ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。
  • 2025年12月27日

インフレ経済をどう読むか (その2) ―― 積極財政は「正着」である / 「178万円の壁」と国民負担率が示す構造問題

「今の経済現象は、インフレであることが前回の説明で分かりました」 「インフレと言うと、何か良からぬ現象と考える人がいますが、2~3%程度のインフレ状態は、経済が順調だと考えて良いのです」 「大事なのは、この順調な「波」に乗ることですよね」 「我々国民 […]

  • 2025年12月25日

インフレ経済をどう読むか (その1) ―― 「失われた30年」はどうして起きたか / アメリカはわざとインフレを起こしている

「昨日はイブでしたが、家族で何かしましたか?」 「サンタクロースという年齢ではありませんが、一応子どもにプレゼントを渡して、ささやかに皆でケーキを食べました。ただ、驚いたのは、ケーキの値段が高くなっていたことです」 「高級店で買ったからでしょ(笑)」 […]

  • 2025年12月23日

日本はなぜ「人材ロス国家」になったのか (その2) ―― 明治維新で誕生した「猿真似国家」 / アイデンティティ教育が欠けた国家ではミスマッチが生まれる

「何らかの推し活をしている人が、10人に1人の割合でいるそうです。最近のNHKニュースで言っていました」 「結構、いるんですね。私は仕事と子供のことで、それどころではないですけど……。それだけ、時間とお金に余裕がある人が増えたということでしょうか?」 […]

  • 2025年12月20日
  • 2025年12月23日

日本はなぜ「人材ロス国家」になったのか (その1) ―― 明治国家は「哲学なき国家」/ 官僚制から軍制まで、西洋の「猿真似国家」

「前回は、急遽、外国人法人の問題を入れさせて頂きました」 「話を元に戻して、「人材ロス国家」について今回と次回の2回にわたって論じていきたいと思います」 「思ったのですが、省令の改正は一般の国民は知る術がありませんので、気が付かないですよね」 「そう […]

  • 2025年12月18日
  • 2025年12月18日

「ヘッドレス国家」が生んだ起業排除 ―― 適法だが戦略的に誤った政策 / 省令改正で進む「条件反射型統治」

「今日のNHKニュース(12/18)で知ったのですが、外国法人の資格基準を引き上げるようです」 「入管法(出入国管理法)を改正するのですか?」 「入管法に基づく省令を改正するみたいです。資本金を500万から3000万、常勤職員1名以上の雇用義務化など […]

  • 2025年12月16日

日本はすでに“静かな衰退”に入っている ―― 人材を輩出できる国だけが生き残ることができる / “アイデンティティ教育”の欠如が致命的

「AIを制するものは、世界を制する状況になってきました」 「日本の勝ち目はどうですか?」 「一言で言えば、「苦戦」しています。それに対して、シンガポールは善戦しています。IMFの「AI準備指数」では世界1位、イギリスのトータスメディアによると世界3位 […]

  • 2025年12月11日

どん底からスタートした「シンガポール」は今やアジア有数の近代国家 ―― 「哲学」がある国家は発展する / 人材育成を国の中心事業とした

「シンガポールという国を知っていますか? 東京の23区くらいしかない小さな国です」 「名前は、よく知っています。確か、東南アジアにありますよね」 「マレーシア連邦から追い出されたので、止む無く1965年に独立したという国です」 「普通は「独立おめでと […]

  • 2025年12月9日

定年・年金改革の本質 ―― 「縮小均衡」から脱却し、地方主導で日本を再設計する / 官僚中央集権を超えて、個人と地域が選ぶ未来へ

「今、にわかに「70歳定年制」という話が持ち上がっています」 「ついこの前、60歳を65歳に引き上げたばかりだと思いますけど……」 「日本ではなく、世界的な潮流としてそのような動きが出ているのです」 「実際に「70歳定年制」に踏み切った国はあるのです […]

  • 2025年12月6日
  • 2025年12月6日

AI時代の教育改革 ―― 文系・理系を超える新しい学び  / 人材ミスマッチを乗り越える「学問統合」への提案

「AIが人間の知的労働を代替し始めたそうです。といっても、これはアメリカの話です」 「具体的に、どのようなことが起きているのですか?」 「会計士だった人が辞めて、配管工になったという最近の実例があるそうです」 「ホワイトカラーからブルーカラーへの転身 […]

  • 2025年12月4日

アイデンティティ教育を軸にした学校改革案 ――「何のために生まれて 何のために生きるのか」/ 現代教育が欠落している視点

「相も変わらず不登校が多いです。10月に小中生の不登校生徒が35万人で最多になったと報じられています。小学生のお子さんが2人おられますけど、どのように感じられていますか?」 「ウチは高学年と低学年に一人ずついますが、不登校にだけはなって欲しくないと思 […]