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歴史

  • 2022年6月21日
  • 2022年6月21日

「国際的分断時代」(2) ―― 分断の根本原因を人類の歴史に求める / 独裁国家を国際社会から排除しない限り、世界平和は訪れない

「動植物はきちんと棲み分けて共存共栄を図っているのに、どうして人間は仲良く出来ないのでしょうか?」 「最初から、胸元への剛速球という感じの質問ですね。私は、人類の歩みにその答えがあると思っています」 「人類と言っているのは、ホモ・サピエンスですよね。 […]

  • 2022年4月30日
  • 2022年4月30日

「絶対的に平和な時代」は理論的にあり得ない ―― 大局観に基づく国家戦略構築の時

「春の叙勲者が発表されましたね、その中に、元衆院議長の伊吹文明氏がいますが、彼が今の国会議員にということで「目先のことよりも長い目で、日本のことを考えて意見を言って欲しい」と言っています」 「いわゆる大所高所から見る大切さ、つまり大局観を持つことが大 […]

  • 2022年4月12日
  • 2022年4月12日

左翼が見逃した戦後の民主化改革 ―― 封建的遺物がなくなり、社会主義革命の存在理由がなくなった瞬間

「「連合赤軍」事件って、知っていますか?」 「聞いたことがあるという程度です。時代的には、かなり前の話でしょ。いつ頃ですか?」 「1970年代ですね」 「60年安保、70年安保の頃ですね。私が生まれる以前のことですが、言葉だけは知っています」 「私も […]

  • 2022年1月25日
  • 2022年1月25日

相撲は、日本の伝統文化  ―― その根底には「武士道精神」が流れる

「大相撲が終わってしまいましたね」 「優勝した御嶽海関には失礼かもしれませんが、意外な結果で終わりましたね。ただ、12日あたりからは気迫が出ていましたけどね」 「照ノ富士がまた優勝するかと思いましたけど……」 「前半でかなりスタミナを消耗する取り組み […]

  • 2022年1月13日
  • 2022年1月13日

追悼 半藤一利氏の『昭和史』を読む / 日本人の弱点――「大局観が全くない、複眼的な考え方がほとんど不在」(半藤一利)

「半藤一利氏が亡くなってもう1年経つのですね」 「よく思い出しましたね」 「今日(1/12)の朝のNHKの番組で放送していたので、それで知ったのです」 「私もそれを見ていましたが、東京大空襲を経験していらっしゃるんですね。ただ、そのことをずっと話さな […]

  • 2021年12月30日
  • 2021年12月31日

憲法十七条には立憲主義の考え方が込められている ―― 世界で最初の憲法 / 「和」の精神は時代を経て現代にまで受け継がれている

「いよいよ、今年も残り少なくなってまいりました。今年最後のブログとなってしまいました。今年は、オリンピック・パラリンピックとコロナですかね。象徴的な出来事は」 「オリンピックは何か遠い昔の事のような不思議な感覚がします。そう言えば、という感覚です。コ […]

  • 2021年12月28日
  • 2021年12月28日

日出る処の天子 ―― 1400年御聖忌にちなんで / 日本という国名が定まる約100年前に活躍

「今、聖徳太子の御聖忌特別展がサントリー美術館で開催されているのですが、ご存じですか?」 「いえ、存じ上げていません」 「変な日本語を使わないように(笑)。サントリー美術館開館60周年を記念しての展示会ということですが、ちょうど聖徳太子が亡くなられて […]

  • 2021年12月23日

日本の歴史は、皇統とともにある ―― 日本は世界最古の王朝 / 皇統は日本の文化・伝統でもある

「上皇さまが88歳の米寿ということで、お元気そうで何よりですね」 「ちょうどタイミング良く、昨日、安定的な皇位継承策を議論する政府の有識者会議の報告書が出されました。上皇さまも少し安心された内容になったのではないかと思っています」 「今までは、女性天 […]

  • 2021年10月11日
  • 2021年10月11日

「選択的夫婦別姓制度」(夫婦子供別姓制度)を選挙の政策に使う愚 / 夫婦同姓は2000年の歴史の重みがある日本のアイデンティティそのもの

「今年1月に亡くなられた半藤一利さんが「日本人よ、しっかり勉強しよう」という言葉を最後に遺しています」 「「最後に」というのは、どういう意味でしょうか?」 「彼の名前が入った最後の出版物が『太平洋戦争への道』(NHK出版新書、2021年)だったのです […]

  • 2021年10月6日

少子化問題に取り組むためには、大局観をもつことが大事 ―― 予算を付けて解決する問題にあらず

「昨日のブログの話ですが、戦争の名称が定まっていないという話、ちょっとショックでした」 「実はそうなんです。教科書(山川出版社)の書き方を紹介すると「第二次世界大戦の重要な一環をなす太平洋戦争」とあります」 「何か、それも苦しい書き方のような気がしま […]