ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。
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教育関係のニュース

  • 2024年11月14日

地方創生、空転10年の本当の理由 ―— 権限を委譲しない改革は不発に終わる / 立法と教育の権限を分権されたし

「「まち・ひと・しごと創生本部事務局」という看板を内閣官房の担当部署に掲げたのが今から10年前の2014年9月です」 「上の子が生まれた頃です。まだ私も若かった頃です」 「当時は安倍政権です」 「地方創生という言葉が一つの合言葉のように言われ始めまし […]

  • 2024年11月9日

日本の若者は他国と比べて、アイデンティティが確立していない ―— アイデンティティを学校教育の中心概念に

「3回ばかり不登校のことを話題にして話をしてきました。解決の方向性も提示できたと思っています」 「一言で言えば、中央から地方へ権限を移すということですよね」 「そうですね。教育は現場があります。子供たちがいる現場を中心にして、すべてをそこから考えると […]

  • 2024年11月7日

小中の不登校34万人最多人数を更新(3) ―― 中央集権的教育行政 + 開放免許制度 + 「ゆとり教育」= 不登校 / 鍵を握るのが地方分権と教員養成

「今日も不登校のことを話題にしたいと思います」 「前回で終わりではなかったのですね」 「不登校の根本原因は、日本の中央集権的な教育制度にあります。そこに行きつくまで、話をしたいと思います」 「とことん掘り下げようということですね」 「そうですね。そう […]

  • 2024年11月5日

小中の不登校34万人最多人数を更新(2) ――「ゆとり教育」の導入をきっかけに不登校が増える / 「五日制」と「週休2日」をセットで考えた 

「「日経」が不登校について「社説」(11.3日付)を掲載しました」 「内容的に、いかがでしたか?」 「社説の表題が「不登校の急増が迫る学校改革」というものです」 「学校改革をすれば、不登校が減るのですか?」 「そういう突っ込みが当然入るよね。ただ、そ […]

  • 2024年11月2日
  • 2024年11月3日

小中の不登校34万人最多人数を更新―― 不登校の増加は、教育界の構造的な問題が原因 / 戦前は矛盾が顕在化しなかっただけ 

「前回は同性婚の話題でしたが、あの後図書館に行って、「読売」や「朝日」など、それに関する新聞記事を読みました」 「いかがでしたか?」 「共通しているのは、掘り下げが少ないということです。表面的に判決の解説を書いて、国際動向を述べて終わりという感じです […]

  • 2024年9月28日

「ウェルビーイング」という間違った指標が日本に上陸 ―— 現実と遊離した結果に / アイデンティティを指標とすべき

「OECDが提唱している概念ですが、ウェルビーイングという言葉を聞いたことがありますか?」 「いえ、初めてです。私は横文字が苦手なものですから、すいません。意味的には、幸福ということですよね」 「直訳すると、そうなります」 「ただ、敢えて原語を使うと […]

  • 2024年9月24日

部活軽視の「波」が全国大会を押し流そうとしている ―— 部活動も教育を受ける権利として捉えるべき / 全国大会ができるよう行政も最大限の援助を

「残念なニュースが入ってきました。全国中学体育大会の競技数が半減となるそうです」 「学校の部活動に関心があるのですか?」 「中学の時は、「部活命」でしたからね。部活のために学校に通い続けたようなものでした」 「そうだったんですね。ちなみに、何の部活に […]

  • 2024年9月17日
  • 2024年10月1日

学校の第一の使命はアイデンティティの確立と集団づくりの実践 ―— 不登校、いじめが増加 / 迷走する公立学校

「朝のNHKニュース(9/17)で通信制の高校に入学する人が増えているとのことでした。 」 「私もそのニュースを見ていましたが、全国で303校あるそうですね」 「その数字を聞いてビックリしました」 「この4,5年で50校くらい増えているみたいです。不 […]

  • 2024年8月29日

教員採用が危機的状況 ―— 教育軽視政策の転換を考える時 / 新任をいきなり現場に放り出すのは乱暴

「文科省が35人学級や教科担任制の拡充のため、来年度7,700人増員の方針を打ち出しました」 「全国で7,700人増やすという意味ですよね」 「そうですね。単純に教員を増やすだけではなく、生徒指導担当教員を全校に配置したり管理職をサポートする人材を配 […]

  • 2024年8月24日

共学の問題は、男女の脳の特性を考慮して論ずべき ―— 男女別学によって女子の理系選択者は増える / 男女で脳の構造が違う

「昨日(8/23)の『産経』の3面トップは埼玉県の県立高校の共学問題でしたね」 「共学を推進するというのが県教育委員会の見解ですが、実施予定については言及がなかったとのこと」 「共学を推進すると言いながら、別学支持者に対しても配慮をするという、玉虫色 […]