ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。
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経済関係のニュース

  • 2020年11月27日
  • 2020年11月28日

階級社会は死語になった / 労働力ではなく、データやアルゴリズムが価値を運んでくる時代

「橋本健司著の『新・日本の階級社会』(講談社現代新書、2018年)を紹介しつつ、その内容について批判的に検討したいと思います」 「まだ、現代を階級社会だと思われているということなのですね」 「表題を見ると、そういった認識だと思います」 「階級というの […]

  • 2020年11月27日
  • 2020年11月27日

日本型雇用からジョブ型雇用へ / 価値を創出できる人材が求められる時代 ―—大学の在り方も変わる可能性

「ジョブ型雇用って、何だか分かりますか?」 「最近はカタカナ言葉が多く増産されるようになって、頭が追いついていかないのです。それは何ですか?」 「ジョブは仕事、職務の意味なので、そこから想像してみて下さい」 「仕事ができる人を優先採用するというシステ […]

  • 2020年11月25日
  • 2020年11月28日

コロナ禍の中、日経平均株価がなぜ上がり続けるのか / 研究と人材、「2つの開発」に資金を投ずる必要あり

「日経平均が638円高の26,165円でした。1991年5月以来およそ29年半ぶりの高値水準でした」 「はあー、という感じです」 「どうしたのですか?」 「そもそも、その意味がよくわからないのです。私は株はやらないので……」 「株でもうけた、もうけな […]

  • 2020年11月23日
  • 2020年11月24日

もう『資本論』の時代ではない / 「データ」「サービス」が価値を生み出す時代

「20世紀社会においても大きな思想的影響を与えたのがマルクスです」 「私でも名前を知っていますからね」 「マルクスはユダヤ人だったことは知っているよね」 「ええ、この前教えてくれたじゃあないですか。だけど、それが何か重要なことなのですか?」 「彼は1 […]

  • 2020年11月14日
  • 2020年11月15日

物質的な市場の飽和と共に、資本主義も新たなステージに / 米中が先行し、日本は周回遅れになっている

「政治、経済、教育は相互に関係しますので、総合的、複合的に見ないと判断を誤る可能性があります」 「そういうこともあって、3つの分野を個別的、俯瞰的に話題にしているのですね」 「経済発展は人材づくりが鍵なので教育、そのシステムを法や制度にするのは政治の […]

  • 2020年11月13日
  • 2020年11月13日

日本が持続的に経済発展するためには、人財育成を第一に考える必要あり

「経済が分かれば、社会が分かります。ただ、経済は生き物なので、どう動くか掴みにくいところがあります」 「予測しにくいのは、経済行動に膨大な数の人間の感情や欲望が直接的に反映されるからですよね」 「そういう話を前回したと思います。経済の分野は一寸先が闇 […]

  • 2020年11月10日
  • 2020年11月11日

『資本主義の新しい形』を読む / 21世紀は知的創造力が重要となる時代 — 人材育成に重点を

「『資本主義の新しい形』(諸富徹.岩波書店)という興味深い内容の本が最近出版されました」 「「新しい形」というのが、ピンと来ないのですが」 「従来の生産ということに対して、一つの固定観念をもっていると、なかなか理解しにくいと思います」 「もともと、そ […]

  • 2020年10月30日
  • 2020年10月31日

デジタル化は喫緊(きっきん)の課題 / 労働組合運動は終焉の時代を迎えつつある

「労働組合のナショナルセンター(全国中央組織)である「連合」が次の衆議院選挙に向けて、基本方針を決めたそうです」 「そうなんですか。私の職場には労働組合があって、一応組合員ですがほとんどよく分からないまま執行部の役員の方に任せきりになっています」 「 […]

  • 2020年10月29日

危機の時代には独裁体制が人を惹きつける / 民主主義の考えに基づく新しいシステムを構築する必要あり

「『民主主義 少数派に』『民主主義が衰えている』という記事が『日経』(2020.10.26日付)に載りました」 「ここに、「民主主義は退潮、非民主主義は伸長」とありますね」 「スウエーデンの調査機関V-Demのデータを載せてくれていますが、それによる […]

  • 2020年10月23日
  • 2020年10月23日

『ポスト資本主義社会』(ドラッカー)の時代 / 歴史の転換期、価値観の大変動の時代

「ピーター・ドラッカーの『ポスト資本主義社会』という書を先月に引き続き再び紹介したいと思います。」 「確か、アメリカの経営学界の重鎮だった人ですよね。」 「そうです。経営学部に入ると、教授から一般教養、あるいは常識として読んでおきなさいと言われるよう […]