ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。
  • 2025年11月25日

「移民社会化」が進む日本、なし崩しの移民受け入れがすでに始まっている ―― 「国家の統合原理」を設計する必要あり

「ウクライナ出身の安青錦(あおにしき)が優勝しましたね」 「強くなったとは思っていましたが、横綱の豊昇龍を2回破っての優勝。ここまでは殆ど誰も想像していなかったと思います」 「解説の舞の海さんが言っていたのですが、今場所は安青錦がいなかったら、千秋楽 […]

  • 2025年11月22日

戦後日本の安全保障問題と中国 ―― 長期安定のための現実的戦略 / 将来を見越した協力態勢を

「前回の首のないニワトリの写真ですが、本当にいたのですか?」 「広く知られた実話です。1945年のことですが、アメリカの農場でニワトリの首を切り落としたところ、そのニワトリは死なないで歩き回ったため、農場主が飼育を始めたそうです」 「エサはどうしたの […]

  • 2025年11月20日

ヘッドレス国家・日本と日中関係の構造的危機  ―― 自己認識の欠如が生んだ外交の脆弱性 / 「自国が見えない国家」という盲点

「日中間で大変なことになっているような気がします」 「例の高市総理の答弁ですね。「台湾有事は日本有事」という公式が頭にあるので、ついあのような答弁になったのだと思います」 「中国は相当お怒りのようですね。日本からの水産物輸入をストップしてしまいました […]

  • 2025年11月11日

部活動の地域移行問題(その2) ―― 地域移行制度の法的リスクについて / 責任と現場のリアリティを見失った政策設計

「たかが部活動、されど部活動です。中学校生活をこの年になって思い返すと、部活動の思い出がたくさんあります」 「私もですよ。私はバドミントン部だったのですが、汗も涙も流しました。だから子供たちの部活動がどうなっちゃうのかなと思って、心配しています」 「 […]

  • 2025年11月8日

公立中の部活動「地域移行」に向けてアリバイ的会議が繰り返される ―― 有識者会議という幻想 / 教育政策決定の形式主義

「「小学体育教員の参画推進」(『産経』10.28)、「中学部活 小学校教員も」(『日経』10.28)という見出しの記事が出たので驚きました」 「小学校の先生を駆り出してまで部活動を「外部」に任せるというのですか?小学校は教員が足りないと言っていますよ […]

  • 2025年11月6日

「地方大統領制」の限界 ―― 伊東市長選に見る制度のひずみ / 首長公選制が生む分断と、地方議会の信頼喪失

「自治体トップの不祥事が目立ちます。最近は、学歴詐称。その前は、パワハラです」 「学歴詐称の市長は、結局、失職しました」 「彼女が議会を解散したため、市議会選挙をやる羽目になり、その費用だけで6,300万かかったそうです」 「市長が失職したので、今度 […]

  • 2025年11月4日

外国マネーが動かす地価と住宅市場の行方 ―― 都心の高騰、若者の長期ローン、そして求められる土地規制の新たな枠組み

「50年ローンというのが出て来たのですが、知っていましたか?」 「先日、どこかの民放のニュースで見ました。結構、人気なんですってね」 「50年間、借金を返し続けなければいけない訳でしょ。何で人気なのかがよく分かりません」 「高額物件が買えるということ […]

  • 2025年11月1日
  • 2025年11月1日

日経平均5万2千円を突破 ―― 今の株高現象をどう見るか / 海外マネーと金融教育が映す、日本経済の構造的課題

「日経平均が5万2千円を突破しましたね」 「何か嬉しそうですね」 「日経平均に連動する投資信託を買ったので、上がると何か嬉しくなるのです。このまま持っていて大丈夫ですかね?」 「投資環境は良いと思います。勢いがあるので、もうひと伸びするかもしれません […]

  • 2025年10月30日

高市総理の所信表明演説を分析する (その2) ―― 「物価高・内部留保・教育危機」から見える国家運営の構造的欠陥

「高市内閣の支持率が今までの内閣の中では最高の75.4%となったそうです」 「彼女の熱量が支持率を押し上げたと思っています」 「一番得をしたのは、維新かもしれませんね」 「自民・維新の連立の支持者が6割を超えましたからね。もともとは大阪の地方政党でし […]

  • 2025年10月28日

高市総理の所信表明演説を分析する (その1) ―― 財政依存から金融協調へ、そして中間層の再建へ / 経済再生の条件

「高市新首相の所信表明演説のニュースを見ました。彼女の熱量は伝わってきました」 「総理大臣のやる気を測るのに一番よく分かるのが、実は所信表明演説なんです。普通の演説は党の総務会にかけますが、所信表明演説はかけません。だから、総理がやりたいことを自由に […]