ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。
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政治

  • 2025年9月20日

日本共産党を検証する(その2) ―― 『資本論』をバイブルと考えている政党 / 『資本論』の冒頭から問題あり

「前回の参議院選挙で共産党が獲得した議席はわずか3議席でした」 「非改選の4と合わせて7議席になりました。衆議院の8議席とあわせて15議席が現在の共産党の勢力です」 「以前と比べて減ったという印象を持っています」 「かなり減っています。例えば、199 […]

  • 2025年9月18日
  • 2025年9月18日

日本共産党を検証する(その1) ―― 創設の背景、組織原則、歴史分析の限界など

「今は亡き立花隆氏が書いた『日本共産党の研究』(講談社学術文庫、1983)という書があります」 「私が最も苦手とする分野です」 「戦前の共産党の活動史をまとめたものです」 「全3巻の大作ですよね。戦後の活動については、何も触れていないのですか?」 「 […]

  • 2024年1月13日
  • 2024年1月13日

『自立した自治体は可能か』―—元市長の「政治的遺書」を読む(2) / 理想と現実の間で悩みながら再開発事業を軌道に乗せる

「前回は興味深い話を有難うございました。市長にしろ、知事にしろ、あのような手記を発表される人は少ないのではないかと思いましたけど……」 「ほとんどいないと思います。彼の場合は、もう政治活動をすることはないし、自分の経験を後世に遺したいという思いだった […]

  • 2024年1月11日
  • 2024年1月13日

『自立した自治体は可能か』―—元市長の「政治的遺書」を読む(1) / 理想と現実とのギャップを思い知る

「今年は重要な選挙が多い年だそうですね」 「もうすぐ台湾選挙がありますし、アメリカの大統領選挙もあります」 「結果次第で、国際情勢が大きく揺れ動くかもしれませんね」 「国際情勢とは直接連動しないと思いますが、7月には都知事選、そして実は私の住んでいる […]

  • 2021年5月30日
  • 2021年5月30日

日本の学校教育で足りないもの(9) ―― 憲法教育 / 今の憲法を無条件に讃美するのではなく、より良い憲法を作ることを考える時代

「学校で習わないシリーズをこの間やってきていますが、何か感想がありますか?」 「学校に行って、そこで授業を受けていればすべて安心みたいな感覚を持っていたので、実はちょっとショックを受けています」 「それは大いなる錯覚というものです。今まで、スポーツ、 […]

  • 2021年5月12日

「十七条の憲法」と「五箇条の御誓文」―—両者の底辺に流れる「和」の理念 

「今日は、十七条の憲法と五箇条の御誓文を繋ぎ合わせようと考えています」 「昨夜、その2つを見比べていたのですが、どう考えても引っ付かないと思いますけど……」 「普通に考えれば、そうかもしれません。ただ、両者ともに、当時の朝廷の最高権威者が示したものな […]

  • 2020年12月31日
  • 2021年1月1日

理念と政策があれば自治体は繁栄し、人口も増える / 平成の大合併により「コバンザメ」自治体の9割が人口減となる

「今日も地域再生について深めていきたいと思います」 「地方創生と、政府は言っていますよ」 「地方というのは田舎という意味が含まれてしまうので、東京などの大都市を含めた問題なので地域の方が良いと思います」 「そうなると、『再生』が合いますよね」 「日本 […]

  • 2020年11月22日

日本は古代より象徴天皇制を採用している / 戦前の天皇は権力者であったというデマ

「先日、自民党の参議院議員の講演を聞く機会がありましたので、行ってきました。そこで「明治憲法は天皇主権」ということを言われたので、内心驚きました」 「『産経』にも先日、小・中学生向きのページに、日本国憲法と明治憲法を比較する例の表を載せて、明治憲法の […]

  • 2020年9月26日
  • 2020年9月27日

田母神論文―ー「日本は侵略国家だったのか」を読む / 条約によって納得した上での進出であった

「『日本は侵略国家ではない』(海竜社.2008年)という本を知っていますか?」 リンク 「どなたが書いているのですか?」 「前航空幕僚長の田母神俊雄氏と渡部昇一氏の共著で、2008年に出版されています」 「お二人の接点は、どこにあったのですか?」 「 […]

  • 2020年9月1日
  • 2020年9月2日

日本は世界一古い王朝を有する国 / 日本のアイデンティティでもある皇統と「和」の文化を守り抜く必要あり

「人は多くの組織をつくります。主だったものを挙げると、会社、学校、国家といったところです。組織づくりで一番大事なことは何だと思いますか?」 「えっ、何でしょう? 名前でしょうか。違うか。トップの能力ですかね」 「それも確かに大事な要因ですが、問題なの […]