ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。
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教育関係のニュース

  • 2024年8月29日

教員採用が危機的状況 ―— 教育軽視政策の転換を考える時 / 新任をいきなり現場に放り出すのは乱暴

「文科省が35人学級や教科担任制の拡充のため、来年度7,700人増員の方針を打ち出しました」 「全国で7,700人増やすという意味ですよね」 「そうですね。単純に教員を増やすだけではなく、生徒指導担当教員を全校に配置したり管理職をサポートする人材を配 […]

  • 2024年8月24日

共学の問題は、男女の脳の特性を考慮して論ずべき ―— 男女別学によって女子の理系選択者は増える / 男女で脳の構造が違う

「昨日(8/23)の『産経』の3面トップは埼玉県の県立高校の共学問題でしたね」 「共学を推進するというのが県教育委員会の見解ですが、実施予定については言及がなかったとのこと」 「共学を推進すると言いながら、別学支持者に対しても配慮をするという、玉虫色 […]

  • 2024年8月17日
  • 2024年8月17日

中学受験者数と受験率が過去最高に ―— 首都圏23.3%、関西圏10.6% / 「ゆとり教育」が中学受験を増やした

「中学受験者のパーセンテージが上がっているそうです」 「上の子が4年生ですので、悩んでいます」 「近くの公立中学では駄目なんですか?」 「それも選択肢の1つです。そこも含めて親子で検討中です」 「準備はしているのですか?」 「学力が必要ですので、塾に […]

  • 2024年7月20日

俄かに出てきた学校プール問題 ―— プールの維持・管理には手間暇がかかる / プール廃止の波が広がっている

「お子さんが通っている学校では、プールを使っての授業はあるのですか?」 「水泳の用意を持って登校することがありますので、行っていると思いますけど、何か……?」 「学校プール廃止の波がいろんな処から起きているのです」 「えっ、そうなんですか。死亡事故が […]

  • 2024年7月13日

国立大学の学費問題を考える ―— 国立大学法人化の意味 / 文系、理系の枠組みを外すことが国際化の第一歩

「国立大学の学費を値上げするという話が出ています」 「心配ですか?」 「子供を持つ親として、大学の学費は気になるところです」 「まあ、そうでしょうね。本来は、親御さんにそういう心配をさせてはいけないと思っています」 「国立大学の学費を国が「標準額」と […]

  • 2024年6月27日

高校の文・理コース分けは時代に合わない ―— 文理分けによって80%の子供が数学を放棄している / AI社会に必要な人材を育成できなくなる

「俯瞰力という話が前回ありましたが、意味的に少し分かりにくいと思いました」 「成る程。英訳を紹介します。英語では、birds eye view という表現をします。鳥のように高くから眺めれば、違ったものが見えると言っています」 「ただ、本来はポジショ […]

  • 2024年5月28日
  • 2024年5月28日

教員「残業代」10%に引き上げ案 ―— 教員の指導技術の向上をどうするか / 教師を指導できるプロコーチ養成の機関を

「週末に暑くなって、週のはじめに天気が崩れるというパターンが続いています」 「先週はついに30℃を全国各地軒並み超えましたね」 「今年の夏も猛暑ということらしいですね」 「実は先日の土曜日、子供の運動会だったので、休暇を取って朝から面倒を見ました」 […]

  • 2024年5月23日
  • 2024年5月23日

21世紀の大学の在り方を考える(1) ―— 日本の大学は教授ありきでスタート / 地域に開かれた大学の創造を

「世界大学ランキングなんていうのが、あるんですね」 「イギリスの教育データ機関が毎年発表しています。日本人は、こういうランキングが好きなので、新聞はすぐ報道します」 「日本の大学が何校入ったか、一番の上位校はどこか、気になります」 「意味がないのでは […]

  • 2024年5月14日

『男の子の脳、女の子の脳』(1) ―— 脳にも性別がある / 男と女は脳の構造も機能も違う

「翻訳本ですが『男の子の脳 女の子の脳』(草思社、2006)という書を紹介したいと思います。本の写真は下に載せました。」 「結構、前に出版されたのですね」 「そうですね。18年前ですからね。著者のレナード・サックス氏は内科医であり、心理学者です。全米 […]

  • 2024年4月2日

アメリカ経済の好調さの秘密は教育にあり ―— 州によって教育課程が違う / キリスト教と愛国心が共通基盤

「経済と教育は一見つながらないように思うのですが、……」 「経済学と教育学は別の学問体系だということを頑なに考えれば、繋げて考えることはある意味おかしいということになるでしょうね」 「だけど、敢えて繋げて考えなさいというのが、先生のお考えですよね」 […]