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歴史

  • 2021年9月16日
  • 2021年9月16日

中国など強権国家を支える思想 ―― 韓非子の法治主義を学ぶ意義 / 敵を知り己を知れば百戦危うからず(孫子)

「今日の『日経』(2021.9.15)の1面のコラム「春秋」に、旧ソ連の指導者スターリンの最後のことを取り上げていました」 「どういうふうに書かれていたのですか?」 「いつもなら姿を現すのになかなか出て来ない。護衛官は不安だったが呼ばれてもいないのに […]

  • 2021年9月14日

法家思想のもとでは、権力者は暴君となる――統治しやすいように、民衆には儒教をすすめる / 法家思想と共産主義は似たもの同士

「昨日は、韓非子の話を興味深く聞かせていただきました。初めて聞くようなことばかりでした」 「高校『倫理』でも名前程度の紹介ですからね。孔子の思想を受け継ぐのが、孟子と荀子ですが、荀子の門人の一人が韓非子です」 「孔孟の教えとは言いますが、どうしてそこ […]

  • 2021年9月13日

韓非子の「法治主義」が現在の中国にまで受け継がれている ―― 相手を知り、己を知る必要あり 

「前回のブログの『違和感』の話、興味深く読ませていただきました」 「日本も中国、そして西洋はそれぞれ別の価値観にもとづいて歴史を織りなしています。よく考えれば当たり前のことなのですが、その違いについて余り意識していないのではないか、もう少し中国の懐に […]

  • 2021年9月12日

日中平和友好条約の破棄を考える時代 ―― 遣唐使廃止の時代を改めて検証する / 先人たちが感じた「違和感」とは?

「隣国とどう付き合うのか、日本にとって重要なテーマだと思います」 「隣国ですか? 具体的には中国と韓国が頭に浮かぶのですが、どちらを考えれば良いですか?」 「今日は、中国を考えることにしましょう。「歴史に学ぶ」必要がありますので、国交断絶の時代を検証 […]

  • 2021年8月17日
  • 2021年8月17日

「司令塔」不在の日本が次々に犯した戦略上の誤り――日中戦争を継続、三国同盟、日米開戦 / 「蒋介石の日記」から分かること

「昨日、NHKで『開戦太平洋戦争 日中英米しられざる攻防』という特集を放映していましたね。新しい資料をふんだんに使っていて、1時間番組でしたが思わず全て見てしまいました」 「誰にスポットを当てたのですか? 日本の誰かですか?」 「蒋介石の日記の記述を […]

  • 2021年8月15日
  • 2021年8月15日

終戦から76年 ―― 真のリーダー不在の焦点が定まらない戦争であった / いまだに総括がなされておらず

「今日は終戦記念日ですが、例年この日は晴天というのが定番だったのですが、今年は様子が違いますね」 「各地で大雨の被害が出ているようです。実家が長崎でしょ。大丈夫ですか?」 「心配だったので、連絡を取ったところです。高台なので、一応大丈夫だろうという返 […]

  • 2021年8月5日
  • 2021年8月5日

中央集権的教育行政は、現代日本には合わない ―― 教育行政の歴史を振り返りながら検証する

「昨日のコミュニティー・スクールの話ですが、文科省には地域教育の青写真があるのですか?」 「青写真というのは、理想形みたいなものですよね。本当に地域の特性を生かした自由な教育をさせたいと思うならば、教育課程編成権を地方に移す必要があると思います」 「 […]

  • 2021年8月3日
  • 2021年8月3日

現代は「白村江」に次ぐ第二の危機の時代 ――忍び寄る中国からの3つの攻撃 / 危機をバネに安定した体制を手に入れた過去に学ぶ時

「台風一過という言葉がありますが、普通はいい意味で使いますが、尖閣に台風一過、中国船が戻ってきたそうです」 「しつこいですね。今はオリンピックなので、控えて欲しいと思いますけどね」 「共産主義者は目が点になるので、周りを見ないで欲しいものだけを見よう […]

  • 2021年7月27日
  • 2021年7月27日

天皇を中心とした家族主義的国家をつくるのが、太子の願いだった――聖徳太子の足跡を辿る(3) / 聖徳太子1400年の遠忌にあたって

「聖徳太子の3回目ということで、今日は「主座」の話をお願いします」 「「主座」というのは実は松下幸之助氏の言葉です。敗戦となり、国家存亡の危機と思った彼が、日本の伝統精神とは何かを自問自答して出した「日本の伝統精神」の3つのうちの一つです」 「そもそ […]

  • 2021年7月25日
  • 2021年7月25日

官僚の綱紀粛正のために十七条憲法を制定――聖徳太子の足跡を辿る(2) / 聖徳太子1400年の遠忌にあたって

「聖徳太子の2回目ということで、昨日の続きをお願いします」 「聖徳太子不在論、聖徳太子は諡名(おくりな)なので、厩戸王とすべしという意見があることを知っていますよね」 「不在論は知りませんが、厩戸王というのは、聞いたことがあります。受験生の立場からす […]