ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。
  • 2025年1月16日

権限移譲のない地方創生は空振りに終わる ―― 東京圏への人口集中は国際的には異常 / 地方分権を具体的に進めるしか道はない

「石破首相が新年の看板政策ということで、「令和の日本列島改造」を掲げました」 「日本列島改造は、田中角栄元首相ですよね。学校で習いましたが、余り良い印象を持っていません」 「角栄氏の列島改造は、公共事業で日本を豊かにしようという考えに基づくものです」 […]

  • 2025年1月14日

高校無償化問題を考える ―— 偏差値競争は激烈化し、公立と私立の学校間格差が広がる / 大学院の博士課程の無償化が先

「高校授業料の無償化を維新が提案して、それをどうするかということで与党が協議に入ったというニュースが入ってきました」 「維新にとって選挙公約ですから、そんなこともあって提起したのだと思います」 「ただ、今の段階でも、就学支援金として、かなりの金額が国 […]

  • 2025年1月11日

卒業文集をやめてしまう公立学校が出てきた ―— 自分探しの一歩として卒業文集を位置付ける / 取り組ませ方によっては成長のきっかけとなる

「卒業文集を止めてしまう学校もあるそうです」 「理由は何ですか?」 「止めた学校の教頭先生曰く、プライバシー保護と文集がなくても各自が過去の作文を読んだりして、思い出を振り返ることができるからだそうです」 「面倒くさいし、カネもかかるから止めたという […]

  • 2025年1月9日
  • 2025年1月9日

USスチール買収問題 (2) ―― 中国の世界鉄鋼業界への参入をアシストしたのが日本 / 経済安保ではなく、安保同盟に絡む問題

「この間、USスチールの問題を扱っていますが、マスコミとは違う角度からの論評で興味深かったという感想が寄せられています」 「それは有難いですね。そう言えば、日本製鉄側の反応が早速ありましたね」 「日本製鉄の橋本会長が記者会見でバイデン大統領を法的に訴 […]

  • 2025年1月7日
  • 2025年1月9日

USスチール買収問題 (1) ―— アメリカは対等な同盟国と見ていない / 何をどうすれば、対等な同盟になるのか

「前回、アメリカ経済の話をしたところでしたが、ちょうどタイミング良くUSスチールの問題が飛び込んできました」 「日本製鉄との合併話ですよね。バイデン大統領が結構ムキになって阻止すると言ったのは意外でした。2つの会社はラブラブなんでしょ?」 「変な表現 […]

  • 2025年1月4日

2025 アメリカ経済、一人勝ちの予想 ―— 2024 アメリカの旺盛な投資行動が世界の株価を牽引 / アメリカ経済、好調の理由

「明けましておめでとうございます」 「おめでとう。いかがでしたか、今年の正月は」 「久しぶりに実家の新潟に帰ってきました。毎日のように、雪かきを手伝っていました」 「表日本と裏日本では、気候が全然違いますからね。それで昨日帰ってきたのですね」 「そう […]

  • 2024年12月28日

米中の今後の動向を占う ―— 米中の対立は激しくなるだろう / 今後は「離中」が進むと思われる

「今日が今年最後の発信になってしまいました。今年1年、何か早かったような気がします」 「今年の1月1日に能登地震がありましたが、つい最近のように感じます」 「復興があまり進んでいないようですね」 「半島という地形、山間部が多いということもあり、様々な […]

  • 2024年12月26日

「103万円の壁」問題をどう考えるのか ―— 所得控除については財源を問うてはいけない / 控除額を一気に拡大すれば経済格差が広がる

「103万円の壁と言われていますが、壁のように動かないという意味なんですか?」 「所得控除額のことですね。これは状況に応じて動かさなければいけないものなんです」 「壁になってはいけないということですね」 「実は1995年からこの額を維持しているのです […]

  • 2024年12月24日
  • 2024年12月24日

人口減の根本原因は中央集権体制にある ―— 戦後も中央集権国家の流れを引き継ぐ / 学校統廃合を進めれば地域から子どもが去る

「『地方消滅 2』を読みました。結論から言いますと、完全に的が外れています」 「どんなところが外れているのですか?」 「前回も言いましたが、原因究明を全く行っていません」 「マンションが傾いているという話でしたよね。どうして、傾いてしまったのですか? […]

  • 2024年12月21日

『地方消滅 2』(中公新書) ―― 原因について何も語られていない / 人口減は構造的な問題として捉える必要あり

「『地方消滅 2』(中公新書)という本が最近出ましたので、早速買ってきました」 「いつ出版されたのですか?」 「人口戦略会議の編著で、今年の11月25日付で出版となっています」 「つい、最近なんですね」 「その冒頭に、こう書かれています。現在の基調が […]