聖徳太子―和のこころの真実―という本が出たので買って読んでみました」 「その本は確か2年前に出版された時に話題になったと思います」 「日本人は聖徳太子が好きですからね」 「何と言っても、1万円札、五千円札、千円札に肖像画が載った方です […]
「前回のブログで、日清戦争まで辿り着きました。元々の始まりは、歴史をどう見るかということだったのですよね」 「歴史認識ということが盛んに言われていますし、それによって歴史事象を視るのが正しい歴史の見方だとされています」 「違うとおっしゃりたいのですよ […]
「今年は実は、日清戦争勃発130周年の年なんですが、知っていましたか?」 「そうなんですね。言われて初めて気が付きました。学校で習って、勝って良かった程度の認識でした。日清戦争は、朝鮮の取り合いだったと言われて驚きました」 「元をただせば、最初の一歩 […]
「前回は江華島事件(1875年)のところで終わりました。素朴な疑問ですが、征韓論者の西郷、板垣は敗れて下野した(1873年)のに、結局最終的に政府は朝鮮に高圧的に開国を迫ります。どうしてですか?」 「良い質問ですね。欧米使節団の連中と西郷たちが論争に […]
「歴史をどう捉えるかという問題があります」 「いきなり哲学的な問い掛けをするのですね」 「歴史認識という言葉がよく使われますが、その言葉が飛び交っている間はダメだと思っています」 「それはどうしてですか?」 「歴史事象をどのように認識するかというのが […]