- 2022年1月13日
- 2022年1月13日
追悼 半藤一利氏の『昭和史』を読む / 日本人の弱点――「大局観が全くない、複眼的な考え方がほとんど不在」(半藤一利)
「半藤一利氏が亡くなってもう1年経つのですね」 「よく思い出しましたね」 「今日(1/12)の朝のNHKの番組で放送していたので、それで知ったのです」 「私もそれを見ていましたが、東京大空襲を経験していらっしゃるんですね。ただ、そのことをずっと話さな […]
「半藤一利氏が亡くなってもう1年経つのですね」 「よく思い出しましたね」 「今日(1/12)の朝のNHKの番組で放送していたので、それで知ったのです」 「私もそれを見ていましたが、東京大空襲を経験していらっしゃるんですね。ただ、そのことをずっと話さな […]
「いよいよ、今年も残り少なくなってまいりました。今年最後のブログとなってしまいました。今年は、オリンピック・パラリンピックとコロナですかね。象徴的な出来事は」 「オリンピックは何か遠い昔の事のような不思議な感覚がします。そう言えば、という感覚です。コ […]
「今、聖徳太子の御聖忌特別展がサントリー美術館で開催されているのですが、ご存じですか?」 「いえ、存じ上げていません」 「変な日本語を使わないように(笑)。サントリー美術館開館60周年を記念しての展示会ということですが、ちょうど聖徳太子が亡くなられて […]
「上皇さまが88歳の米寿ということで、お元気そうで何よりですね」 「ちょうどタイミング良く、昨日、安定的な皇位継承策を議論する政府の有識者会議の報告書が出されました。上皇さまも少し安心された内容になったのではないかと思っています」 「今までは、女性天 […]
「今年1月に亡くなられた半藤一利さんが「日本人よ、しっかり勉強しよう」という言葉を最後に遺しています」 「「最後に」というのは、どういう意味でしょうか?」 「彼の名前が入った最後の出版物が『太平洋戦争への道』(NHK出版新書、2021年)だったのです […]
「昨日のブログの話ですが、戦争の名称が定まっていないという話、ちょっとショックでした」 「実はそうなんです。教科書(山川出版社)の書き方を紹介すると「第二次世界大戦の重要な一環をなす太平洋戦争」とあります」 「何か、それも苦しい書き方のような気がしま […]
「ねえ、聞いて下さいよ。月下美人の花がまた、咲いたんです。今年になって2度目なんです」 「1年に何回も咲く花ではないですよね」 「今まで、ずっと1年に1回、咲くか咲かないかでした。咲いたとしても、一晩だけ咲いて朝にはしぼんでしまいます」 「「月下美人 […]
「今の中国が法家思想に基づいた統治を行っているということを聞いて、驚くと同時に、変に納得してしまいました」 「時代が変わっても、中国は常に皇帝政治を実践してきました。今の共産党政権も実際には皇帝政治です。これから、ますますその傾向が強く出てくると思い […]
「性善説、性悪説を日常生活で殆ど意識したことはありませんでしたので、この間の話は大変参考になりました」 「人を見て法を説けという言葉もあります。意識すると、まだ違った発見や、見方が出てくるかもしれません」 「例えば、具体的にはどういう場面で意識すれば […]
「今日の『日経』(2021.9.15)の1面のコラム「春秋」に、旧ソ連の指導者スターリンの最後のことを取り上げていました」 「どういうふうに書かれていたのですか?」 「いつもなら姿を現すのになかなか出て来ない。護衛官は不安だったが呼ばれてもいないのに […]