- 2021年1月13日
- 2021年1月14日
鎮魂 半藤一利氏 / あらためて『昭和史』(1925-1945)を紐解く
「半藤一利さんが亡くなられましたね。ご冥福をお祈りしたいと思います」 「おいくつだったのですか?」 「90歳ですね。自宅で亡くなられていますので、大往生だと思います」 「奥様が夏目漱石の孫にあたる方だそうです」 「えっ、そうなんですか。随分詳しいです […]
「半藤一利さんが亡くなられましたね。ご冥福をお祈りしたいと思います」 「おいくつだったのですか?」 「90歳ですね。自宅で亡くなられていますので、大往生だと思います」 「奥様が夏目漱石の孫にあたる方だそうです」 「えっ、そうなんですか。随分詳しいです […]
「今年は太平洋戦争の敗戦から75年となります。無謀な戦争を何故、という疑問を多くの人がもっているのではないかと思います」 「私も、その一人です。試合と同じでやるからには、勝たなければいけないと思いますし、負ける戦いなら最初からやらなければ良かったと思 […]
「今日は吉田松陰の『留魂録(りゅうこんろく)』について、語りたいと思います」 「どうしたのですか、急に神妙になって」 「『留魂録』というのは、松陰が処刑される2日前の10月25日に書き始め、翌日の26日夕刻までに書き上げた弟子たちへ宛てた遺言です」 […]
「『世界が愛した日本』という本があります」 「素敵な題ですね」 「この中には、ユダヤ人を救った命のビザと言われた杉原千畝さんの話もあります」 「日本人の活躍の話ですか?」 「国境を越えて活躍した日本人の姿が紹介されています」 「アフガニスタンで銃撃を […]
「再び、『古事記』のことについて話題にしたいと思います」 「素朴な疑問なのですが、『日本書紀』の扱いが低い感じがします。その辺りを、少し説明していただけませんか」 「『古事記』は712年、『日本書紀』は720年にそれぞれ編纂されています」 「ほぼ、同 […]
「国会の憲法審査会での実質審議が全くなされないままの状態が、この間ずっと続いています」 「どうして、そうなってしまったのですか?」 「絶対に改正させないという、見えない力が働いています。私はそう思っています」 「「外部の力ですか?」 「近隣諸国は、ど […]
「日本人は横文字に弱いという話を聞きませんか?」 「私なんかは、英語コンプレックスでした」 「それは、単に点数がとれなかったということでしょ。そうではなく、西洋のものに条件反射的に迎合してしまうということです」 「私たちの世代では、余りそういうのはな […]
「青森県の三内丸山遺跡を知っていますか?」 「ええ、一応、有名ですから。ただ、まだ行ったこともないし、すごい遺跡なんだという位しか分かっていません」 「縄文時代の半ば頃の遺跡ですが、発掘して様々なことが分かったのです。従来の縄文観を書き換えるような発 […]
「昨日のブログで明治憲法の起草者のことについて触れました」 「伊藤博文と金子堅太郎でしたよね」 「あの2人を紹介したのは、彼らの論文があったからですが、実は最初の草案を書いたのは、井上毅(こわし)なのです」 「名前は聞いたことがありますが、どういう人 […]
「知る人ぞ知るという本を紹介します」 「どうしたのですか? もったいぶって」 「親日派のための弁明」という題名の本です。日韓関係について書かれていて、向こうでは発売してしばらくして、青少年有害図書に指定されたそうです」 「あら、そうなんですか。ただ、 […]