ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。
  • 2025年9月13日

「貯蓄から投資へ」笛吹けど民は踊らず ―― 金融教育は社会科で教えるべきもの  / 投資は学ぶより慣れろ

「タンス預金という言葉を知っていますよね?」 「文字通り、タンスにお金をしまっておくことでしょ。だけど、タンスを使っていない家が多くなったと思います」 「今風に言えば、クローゼット預金でしょうか。一世代前の貯金のあり方であることは確かですが、日本にお […]

  • 2025年9月11日

伊東市長、議会解散の暴挙 ―― 地方政治の矛盾と制度的限界 / 首長と議会の関係はどうあるべきか

「議会を解散してしまいましたね」 「今、話題の方ですね」 「静岡県は前の知事の時に物議を醸しだして、今回は伊東市でひと騒動と、大変ですね」 「ただ、今回のケースは類い稀だと思います。学歴詐称でしょ。政治的な問題ではありません」 「パワハラも同じだと思 […]

  • 2025年9月9日

国会と官僚制 ―― なぜ日本は「官僚主導国家」なのか / 「会期制」と「一事不再議の原則」が生み出す「国会軽視」の構造

「石破さんが辞めたというニュースを聞いたのですが、首相を辞めたのですか?」 「自民党総裁を辞めたのです。総理大臣を辞めたわけではありません」 「成る程、分かりました。これから自民党の新総裁を決める手続きに入るのですね。総裁は新しい方がおやりになって、 […]

  • 2025年9月6日

江戸の森から現代へ ── 「森林危機」と人材育成の課題 / 循環型林業に学び、国家戦略と担い手づくりを再構築する

「台風が去って、また猛暑が戻ってきた感じがします」 「9月に入って1週間くらい経っていますので、いい加減に涼しくなって欲しいですね」 「ある人は、これからは二季になるのではないかと言っています」 「春と秋が無くなるということですか?」 「自然が壊れて […]

  • 2025年9月2日
  • 2025年9月2日

熊の出没と忘れられた森林国家・日本  ―― 境界を失った自然と、森を見捨てた政治への警鐘

「熊が市街地に出没するようになり、人に被害を与える事件が起きています」 「何人かお亡くなりになっていますし、大けがをされた方もいます」 「今まで、こういったニュースがなかったのですが、急にどうしたのかと思っています。熊は人間を基本的に避ける動物だと思 […]

  • 2025年8月30日

「日産自動車」の問題を通して組織のあり方を考える ―― ゴーンの影、ガバナンスの歪み、そして統合の必然

「日産の株価が思わしくないので、困ったなと思っています」 「今はどのくらいですか?」 「300円台ですね。かつては1000円くらいしていたんですけどね」 「どうして、そんなに下がってしまったのですか?」 「株価はその企業に対して投資家がどう見ているか […]

  • 2025年8月28日

学力低下と教育政策の迷走  ―― デジタル導入、生活習慣、指導要領改訂の落とし穴

「小中学生の学力低下が確認された、そうです」 「さもありなん、という感想ですが、原因について何か言っていますか?」 「原因分析はこれからみたいですけどね……」 「デジタル化を急ぎ過ぎたからではないでしょうか?」 「時代の流れがありますので、仕方がない […]

  • 2025年8月26日

外国人労働者問題 ―― 特定技能制度の虚実と日本社会の選択 / “飾り”の2号と、増え続ける外国人との共生

「連日、暑い日が続きます。一体、どうなっちゃったのかと思っている人が多いと思います」 「地球温暖化はこれからも進むと言われています。北極の海氷は2030年には消滅すると言われています」 「氷が無くなれば、ますます地球が熱くなるじゃあないですか! 猛暑 […]

  • 2025年8月19日

「二つの旋律」が奏でたインド独立 ―― ガンジーの非暴力とボースの武闘、その記憶と現代への問い

「インド独立運動の指導者、チャンドラ・ボースの名前を聞いたことがありますか?」 「いえ、初めてです」 「実は昨日(8/18)が命日で、東京・杉並区の蓮光寺で法要が営まれました。終戦日の3日後に台湾で飛行機事故に遭い、不遇の死を遂げています」 「なぜ、 […]

  • 2025年8月16日

ロシアとウクライナ ―― 歴史が生んだ対立と停戦の行方 / 共通の源流を持ちながらも歩みを違えた二つの国

「ウクライナ問題をめぐって、米ロの首脳がアラスカで会談を行いました。ところで、何故アラスカなんですか?」 「こういう類の会談は中立国が選ばれるのが常道ですが、適当な国がなかったのでしょう。アラスカは確かにアメリカ領ですが、もともとはロシアだったところ […]