ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。
  • 2023年12月23日

中華民国から台湾へ ―― 「2つの中国」の問題が起きる / 冷戦の狭間で揺れ動く

「今回も台湾のことで、お願いしたいと思います。この間聞いていて、いくつかの疑問が出て来てしまいました。それを中心にお願いしたいと思いますが、まず2.28事件というのは何ですか?」 「李登輝がその事件に遭遇して、思わず共産党に入党してしまった事件ですが […]

  • 2023年12月21日

李登輝の「台湾の主張」を読む―—孫文を国祖として「台湾」を強調 / 国際的なアイデンティティと地位を確立することが大事

「台湾の歴史を振り返ってみたいと思います。台湾に於て民選による初代総統の李登輝氏の視点から見ることにします。李登輝という人の名前を知っていますか?」 「どこかで聞いた名前、その程度です」 「彼が「台湾の中興の祖」だと私は思っているのですが、彼が書き遺 […]

  • 2023年12月19日

台湾と日本 ―— 清の台湾統治は消極的なもの / 教育に力点を置いた日本の台湾統治

「台湾と日本との関係を歴史的に見てみたいと思います」 「地図で見ると、沖縄の尖閣や石垣島、与那国島は台湾と余り離れていないのですね」 「日本の西端が与那国島ですが、そこと台湾は100km程度しか離れていません。そのため、与那国島から台湾の北部を見るこ […]

  • 2023年12月16日

台湾、総統選挙近づく ―— 「台湾人」が台湾のアイデンティティになりつつある / 1人あたりのGDP、日本は台湾に抜かされた

「総統選挙が近づいたこともあり、台湾に対して報道と関心が高まっています」 「与党が民進党です。それを野党の国民党と台湾民衆党が追う展開になっています」 「最初の頃は、民進党楽勝の見通しが流れましたが、最近の報道を見ますと「三つどもえ」になっています」 […]

  • 2023年12月14日
  • 2023年12月14日

脱デフレ経済の動き ―— 景気は確実に持ち直している / デフレよりインフレを心配する必要あり

「前回に引き続きデフレ問題で行きたいと思います。この前の説明で、なぜ日本がなかなかデフレ脱却できないのかが分かりました」 「今はグローバル経済の時代なので、簡単に通貨は国境を越えてしまいます」 「国内で使って欲しいと思って給付したお金が使われることな […]

  • 2023年12月12日
  • 2023年12月12日

デフレが何故、起きているのか ―— なぜ日本だけがデフレが進むのか / 経済環境を整えてからバラ撒かないと全て無駄になる 

「岸田内閣は「デフレ脱却」を掲げましたが、そもそも現在の日本はデフレなんですか? 日々の買い物をしている私にとって、生鮮食料品はかなり値上がりしたという実感があります」 「要するに、デフレどころか、インフレが起きているのでは、という意見ですよね」 「 […]

  • 2023年12月9日

来るか、中国発の金融危機(3) ―— 「一帯一路」+ AIIB=中国自立作戦 /「経済の内循環」――外資排除の方針

「すいません、2回シリーズで終わるつもりだったのですが、私の頭が混乱して、整理をする意味で3回目をお送りすることにします」 「何が引っ掛かっているのですか?」 「今までの話を総合すると、アメリカが用意したワールドダラーの土俵の上に中国が乗ったのが19 […]

  • 2023年12月7日

来るか、中国発の金融危機(2) ―— 中国の経済成長はアメリカと日本の合作 / アメリカ敵視政策は、自分の首を自分で絞めるようなもの

「前回は、この近年の流れの中で起きたことということで、不動産不況を取り上げました」 「今回は、それとは違った視点ですか?」 「何かの現象が起きるためには、大きなトレンドと小さなトレンド、2つを見ないと正確には把握できません」 「大きなトレンドというと […]

  • 2023年12月5日
  • 2023年12月5日

来るか中国発の金融危機 (1) ―— 金融危機はカネの流れが詰まるのが原因 / 中国の不動産不況は人災

「中国では不動産不況が問題になっているそうですね」 「1か月位前にNHKで特集を組んでいましたので、多くの日本人に知られるようになりましたが、そこから金融危機が起きる可能性も出てきたと言われています」 「世界第二位の経済大国で、金融危機というのは起き […]

  • 2023年12月2日
  • 2023年12月2日

経済浮揚を狙っての財政政策、終焉の時代 ―— 金利上昇のトレンドに / 通貨防衛の意識を高める時代

「岸田内閣の支持率が危険水域に入ってきたそうです。どうして、下がり続けているのでしょうか」 「簡単に言えば、やらなければいけないことをせず、やらなくても良いことをやっているからです」 「やらなければいけないことというのは、憲法改正に向けての審議ですか […]