ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。
  • 2025年11月4日

外国マネーが動かす地価と住宅市場の行方 ―― 都心の高騰、若者の長期ローン、そして求められる土地規制の新たな枠組み

「50年ローンというのが出て来たのですが、知っていましたか?」 「先日、どこかの民放のニュースで見ました。結構、人気なんですってね」 「50年間、借金を返し続けなければいけない訳でしょ。何で人気なのかがよく分かりません」 「高額物件が買えるということ […]

  • 2025年11月1日
  • 2025年11月1日

日経平均5万2千円を突破 ―― 今の株高現象をどう見るか / 海外マネーと金融教育が映す、日本経済の構造的課題

「日経平均が5万2千円を突破しましたね」 「何か嬉しそうですね」 「日経平均に連動する投資信託を買ったので、上がると何か嬉しくなるのです。このまま持っていて大丈夫ですかね?」 「投資環境は良いと思います。勢いがあるので、もうひと伸びするかもしれません […]

  • 2025年10月30日

高市総理の所信表明演説を分析する (その2) ―― 「物価高・内部留保・教育危機」から見える国家運営の構造的欠陥

「高市内閣の支持率が今までの内閣の中では最高の75.4%となったそうです」 「彼女の熱量が支持率を押し上げたと思っています」 「一番得をしたのは、維新かもしれませんね」 「自民・維新の連立の支持者が6割を超えましたからね。もともとは大阪の地方政党でし […]

  • 2025年10月28日

高市総理の所信表明演説を分析する (その1) ―― 財政依存から金融協調へ、そして中間層の再建へ / 経済再生の条件

「高市新首相の所信表明演説のニュースを見ました。彼女の熱量は伝わってきました」 「総理大臣のやる気を測るのに一番よく分かるのが、実は所信表明演説なんです。普通の演説は党の総務会にかけますが、所信表明演説はかけません。だから、総理がやりたいことを自由に […]

  • 2025年10月25日

森と人の断絶が生んだ「警鐘」―― クマ出没の背景にある日本の森林と自然観 / 森の再生こそ、未来への責任

「クマの出没が相次いでますね 」 「今年は例年になく多いです」 「今年の異常気象が原因でクマが餌とする広葉樹のブナ・ミズナラ・コナラなどの堅果類(ドングリ類)の凶作が原因と言われています」 「ブナの実が豊作の時はクマの出没が減りますので、エサの不足が […]

  • 2025年10月23日

財務省による支配の構造とその異常性 ―― 財務省とメディアの共鳴構造 / プライマリーバランスという尺度で判断する

「日本で初めての女性総理大臣が誕生しましたね」 「ある意味、歴史的なことなので、高市さんは歴史に名前を刻みましたね」 「女性総理の誕生、そして大谷選手の打っては1試合3ホームラン、投げては10奪三振の勝利投手。凄いシーンを見ているのだなとつくづく思っ […]

  • 2025年10月21日
  • 2025年10月21日

「財務省という国家」―― 官僚制が政治を呑み込む構造  / 明治以来の官僚主導国家と試験制度による支配の実像

「今の日本をどう見れば、良いのでしょうか? 」 「一言で言えば、議会制民主主義の皮をかぶった官僚的中央集権国家です」 「議会制民主主義の国ではなく、仮面をかぶっているというオチがついているということですね」 「その仮面がなかなか見えないのは、何故だと […]

  • 2025年10月18日

「日本のかたち」をどう教えるか ―― 中央集権史観を超えて / 明治維新を断裂と考えるべき

「小学校の社会科ですが、従来とは違い、政治の勉強をしてから歴史を勉強するようになったそうですね」 「「小学校学習指導要領」が2017年に告示され、それに伴って、小学校社会科第6学年における学習の扱い順序が 「政治 → 歴史 → 国際」 という順序に変 […]

  • 2025年10月16日

子どもの自殺を生む社会構造 ―― 物質的豊かさの中で失われた「生きる意味」 / 中央集権の終焉と教育の自治

  「子どもの自殺者が減らないので、文科省はパブリックコメントを募るみたいですよ」 「私に言わせれば、それは一種のブラックジョークです。この国の実態に合わない全国一律教育そのものが原因をつくっている面があるからです」 「文科省をなくしたら解決すると言 […]

  • 2025年10月11日

「明治的保守」と「文化的保守」―― 2つの保守が共存 / 明治以降の「保守」は名ばかりの「エセ保守」

「前回、保守の中の「ゆらぎ」について語りたいとおっしゃっていましたが、そもそも「ゆらぎ」というのは何ですか?」 「本来、保守政党は1枚岩でまとまらなければいけないのですが、それがまとまり切れていない状況を「ゆらぎ」と表現したのです」 「なぜ一つにまと […]