ようこそ日本の危機へ!このブログでは主に最新のニュース、政治、教育問題を取り上げております。
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歴史

  • 2023年11月11日

明治維新期をふり返る(3) ―— 祭政一致が日本のアイデンティティ / 地方分権が日本のかたち

「明治維新期というのは、黒船来航から西南戦争までと考えると教科書に書いてありましたけど……」 「いろんな考え方があって良いと思っています。ただ、それは、あくまでも現象面を見ての判断ですよね。現象を動かしている本質的なことを捉まえる必要があります」 「 […]

  • 2023年11月9日
  • 2023年11月10日

明治維新期を振り返る(2) ―— 転機となったのが日米修好通商条約の締結 / 明治維新は革命にあらず

「明治維新期をいつからと考えていますか?」 「良い質問ですね。これは、明治維新をどう捉えるかということと絡んでくるのですが、見解が分かれています。私は、日米修好通商条約の年からと思っています」 「昨日はぺリー来航とおっしゃっていましたよね」 「ペリー […]

  • 2023年11月7日
  • 2023年11月9日

明治維新期を振り返る(1) ―— ペリーは友好的であった / 教育水準が高かったため、開国に耐えることができた

「たまには、歴史の話題を。今日から明治維新について深めていきたいと思います」 「歴史は好きな教科でしたから大丈夫ですよ。ただ、なぜ明治維新なんですか?」 「明治維新期に日本が西洋文明にどのように接し、どのように対処したのか、改めて見直す必要があると思 […]

  • 2023年9月30日

ウクライナの歴史(2) ―― ソ連邦崩壊に伴ってウクライナが独立 / マイダン革命からゼレンスキー大統領誕生まで

「ウクライナの東部4州をロシアが併合してから今日(9/30)で1年経つのですね」 「ただ、4州併合したと言っても、侵攻直前に承認した東部2州ですら制圧していません。南部を含む4州は完全に不制圧です」 「現地では、住民投票が始まったとのこと。まだ、住ん […]

  • 2023年9月28日

ウクライナの苦難の歴史を探る(1) ―― 「ルーシ」からウクライナへ / 第二次世界大戦で一番多くの犠牲者を出したのがウクライナ

「ウクライナがクリミア半島にあるロシアの指令部を破壊したというニュースが入ってきましたが、戦争は激しくなるばかりだと思っています」 「様々な情報を総合すると、ロシアに段々余裕が無くなってきているのが分かります」 「北朝鮮との首脳会談ですか?前におっし […]

  • 2023年9月26日
  • 2023年9月26日

大阪城よもやま話 ―― 戦国三英傑が関わっている城 / 本格的な石垣の城は信長から始まる

「NHKの「どうする家康」、観てますよね。私の中の秀吉のイメージがあのドラマで随分変わってしまったのですが、彼はああいう感じの人だったのでしょうか?」 「確か前にも、このブログでそんなことを話題にしたと思いますが、硬軟を上手く使い分ける人だと思います […]

  • 2023年8月17日

帝国憲法を読み解く ―― 日本の国情に合わない言葉――主権 / 概念規定より、実態を重視する必要あり

「前回の続きで行きましょうか」 「明治憲法ですよね」 「憲法学者の樋口陽一東大名誉教授が「明治憲法をだめと言い続けて反省している。当時の基準で見れば立派な憲法だった」と言っています」 「私の記憶では、明治憲法は常に日本国憲法と比較されて教えられた気が […]

  • 2023年8月15日
  • 2023年8月15日

大日本帝国憲法がすべての元凶であるかのような風潮 —― 「統治」の意味を明治の憲法学者たちが曲解

「8月15日、今日は終戦記念日ですね」 「今年は、台風直撃の日となってしまいました」 「戦没者追悼式を執り止めた県もあるみたいですね」 「戦後78年、遺族も高齢化が進み、戦争を直接体験した人の数も少なくなってきました。そういうこともあって、なぜ日本が […]

  • 2023年8月12日

バラバラの態勢で太平洋戦争に突入する ―― 日露戦争の勝利を境に自分を見失う / 戦争に勝って得た満州が「火種」となる

「先般の戦争について、きちんと総括がなされていないという話でした」 「前回、複合戦争と言いましたが、様々な戦争が絡み合い、さらにそこに様々なものが要因として絡み合っているからでしょうね」 「そもそも、戦争の原因について解明する気持ちがあるのですか?」 […]

  • 2023年8月10日

先の戦争を考える ―― 複合戦争という捉え方 / 奇妙で支離滅裂的な動き

「終戦記念日が近づいてきましたね」 「日本が始めた戦争、その戦争に敗けて、戦争が終わった。それを記念日と呼ぶことに違和感をもっています」 「敢えて弁護すれば、その日を境にして戦火を交えなくても良くなったことは確かですよね」 「それは喜ばしいことだから […]