ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。
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政治関係のニュース

  • 2025年11月6日

「地方大統領制」の限界 ―― 伊東市長選に見る制度のひずみ / 首長公選制が生む分断と、地方議会の信頼喪失

「自治体トップの不祥事が目立ちます。最近は、学歴詐称。その前は、パワハラです」 「学歴詐称の市長は、結局、失職しました」 「彼女が議会を解散したため、市議会選挙をやる羽目になり、その費用だけで6,300万かかったそうです」 「市長が失職したので、今度 […]

  • 2025年11月4日

外国マネーが動かす地価と住宅市場の行方 ―― 都心の高騰、若者の長期ローン、そして求められる土地規制の新たな枠組み

「50年ローンというのが出て来たのですが、知っていましたか?」 「先日、どこかの民放のニュースで見ました。結構、人気なんですってね」 「50年間、借金を返し続けなければいけない訳でしょ。何で人気なのかがよく分かりません」 「高額物件が買えるということ […]

  • 2025年10月30日

高市総理の所信表明演説を分析する (その2) ―― 「物価高・内部留保・教育危機」から見える国家運営の構造的欠陥

「高市内閣の支持率が今までの内閣の中では最高の75.4%となったそうです」 「彼女の熱量が支持率を押し上げたと思っています」 「一番得をしたのは、維新かもしれませんね」 「自民・維新の連立の支持者が6割を超えましたからね。もともとは大阪の地方政党でし […]

  • 2025年10月28日

高市総理の所信表明演説を分析する (その1) ―― 財政依存から金融協調へ、そして中間層の再建へ / 経済再生の条件

「高市新首相の所信表明演説のニュースを見ました。彼女の熱量は伝わってきました」 「総理大臣のやる気を測るのに一番よく分かるのが、実は所信表明演説なんです。普通の演説は党の総務会にかけますが、所信表明演説はかけません。だから、総理がやりたいことを自由に […]

  • 2025年10月21日
  • 2025年10月21日

「財務省という国家」―― 官僚制が政治を呑み込む構造  / 明治以来の官僚主導国家と試験制度による支配の実像

「今の日本をどう見れば、良いのでしょうか? 」 「一言で言えば、議会制民主主義の皮をかぶった官僚的中央集権国家です」 「議会制民主主義の国ではなく、仮面をかぶっているというオチがついているということですね」 「その仮面がなかなか見えないのは、何故だと […]

  • 2025年10月11日

「明治的保守」と「文化的保守」―― 2つの保守が共存 / 明治以降の「保守」は名ばかりの「エセ保守」

「前回、保守の中の「ゆらぎ」について語りたいとおっしゃっていましたが、そもそも「ゆらぎ」というのは何ですか?」 「本来、保守政党は1枚岩でまとまらなければいけないのですが、それがまとまり切れていない状況を「ゆらぎ」と表現したのです」 「なぜ一つにまと […]

  • 2025年10月9日

消えた「革新」と生き残る「保守」―― 革新の言葉が消えた理由 / 日本的文化心理に見る「保守」の生命力

「保守という言葉が乱立しています」 「岩盤保守といった、熟語が使われ始めたのも最近ですよね」 「その他に、穏健保守、保守再生、保守喪失なんていうのもあります」 「それぞれ意味はあるのでしょうが、こういった言葉が乱立している原因は何ですか?」 「そもそ […]

  • 2025年10月7日

「新聞」の部数減が止まらない ―― 2軒に1軒は新聞を購読していない / 新聞の「立ち位置」の再考を

「新聞はとっていますか?」 「いえ、とっていません。大分前に、止めてしまいました。主人が止めても良いかなって言うものですから……」 「特に不便は感じていないということですね」 「主人も私も、読もうと思えば、職場で読めます。だから、何の不自由も感じてい […]

  • 2025年9月11日

伊東市長、議会解散の暴挙 ―― 地方政治の矛盾と制度的限界 / 首長と議会の関係はどうあるべきか

「議会を解散してしまいましたね」 「今、話題の方ですね」 「静岡県は前の知事の時に物議を醸しだして、今回は伊東市でひと騒動と、大変ですね」 「ただ、今回のケースは類い稀だと思います。学歴詐称でしょ。政治的な問題ではありません」 「パワハラも同じだと思 […]

  • 2025年9月9日

国会と官僚制 ―― なぜ日本は「官僚主導国家」なのか / 「会期制」と「一事不再議の原則」が生み出す「国会軽視」の構造

「石破さんが辞めたというニュースを聞いたのですが、首相を辞めたのですか?」 「自民党総裁を辞めたのです。総理大臣を辞めたわけではありません」 「成る程、分かりました。これから自民党の新総裁を決める手続きに入るのですね。総裁は新しい方がおやりになって、 […]