- 2019年12月31日
- 2020年1月1日
平成は戦略なき敗北の時代――令和は立て直しをする時代
今年の2~3月に実施した世論調査(共同通信社/3000人対象)によると、平成は良い時代であったと答えた人は73%であった。確かに、明治以降で初めて戦争がなかった時代なので、それの反映だろう。 ただ、日本の地政学的な位置を考えると、単に戦争がなく平和で […]
今年の2~3月に実施した世論調査(共同通信社/3000人対象)によると、平成は良い時代であったと答えた人は73%であった。確かに、明治以降で初めて戦争がなかった時代なので、それの反映だろう。 ただ、日本の地政学的な位置を考えると、単に戦争がなく平和で […]
21世紀は共産主義的なものと、いかに決別するかが、繁栄の鍵を握るだろう。 共産主義思想の原点には、真理は1つであり、それは自然科学の分野でも、社会科学の分野においても同じと考える。 そのため、単一化、単純化、定式化、画一化といったことを好む。 政治の […]
哲学者のフランシス・ベーコンは、人間は先入観に陥りやすい動物であることを見抜き、その先入観をイドラと名付け、さらにそれを4つに分類した。 (ベネッセコーポレーション) そのうちの1つに劇場のイドラというのがある。 本当は真実ではないのだが、権威や権力 […]
中学社会科の教科書の内容について、本当にこれで良いのか、きちんと国民に公開して批判を受ける必要があるのではないかと思ってきた。 そのことを言う手段もなく時は過ぎてきたが、SNSを使っての情報発信ができるようになったので、これを使って問題提起させて […]
前回の記事はこちら! 昨日(12/26)、階級国家観と国民国家観のことを述べた。 階級国家観は社会主義者・共産主義者の国家観である。 人民の権利を抑圧する主体として国家権力があり、それを打倒(革命)の対象と捉える。 この国家観にもとづいて憲法解釈をす […]
ニュースの内容 愛知県で8~10月に開かれた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の実行委員会の会長を務めた同県の大村秀章知事が24日、東京・内幸町の日本記者クラブで会見した。大村氏は、批判が殺到して一時中止した企画展「表現の不自由展・その後」で […]
スポーツ庁が12/23日に小学5年生と中学2年生を対象に実施した全国体力テストの結果を公表したこともあり、 12/24日の新聞各紙は「子供の体力の低下」について、一斉に報道した。 何らかの結果が出ているということは、必ず原因があり、原因を究明すれ […]
聖徳太子は、「明確な国家意識をもって」(渡部昇一 『日本の歴史 ①古代篇』(WAC株式会社/2011年))、中国との対等外交を開こうとした人物である。 そんなこともあり、大陸寄りの史観をもつ人から毛嫌いをされている。 そして、教科書から消し去ろうとい […]
「失敗は成功のもと」という言葉があるが、それはあくまでもそこから教訓なり、貴重なデータが手に入れられた場合だけである。 何もそこから正しい教訓を導き出すことができなければ、その後何回でも同じような失敗を重ねるだけである。 何かを為(な)そうとする時、 […]
(毎日新聞) 共通テストに記述式問題が導入されないことに対して、各新聞社がほぼ一斉に12月18日付の朝夕刊、社説などで手厳しい批判の文章を載せた。 それはそれで良しとして、その文章がどういう意図で書かれたのか、教育や入試に対して各新聞社がどういう問題 […]