ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。
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最新のニュース

  • 2025年10月18日

「日本のかたち」をどう教えるか ―― 中央集権史観を超えて / 明治維新を断裂と考えるべき

「小学校の社会科ですが、従来とは違い、政治の勉強をしてから歴史を勉強するようになったそうですね」 「「小学校学習指導要領」が2017年に告示され、それに伴って、小学校社会科第6学年における学習の扱い順序が 「政治 → 歴史 → 国際」 という順序に変 […]

  • 2025年10月16日

子どもの自殺を生む社会構造 ―― 物質的豊かさの中で失われた「生きる意味」 / 中央集権の終焉と教育の自治

  「子どもの自殺者が減らないので、文科省はパブリックコメントを募るみたいですよ」 「私に言わせれば、それは一種のブラックジョークです。この国の実態に合わない全国一律教育そのものが原因をつくっている面があるからです」 「文科省をなくしたら解決すると言 […]

  • 2025年10月11日

「明治的保守」と「文化的保守」―― 2つの保守が共存 / 明治以降の「保守」は名ばかりの「エセ保守」

「前回、保守の中の「ゆらぎ」について語りたいとおっしゃっていましたが、そもそも「ゆらぎ」というのは何ですか?」 「本来、保守政党は1枚岩でまとまらなければいけないのですが、それがまとまり切れていない状況を「ゆらぎ」と表現したのです」 「なぜ一つにまと […]

  • 2025年10月9日

消えた「革新」と生き残る「保守」―― 革新の言葉が消えた理由 / 日本的文化心理に見る「保守」の生命力

「保守という言葉が乱立しています」 「岩盤保守といった、熟語が使われ始めたのも最近ですよね」 「その他に、穏健保守、保守再生、保守喪失なんていうのもあります」 「それぞれ意味はあるのでしょうが、こういった言葉が乱立している原因は何ですか?」 「そもそ […]

  • 2025年10月7日

「新聞」の部数減が止まらない ―― 2軒に1軒は新聞を購読していない / 新聞の「立ち位置」の再考を

「新聞はとっていますか?」 「いえ、とっていません。大分前に、止めてしまいました。主人が止めても良いかなって言うものですから……」 「特に不便は感じていないということですね」 「主人も私も、読もうと思えば、職場で読めます。だから、何の不自由も感じてい […]

  • 2025年10月4日

財務省による支配がすすんでいる ―― 独立法人化による 天下り構造の温存 / 「エリート」選抜の誤謬と歴史の教訓

「前回、プライマリーバランス(「PB」)の話で終わってしまいました。PBの意味は分かりましたか?」 「要するに、借金を借金と考えてはいけないということですよね」 「そこまで理解していれば、合格です。企業を見れば分かりますが、大企業ほど借金をしています […]

  • 2025年10月2日

『財務省バカの壁』を読む ――  財務省は日本のディープステート / 「ザイム真理教」(森永卓郎)になった瞬間に日本の成長が止まった

「元大蔵省のキャリア官僚の高橋洋一氏が『財務省バカの壁』(祥伝社、2025)という本を出しています。それを話題の材料にしたいと思います」 「老婆心ながら、「バカの壁」なんて表題をつけて大丈夫ですか?」 「少し品がない感じがしますが、高橋氏に言わせると […]

  • 2025年9月30日

「人的資本」時代の課題と可能性  ―― 労働力からアイデンティティ重視の働き方へ / 人をフローに導くためには、アイデンティティが重要

「子どもがテストで良い成績を取った時に、御褒美(ごほうび)ということでお小遣いをあげているのですが、余り良くないと言われてしまいました。どう、思われますか?」 「いくらあげているのですか?」 「大した金額じゃあないですよ。小学生ですからね。100円と […]

  • 2025年9月13日

「貯蓄から投資へ」笛吹けど民は踊らず ―― 金融教育は社会科で教えるべきもの  / 投資は学ぶより慣れろ

「タンス預金という言葉を知っていますよね?」 「文字通り、タンスにお金をしまっておくことでしょ。だけど、タンスを使っていない家が多くなったと思います」 「今風に言えば、クローゼット預金でしょうか。一世代前の貯金のあり方であることは確かですが、日本にお […]

  • 2025年9月11日

伊東市長、議会解散の暴挙 ―― 地方政治の矛盾と制度的限界 / 首長と議会の関係はどうあるべきか

「議会を解散してしまいましたね」 「今、話題の方ですね」 「静岡県は前の知事の時に物議を醸しだして、今回は伊東市でひと騒動と、大変ですね」 「ただ、今回のケースは類い稀だと思います。学歴詐称でしょ。政治的な問題ではありません」 「パワハラも同じだと思 […]