ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。
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2024年

  • 2024年10月29日

総選挙を総括する ―— 総裁選から悪い流れが始まった / 失策が重なった挙句にビッグイニングとなった

「総選挙ですが、大変な結果になりましたね」 「そうですね。これで憲法改正は確実にできなくなりました」 「どうして、こういう結果になったのでしょうか?」 「自公執行部の完全な読み間違えが原因です。総裁選挙が9月下旬にあり、10月の東南アジア諸国連合 ( […]

  • 2024年10月26日
  • 2024年10月26日

特攻隊実施80周年にあたって―― 連戦連勝を宿命づけられた軍隊…そこから悲劇が始まる / 天皇をシラス者に

「2024年10月25日は、特攻隊実施80周年になります」 「そうなんですね。ある意味、特異な作戦だったので、それなりの検証が必要でしょうね」 「最近になって『日米史料による特攻作戦全史』の翻訳版が刊行されたそうです」 「ということは、特攻のことを調 […]

  • 2024年10月24日
  • 2024年10月24日

総裁選と総選挙について ―— 政治家は「経済発展・経済成長」を語るな / 派閥の行方

「選挙も終盤に入ってきましたが、期日前投票は済ませたのですか?」 「いえ、日曜日に近所の投票所まで散歩がてら行きたいと思っていますので、不在者投票は予定にはありません」 「しかし、急に総選挙になった感じですよね」 「自民党の総裁選が終わってすぐに抜き […]

  • 2024年10月22日

「和」の国を説いた聖徳太子 ―— 「和」の国のかたちを追究したのが、天智天皇と天武天皇 / 何がどのように受け継がれたのか

「産経新聞社から聖徳太子―和のこころの真実―という本が出たので買って読んでみました」 「その本は確か2年前に出版された時に話題になったと思います」 「日本人は聖徳太子が好きですからね」 「何と言っても、1万円札、五千円札、千円札に肖像画が載った方です […]

  • 2024年10月19日

歴史認識という「色眼鏡」(3) ―— 権力者・為政者の思いや欲望は行動に表れる / 歴史観という主観的なメガネで判断するとモレが出る

「前回のブログで、日清戦争まで辿り着きました。元々の始まりは、歴史をどう見るかということだったのですよね」 「歴史認識ということが盛んに言われていますし、それによって歴史事象を視るのが正しい歴史の見方だとされています」 「違うとおっしゃりたいのですよ […]

  • 2024年10月17日

日清戦争の時に「狂気の原型」が作られる ―— マクロ的視点のない行動がマイナスとなって跳ね返る 

「今年は実は、日清戦争勃発130周年の年なんですが、知っていましたか?」 「そうなんですね。言われて初めて気が付きました。学校で習って、勝って良かった程度の認識でした。日清戦争は、朝鮮の取り合いだったと言われて驚きました」 「元をただせば、最初の一歩 […]

  • 2024年10月15日

歴史認識という「色眼鏡」(2) ―— 中国、朝鮮に融和的に対応してきた日本 /「弱者」になる前に和解する必要あり

「前回は江華島事件(1875年)のところで終わりました。素朴な疑問ですが、征韓論者の西郷、板垣は敗れて下野した(1873年)のに、結局最終的に政府は朝鮮に高圧的に開国を迫ります。どうしてですか?」 「良い質問ですね。欧米使節団の連中と西郷たちが論争に […]

  • 2024年10月12日
  • 2024年10月12日

歴史認識という「色眼鏡」(1) ―— 具体的に歴史を追い掛ける / 明治の藩閥政府は思い付いたように行動した

「歴史をどう捉えるかという問題があります」 「いきなり哲学的な問い掛けをするのですね」 「歴史認識という言葉がよく使われますが、その言葉が飛び交っている間はダメだと思っています」 「それはどうしてですか?」 「歴史事象をどのように認識するかというのが […]

  • 2024年10月10日

特攻隊出撃から80年 ―— 部下の特攻を止めるのが上層部の役割 / 不戦神話が作られたことが無謀な作戦の原因

「今年の10月は、最初の特攻隊が出撃してから80年の節目を迎えます」 「80年ということは、今年が2024年なので、最初の特攻機が飛び立ったのは1944年になる計算となりますが、合っていますか?」 「そうです。1944年10月です。終戦の10か月前の […]

  • 2024年10月8日

明治維新の探究 (2) ―— 「王政復古の大号令」「五箇条の御誓文」は単なるアドバルーン / 最終的に藩閥独裁政権をつくる

「明治維新擁護者は、「王政復古の大号令」、「五箇条の御誓文」を過大に評価する傾向があります」 「教科書で明治維新の項目を開くと、最初に載っていますものね」 「維新は単なる薩長土肥の政治クーデターです。ただ、下手をすると単なる反乱になってしまいます。そ […]