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政治関係のニュース

  • 2025年8月9日
  • 2025年8月9日

「象徴」天皇の限界と可能性  ―― 「象徴」天皇の歴史はわずか80年 / 天皇制の未来と「安定的皇位の継承」

「前回の話で、国体の意味が少し分かったような気がします」 「議論が錯綜としていたのは、「シラス-ウシハク」のことを理解しないまま議論するからです」 「私は今の象徴天皇制が伝統のかたちだと思っていました」 「古代の天皇は権力者でしたが、天武天皇の時代か […]

  • 2025年8月7日
  • 2025年8月7日

日本の「国体」とは何だったのか ――「シラス-ウシハク」体制から敗戦後の象徴天皇制まで / 明治政府による国体の転換

「今年は、原爆投下から80年、終戦から80年の節目なんですね」 「80年経っていますが、何の総括もなされていません。今年は80年談話さえ出ませんでした」 「総括というのは、反省ということですか?」 「歴史というのは俯瞰することによって分かることが多く […]

  • 2025年8月2日

大東亜戦争をどう語るか ―― 協調の時代を裏切り、破局へと突き進んだ日本の選択

「『大東亜戦争肯定論』という題名の本が出たそうです」 「ついにそういう本が売られるような時代になったのですね」 「喜ぶべきなのか、憂うべきなのか、どう思いますか?」 「それを聞きたくて、今日は訪ねて来たんですよ」 「終戦記念日が近くなると、大東亜戦争 […]

  • 2025年7月31日

戦前の体制を引きずる日本 ――「民主国家」とは言えない構造 / 今後の日韓関係をどう考えるか

「今日も民主主義の話をしましょうか」 「日本はエセ民主主義という話が前にありました。さすがにショックを受けました」 「日本人は日本を模範的な民主主義国家だと信じて疑っていないでしょうからね」 「そこに大きな落とし穴があるということですね」 「「思い込 […]

  • 2025年7月29日

ノンキャリア職員の横断人事改革 ―― 希望が出せない霞が関の人事構造  / AIを活用して開かれた人事改革を

「国家公務員のノンキャリアと言われる一般職の問題について話をしたいと思います」 「私の兄が地方公務員で役所勤めをしていますので、多少興味があります」 「地方公務員も総合職と一般職に分かれていますが、国家公務員と意味的に同じです」 「兄は一般職です。総 […]

  • 2025年7月26日
  • 2025年7月26日

「左右の対立」を乗り超えて ―― 明治以降に始まった思想的対立 / 「真の保守」のあり方とは

「右翼、左翼がわかる心理テストというのがあるの、知っていました?」 「何ですか、それ?」 「12の簡単な質問に答えるだけで、AIが判定してくれるのです」 「例えば、どういう質問ですか? 」 「政治的、思想的質問は皆無です。普段、どのように思って過ごし […]

  • 2025年7月24日
  • 2025年7月24日

日本は「エセ民主主義」国家 ―― 現代官僚制の問題点 / 戦前からのシステムをいまだに使っている

「民主主義国でも完全な民主主義国と不完全な民主主義国があることを知っていますか?」 「初めて聞きました。それはどういう定義ですか?」 「英エコノミスト誌が毎年公表している「民主主義指数」報告書による区分けです。それによると、完全な民主主義国は世界で2 […]

  • 2025年7月22日

「偏差値エリート」が壊した国・日本  ── 模範解答では国を導けない時代に / 「偏差値エリート」をエリートと錯覚

「変化の激しい時代です」 「参議院議員選挙が終わりましたが、自民党は惨敗でしたね」 「自民党が主導する官僚政治の終焉に繋がれば良いと思っています」 「参政党と国民民主の飛躍が目立ちますが、票を入れた方は党首の顔を見て入れたような気がします」 「そうい […]

  • 2025年7月19日
  • 2025年7月19日

日本を衰退させた財務省の問題点(2) ── なぜ官僚制度は批判されないのか / 報道機関と省庁の共犯構造 

「日本の国を支配しているのが特権意識を持ったキャリア官僚であることが、何となく分かり始めたところではないでしょうか」 「前回、他国の官僚制との比較をしていましたが、日本の官僚制は特異なんですね」 「人事採用権が各省庁にあるという国は日本だけです。そし […]

  • 2025年7月17日

日本を衰退させた財務省の問題点(1) ―― 国益より省益を優先する体質の起源 / なぜ日本だけが「省庁内キャリア制」なのか

男「今日の『産経新聞』で『財務省と日銀 日本を衰退させたカルトの正体』(ビジネス社)という本の広告が出ていましたが、今話題の書です」 「「財政危機という真っ赤なウソ」とか「消費税は二重課税」という見出しを見ると、結構刺激的な内容かなと思ってしまいます […]