ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。
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歴史

  • 2021年10月5日

農耕民族には俯瞰力がつくような教育プログラムが必要 ―― 民族の弱点を自覚する必要あり

「ねえ、聞いて下さいよ。月下美人の花がまた、咲いたんです。今年になって2度目なんです」 「1年に何回も咲く花ではないですよね」 「今まで、ずっと1年に1回、咲くか咲かないかでした。咲いたとしても、一晩だけ咲いて朝にはしぼんでしまいます」 「「月下美人 […]

  • 2021年9月18日
  • 2021年9月18日

『三国志』の時代――権力闘争がその後の中国の「伝統」になる / 『韓非子』の「大体(だいたい)篇」に理想の統治のあり方が示される

「今の中国が法家思想に基づいた統治を行っているということを聞いて、驚くと同時に、変に納得してしまいました」 「時代が変わっても、中国は常に皇帝政治を実践してきました。今の共産党政権も実際には皇帝政治です。これから、ますますその傾向が強く出てくると思い […]

  • 2021年9月16日
  • 2021年9月16日

中国の為政者たちは、現在を2000年前と同じく戦国時代と考えている ―― 当時と同じ戦略を使いながら世界支配を狙う中国

「性善説、性悪説を日常生活で殆ど意識したことはありませんでしたので、この間の話は大変参考になりました」 「人を見て法を説けという言葉もあります。意識すると、まだ違った発見や、見方が出てくるかもしれません」 「例えば、具体的にはどういう場面で意識すれば […]

  • 2021年9月16日
  • 2021年9月16日

中国など強権国家を支える思想 ―― 韓非子の法治主義を学ぶ意義 / 敵を知り己を知れば百戦危うからず(孫子)

「今日の『日経』(2021.9.15)の1面のコラム「春秋」に、旧ソ連の指導者スターリンの最後のことを取り上げていました」 「どういうふうに書かれていたのですか?」 「いつもなら姿を現すのになかなか出て来ない。護衛官は不安だったが呼ばれてもいないのに […]

  • 2021年9月14日

法家思想のもとでは、権力者は暴君となる――統治しやすいように、民衆には儒教をすすめる / 法家思想と共産主義は似たもの同士

「昨日は、韓非子の話を興味深く聞かせていただきました。初めて聞くようなことばかりでした」 「高校『倫理』でも名前程度の紹介ですからね。孔子の思想を受け継ぐのが、孟子と荀子ですが、荀子の門人の一人が韓非子です」 「孔孟の教えとは言いますが、どうしてそこ […]

  • 2021年9月13日

韓非子の「法治主義」が現在の中国にまで受け継がれている ―― 相手を知り、己を知る必要あり 

「前回のブログの『違和感』の話、興味深く読ませていただきました」 「日本も中国、そして西洋はそれぞれ別の価値観にもとづいて歴史を織りなしています。よく考えれば当たり前のことなのですが、その違いについて余り意識していないのではないか、もう少し中国の懐に […]

  • 2021年9月12日

日中平和友好条約の破棄を考える時代 ―― 遣唐使廃止の時代を改めて検証する / 先人たちが感じた「違和感」とは?

「隣国とどう付き合うのか、日本にとって重要なテーマだと思います」 「隣国ですか? 具体的には中国と韓国が頭に浮かぶのですが、どちらを考えれば良いですか?」 「今日は、中国を考えることにしましょう。「歴史に学ぶ」必要がありますので、国交断絶の時代を検証 […]

  • 2021年8月17日
  • 2021年8月17日

「司令塔」不在の日本が次々に犯した戦略上の誤り――日中戦争を継続、三国同盟、日米開戦 / 「蒋介石の日記」から分かること

「昨日、NHKで『開戦太平洋戦争 日中英米しられざる攻防』という特集を放映していましたね。新しい資料をふんだんに使っていて、1時間番組でしたが思わず全て見てしまいました」 「誰にスポットを当てたのですか? 日本の誰かですか?」 「蒋介石の日記の記述を […]

  • 2021年8月15日
  • 2021年8月15日

終戦から76年 ―― 真のリーダー不在の焦点が定まらない戦争であった / いまだに総括がなされておらず

「今日は終戦記念日ですが、例年この日は晴天というのが定番だったのですが、今年は様子が違いますね」 「各地で大雨の被害が出ているようです。実家が長崎でしょ。大丈夫ですか?」 「心配だったので、連絡を取ったところです。高台なので、一応大丈夫だろうという返 […]

  • 2021年8月5日
  • 2021年8月5日

中央集権的教育行政は、現代日本には合わない ―― 教育行政の歴史を振り返りながら検証する

「昨日のコミュニティー・スクールの話ですが、文科省には地域教育の青写真があるのですか?」 「青写真というのは、理想形みたいなものですよね。本当に地域の特性を生かした自由な教育をさせたいと思うならば、教育課程編成権を地方に移す必要があると思います」 「 […]